停電ごっこで家族みんなの防災意識を高める！非常食ディナーや反省点

阪神・淡路大震災から26年…

１月17日で阪神・淡路大震災から26年でしたね。小学１年生の息子が下校してきて突然「1995年におっきい地震あったの知ってる？」と聞いてきました。どうやら学校で阪神・淡路大震災のお話を聞いたようです。

2018年の大阪府北部地震のときも息子は５歳だったので、あまり記憶にない様子。

今後、この子たちが生きている間に南海トラフ等大きい地震がくる可能性も十分あるし、夫婦で相談して地震の話を家族ですることにしました。当時のニュースをみんなで見たり、地震でこんなことが怖かった、不便だった、大変だったと話しました。

そして、わが家で毎年９月１日防災の日にやっている停電ごっこを急遽やることに！

まずは防災バッグの中身を点検

まずは明るい時間にバッグの中身を全部出して点検です。出てきます、賞味期限切れのお菓子や水。新しい非常食を詰め替えて足りない物を追加！

娘が生まれたので娘用のオムツやお尻拭き（これは手拭きにもなるし、洗顔・メイク落としにも使えます）、あとマスクも追加しました。

夕方まで時間もあったので足りない物を100均へ買い出しに！簡易トイレと電池、スリッパ（避難所であると便利と聞いたので）を購入しました。

日没後、停電ごっこ開始！！！

今まで何回か停電ごっこはやっているのですが、いつも水道から水を出して手を普通に洗ったり、非常食温めるのに電子レンジ使ったり…ゆ～るゆるの停電ごっこだったので今回は本気でやろう！と意気込み、何の用意もせずに突然停電、断水の設定でスタート！！

すると、停電直後に事件発生…

アレどこーーー？？

停電直後、ダイニングテーブル横の収納棚からランタンを取り出しスイッチオン！とりあえず一つ明かりを確保！したところまではよかったんですが…。

カセットガスコンロと非常用のお水を取りに別の部屋に行こうとした旦那さんが「アレどこー？アレアレ。ヘッドライト前買ったやん！」と。

懐中電灯とかと一緒にまとめて置いておいたはずなのにそこにない！！停電直後からいきなり険悪ムード。10分ぐらい暗がりの中探しましたが見当たらず。

どうやら息子が勝手に遊んで使っていたみたいで他の部屋の隅っこに落ちてました。さっそく怒られる息子。大切なものだから今度から遊ばないでねと話しました。

非常食ディナー☆

無事にヘッドライトが見つかり、それを頭に装着した旦那さんがカセットガスコンロとボンベ、水、非常食を持ってきてくれました。私はその間、ランタンの明かりで娘に授乳。息子も頑張って手伝ってくれて夕食の準備です。

今夜のメニューは
・レトルトご飯
・レトルトカレー
・カップ焼きそば
・鯖缶
・水
以上！！！ちなみにほとんど賞味期限切れorギリギリでした…。

断水なので食器類は洗えません。使い捨てのスプーンや割りばしを使い、大きな紙皿はなかったのでお皿の上にラップをつけて使いました。これでお皿は汚れない！

そしてカセットガスコンロで水を沸かします。焼きそばはすぐに完成したのですが、レトルトご飯を湯煎するときにまたまた問題発生！

電子レンジなら２、３分のチンで済むのに湯煎だと約18分って書いてあるー！！大人２人で衝撃を受けました。カレーがなかなか食べられへんなぁと…。

表記に従い、レトルトご飯の蓋をはがさず、蓋の面を上にして入れ、鍋の蓋をせずに18分ほど加熱。開けてみると中心がまだ固い！？？湯煎での調理はなかなか時間がかかりました…。

でも、なんとかカレーも完成！停電中でも温かいご飯が食べられるって幸せ～とホッとしました。

反省点はたくさん～！！

いつもより本気で停電ごっこしたので勉強不足なことばかりでした…。

今回の反省点は
１．非常時の道具収納場所の周知徹底
２．ローリングストックの強化
３．非常食調理方法の勉強不足
ですね。

１は、家族みんなで片付けしながら確認しました。息子にも大切な道具だから遊ばないでねと念押し！懐中電灯に蓄光テープを貼っておくのもいいかも♪

２は、年に３回ほど停電ごっこの日を設定してそのときにストックしている缶詰やレトルト食品の賞味期限を確かめようということになりました。

３は、レトルトご飯を湯煎するのに貴重なガスボンベを無駄にしない方がいいやんな？と旦那さんと話し合い、ネットで時短方法を検索。パックのまま湯煎するとどうしても時間がかかってしまうので、次回は加熱しても大丈夫なビニール袋にレトルトご飯を移して湯煎する方法を試してみようということになりました。

息子は暗い中、めったに食べられないカップ焼きそばを食べて手巻きラジオで遊んだり楽しそうにしていました。娘は停電とか関係なく、大きい方を盛大にして懐中電灯でオムツ替えをすると服に漏れてしまうという事件も…。

息子はまたやりたい！と言ってくれたし、こうやってごっこ遊びを通して防災意識を家族みんなで高めていけたらなと思います。