/ 2021.02.17

炭水化物ファースト

4歳と2歳の息子たちは、お米やパンが大好き。食事(炭水化物・汁もの・おかず)を出すと、真っ先に炭水化物から食べ始めます。

息子たちのいとこ(私の姪っ子)も離乳食期からお米大好きで、年長さんになった今も炊き立てご飯なら2杯くらいおいしそうに食べています。まわりをみても、ご飯やパンが大好きなお友だちが多い印象です。

それはそれでいいことですが、おかずもしっかり食べていますか?炭水化物でお腹がいっぱいになって、おかずや汁ものは残しがち…なんてことはないでしょうか?

長男の食べる順番は、ご飯 → メインのおかず(特にお肉大好き) → 野菜系のおかず・汁もの。

ご飯は勢いよく食べるのですが、だんだんペースダウン。ご飯とメインでお腹もだいぶ満たされ、メニューにもよりますが副菜や汁ものを食べるときはかなりゆっくりに。

私が「残すなんて、もったいない」・「残されたら、料理もママも悲しい」・「ぜんぶ食べたほうがカッコいい」・「食べ終わったら、なにかデザート食べていいよ」など発破をかけて、長男も頑張って完食という感じです。

次男の場合、ごはん → 汁もの。それで「ご馳走様」の合図をしてきます…。メインや野菜系のおかずにあんまり興味なく、2歳児の自我の強さや交渉の難しさもあって、バランスよく食べれていないのが現状です。

いつかは…?

私が小学生の頃、よく両親に「三角食べしなさい」と言われていました。はじめはなかなかできませんでしたが、だんだん三角食べが定着してきて、そのほうがいろいろな味を堪能できると思えました。

好き嫌いも変わるものです。子どものときは苦手だったものが、ある程度の年齢になって突然食べれるようになり、むしろ好物になることも少なくありません。

今回の子どもの炭水化物ファースト、大人だって炭水化物は大好きです。なんなら米さえ食べていれば大丈夫!・成長に伴ってバランスよく食べれるようになる、そんなポジティブな声も聞こえてきそうです。

私も、いつか(小学生くらいには)まんべんなく食べてくれることを期待しています。

その一方で、今の幼児期になにか工夫できないだろうかと考えていました。空腹時に炭水化物にくらいついたら血糖値が一気に上がるだろうし、せっかくメイン・副菜・汁ものも作っているのでおいしく食べてほしいし、何より栄養のために!

空腹時が絶好のタイミング

よく「空腹が最高のごちそう」・「空腹こそが最高のスパイス」といった表現がありますよね。まさにその通りで、もれなく幼児にもあてはまります。

子どもに「お腹へった~」と言われたとき、これまではご飯もおかずもワンプレートに全て盛り付けて出していたり、まだ準備中のときは小さなパンやおにぎりを差し出したりしていました。

今では、炭水化物を最初から出さずに、メイン・副菜・汁ものをあげています(ワンプレートのご飯スペースは空のまま)。

当然「ごはん食べたいー!!」と言われますが、猫舌の息子たちに「もちろんご飯あげる。でも、いま炊き立てで、ものすごく熱いの。まず今はおかずを食べながら、冷めるのを待とうね」と声がけします。

すると、長男は納得しておかずや汁ものから食べ始め、次男も「あっちっちー」と言って理解して(たぶん)、前よりはおかずも食べるようになりました。

まだ食事ができあがってないときに何か食べたいと言われたときは、チーズ・ちくわ・魚肉ソーセージなど、なるべくタンパク質がとれてお腹にたまらないものをあげています。

あるいは、茹でたブロッコリーを常備し、それを差し出します。それでも「もっと~」と言われたときは、できあがったおかずから少しずつ取り分けます。

だいぶ知られている「食べる順ダイエット」と似ていますね!しめに炭水化物を。

子どもの空腹時こそ、ママの味方に!

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エシカルマンマさん

家族:夫、息子2人(2歳・5歳)
宮城県仙台市出身、東京都在住。2011年の東日本大震災をきっかけに、エシカルな仕事をしたいと決意。2015年に一般社団法人エシカル協会の立ち上げから携わり、エシカル消費の普及啓発の活動をしています。エシカル子育てを日々考え、楽しみながら試行錯誤中。

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