/ 2021.04.30

こんにちは、αです。下の子が生まれて、上の子のメンタル状況が心配になる出来事が、実は多々ありました。その中で、「赤ちゃん返り」と思われる行動があり、かなり手を焼きました…いや、焼いています(現在進行形です)。

そんな子育て・子育ち・親育ち真っただ中のわが家。私も夫も、日々悩み、たくさん試行錯誤しながら、上の子への接し方、声掛けなど、できそうな所から実践している真っ最中です。

今回は、先輩ママさんパパさんから「上の子の赤ちゃん返り」への具体的なアドバイスをもらったので共有したいと思います。

そして、私の様に日々悩んでいる人に、「無理をしない」「吐き出す」「頑張りすぎない」をお伝えできればと思います。

《わが家の家族成分表示》
●夫…ユーモア、優しさ、子どもたちへの無償の愛、腰の低さ、お絵かき
●私…お笑い、甘いもの、お得情報、メンタル豆腐
●長女(5歳)…優しさ、ユーモア、うんてい、縄跳び、プリンセス、虹色ハート、キラキラ
●次女(0歳)…ずりばい、体力、天使のほほえみ、音の鳴るおもちゃ、お姉ちゃんラブ

わが家の姉妹は5歳差姉妹です。2~3歳のイヤイヤ期を過ぎて、そろそろ落ち着いてきたかな?というタイミングで、第2子を授かりました。

私の勝手な先入観で、5歳も年が離れていると、お姉ちゃんとしてしっかりお手伝いをしてくれたり、妹をかわいがってくれると思っていました。

しかし、この5歳という年齢、いろいろなことが分かってくる歳でもあり、自分を意識的にも無意識的にもコントロールしてしまう年齢なのではないかと思います。

まさに、わが家の長女は、不安感の強いタイプだったようで、本当…「もろ」でした(詳しくは、別の記事で紹介できればと思っています)。

そんな、わが家の「上の子の赤ちゃん返り」「下の子、上の子問題」。目の前に希望の光がなかなか見つけられないような状況に共感し一緒に悩んでくれた先輩ママ・パパに感謝すると共に、ためになったアドバイスを共有します。

【1】短時間のラブラブタイムを作る

下の子が生まれると、どうしても、下の子に時間が取られてしまいがち。。。これは、どうしても、仕方ないことですよね。でも、長時間ではなくても、短時間でも「ぎゅっ」タイムを作るのはいかがでしょうか。

例えば、朝まだ下の子が寝ている時間に、上の子を布団の中で「ぎゅっ」。下の子が一人遊びをしている間に、上の子を膝の上にのせて「ぎゅっ」。

時間をかけてじっくり遊んであげる事も、できればしたいけれど、それも難しいときは、短時間でも、濃厚なラブラブタイムを作るように心がけています。

そうすることで、ポツリ、ポツリと長女が感じていることが、そのときの思いを話してくれることがあります。そのときは「うん、うん、そうだね」と共感して、お話を聞いてあげます。

【2】「大好きだよ」と言葉で伝える

伝わっているようで、伝わっていないことってないですか?正直、わが家では結構あるな…と感じています。

お恥ずかしながら、これはきっと大人(夫)へも言えることだと思っているので、なるべく、夫にも言葉で感謝の気持ちや愛情を伝えるように努めています。努力義務かな?

なので、感謝の気持ちや、愛しているよ、大好きだよ、大切に思っているよという事を、長女にはしっかり言葉でも伝えてあげるよう、心がけています。

先ほどの、【1】のシチュエーションで、「大好きだよ」「愛しているよ」(根っからの日本人なので、愛しているは少し照れくさいのですが、子どもにだったら、結構すんなり言えちゃう不思議w)を言葉にして伝えたり、また普段の会話でも「ママの大切な〇〇(ちゃん)」と声をかけてみたり、何かお手伝いをしてくれたり、助けてくれたときには、「ありがとう!本当に助かったよ。」「ありがとう!〇〇(ちゃん)がいてくれて良かった。」と少し大げさかもしれませんが、言葉で気持ちを伝えるようにしています。

すると、本当にうれしそうな笑顔をみせてくれたり、長女からも「〇〇も、ママ大好きよ」や、「〇〇の大切なママ」とお返しのラブラブワードをもらえたりして、こちらまで愛情を注いで貰っています。

【3】上の子が赤ちゃんだったときの写真を一緒に見る

わが家では、「みてね」というアルバムアプリに子どもの写真を入れて管理しています。夫や遠方に暮らす家族とも写真を共有できるので、本当に便利です。

その「みてね」に入れてある、長女の赤ちゃんだった頃の写真を時々、一緒に見る。

今は、目の前の赤ちゃんに手がかかって、「ママもパパも赤ちゃんばっかり…」の上の子の気持ちが、「自分にもこんな時期があったんだ」と言うことを再認識でき、また、「こんなに手をかけて、大切に育ててくれたんだ」ということを、写真を通して、少し客観視できるのかもしれません。

また、親側も上の子が赤ちゃんだった時の事を思い出したり、小さいときはこんなだったよ、あんなだったよ、と話してあげられる機会にもなったり。

また、まだ「この子も、大きくなったと思っているけれど、まだ生まれて5年しかたっていないんだ…まだまだ甘えたいよね、まだまだわがままも言いたいよね。」と再認識する良い機会になりました。

親子ともども、「あのとき」を振り返ることができる、すてきな時間になれば良いなと思います。

うっかり(?)「かわいかったね」なんて過去形で話してしまう事もありますが「この頃も(「も」を強調)かわいかったね」と言い直したり。

わが家の姉妹は、完全に夫似。なので、長女の赤ちゃんの写真と次女の(赤ちゃんの)今の写真、そして、夫の赤ちゃんだった頃の写真3枚並べて、どれが誰かを当てっこしたりもしながら、楽しく写真を眺めています。

【4】「どっちがかわいい?」には具体的にかわいいところを伝える

よく聞かれます、この質問。「〇〇(自分のこと)と、〇〇(妹)どっちがかわいい?(もしくはどっちが好き?)」

もちろん、どっちも大好きだし、どっちもかわいい!!

しかし、その答えを上の子が望んでいるのではない…かと思っています。自分がかわいい。自分が好きと言ってもらいたい。

だからこそ、下の子のかわいいところも交えつつ、上の子のかわいいところを《具体的に》伝えるようにしています。

例えば、下の子はまだまだ赤ちゃんだから、バブバブしているところとか、赤ちゃんだから、少しでも何かができるようになったり、それができたときにうれしそう喜ぶ姿を見ると、かわいいなって思うよ。

でも〇〇(上の子)は、とってもおしゃべりが上手で、今日あったことをママにお話ししてくれるところとか、言葉で気持ちを伝えてくれるときとか、塗り絵やお手紙、工作作品を見せてくれるところとか、鉄棒やうんてい、縄跳びを一生懸命、挑戦している姿も、とってもかわいいと思うよ。

とできるだけ《具体的に》かわいいと思うところや、褒めてあげたいところを説明するようにしています。

そうすると、「あ、ちゃんと自分のことも見ててくれているんだ」っていうのも、伝わるかもしれません。「特別感」が伝わるように話ができると良いなと思いながらお話しています。

【5】パパにも協力してもらう

パパにも協力を仰ぎましょう!お仕事が忙しいパパ、子どもと遊ぶのが得意でないパパもいると思いますが、まずは、パパに許容してもらいましょう。

●家事の手を抜く(パパには許容してもらう)ご飯を作らない、掃除をしない、その時間を上の子と過ごす
●家事をパパにやってもらい、上の子との時間を作る
●休日に授乳を済ませ、上の子とお外でおもいっきり遊ぶ時間を作る
などなど。

もちろん、毎日は難しいので、わが家はパパと相談してできそうなところから取り入れています。

全部やっても、ダメなときはある!

最後の最後に身もふたもないことを言ってしまいましたが(汗)、一時期私は、なかなかうまく行かなくて…

「正論は分かってる。」
「全部やってる。」

でも、自分の子には通用しないんだよ。何が正解なの?誰も正解なんて、知らないじゃないかー(涙)と大荒れしてました。

そうなんです、全部やっても上手く行くとは限りません。「上手く行かない」が積み重なって、私自身が疲弊してしまっていました。

うまく行かないときもあれば上手く行くときもある。だからこそ…

無理しない。「ま、いっか」も必要

まずは自分自身が無理しないことも、結構大切だと思っています。「今日も生きている、それだけでオッケー」っていう時期があってもいいんじゃないかと。

上記に挙げた方法、上手く行かなくても、今はオッケー。

「気持ち的にオッケーじゃない」ときは、少し考え方を変えて「愛情貯金をしている」つもりで、きっといつか花開く栄養になってくれると、そう信じて、貯金してるつもりで(笑)愛情を注ぐように心がけています。

大人に色んな不調が出てきちゃうと、それを子どもも敏感にキャッチしているような気がします(きっと、わが家だけではないはず…)。

なので、まずは大人が無理しないことも大切かなと最近、よく思います。何をすれば気が楽になるのか、気分が良いのかは人によって違うと思いますが、大人も上手に気分転換できると良いなと思うこの頃です。

私の場合、なるべくストレスをためないように、先輩ママ・パパの他に私は以下の人たちにも頼ったり、お世話になったり、吐き出させてもらったりしています。

●保育園の先生・・・お話しやすい雰囲気の先生。良く話しかけてくれる先生。同年代子供を持つ先生。等
●子育てネットワーク・・・コロナ禍の中でも、zoomを使った話し合いの場を設けて下さったり、調べてみると、今まで知らなかったネットワークがある事を知りました。そこでは、看護師さんや保育士さんなど、専門的な知識をお持ちの方からのアドバイスを聞けたりと、とても有意義でした。
●地域の子育て広場の職員さん・・・色々と話しかけて下さる”おばあちゃん”的な職員さん。受け止めて下さるだけでもありがたかったです。
●シッターさん・・・わが家は時々、シッターさんをお願いしています。料金が高額なので、しょっちゅうは頼めませんが、とても信頼しているシッターさんに、色々とお話を聞いてもらいつつ、家事・育児を助けてもらっています。
●心療内科のドクター・・・長女は色々な心の不調が体にも出てきて、色々調べて、小児科にも心療内科がある事を知りました。すぐに心療内科の先生に診てもらうのは難しいようですが、そういった方法もある事を、知識として持っておくと、少し気持ちが違うかも知れません。

明けない夜はない、やまない雨はない(私もそう自分に言い聞かせながら) 「こんな大変なときもあったね」といつか笑って話せる日が来ますように…

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αさん

6歳年上の夫と、夫と瓜二つの長女と次女の4人暮らし。ちょっとおっちょこちょいな働くママです。育児も家事も仕事も楽しく☆1日1回は大笑いしたい(笑)

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