2021.04.21 / 2021.04.22
家族そろって海外生活を始めて、早3年半。それなりの期間がたちましたが、このたび初めての出来事が起きました。
ある日曜日の朝、急に吐き気が襲ってきたのです。家族の中でも、一番病気になりにくい私が…なぜ?!と思いながら、立っているのが辛かったので、子どもたちを主人に任せて、しばらく横になることに。
休ませてもらったおかげで、ランチの時間には普通に食事ができるくらいに復活。
「さっきのは一体何だったんだろう…?」と不思議に思いながら、昼食の材料も大して家になかったので、外でランチをしました。
芋づる式に…
食後30分ほどで帰宅したところ、次女が「気持ち悪い…。」と横になったまま、起き上がるのがしんどそうな様子。その数時間後、今度は長女がダウン。次女は夕食前よりは、だいぶ復活してきたな~と思っていたら、ベッドに入った途端に悪化。
そして、その数十分後に、夫婦ともにダウンし、誰も看病できない悲惨な状態になってしまいました。
これは間違いなく…
ここまで同じタイミングで、家族全員吐き気に襲われたので、間違いなく食中毒だったと思います。
ただ、朝の数時間、私だけ予兆があったこともあり、具体的に何が当たったのかは素人には分からずじまい。
私の症状は特にひどく、眠くても眠れぬ夜を過ごすことに。翌朝、何とか長女の弁当を作り、スクールバスの見送りをしたところで、完全に燃料切れ。
「微熱があるから」と幼稚園を休ませた次女(微熱だけで、とっても元気)に看病されながら、1日中、ベッドの中で過ごしました。
次女は誰も遊んでくれないので、不満そうだったけれど、ママが辛そうなのも分かっているから文句も言えず…まだ小さいのに、いっぱい我慢させてしまいました。ごめんよぉ。
久々の「お腹が空いた~」
翌日くらいから、ようやく「お腹が空いた~」という感覚が出てきました。
でも、気分はおかゆ。ベトナムでは、日常的におかゆが食べられているので、ネットで調べたところ、おいしそうなお店がいくつも出てきました。
そして選んだお店がこちら↓
店名になっている「cháo」はベトナム語で「おかゆ」、「mực」は「イカ」。でも、メニューを見ると、cháo mựcが約80円なのに、豚肉入りは倍以上する!(と言っても100円台ですが)
私の印象では、豚肉はシーフードより安いイメージだったので、この値付けのからくりがいまいち理解できず、「じゃあ両方頼んで比べてみよう!」と、イカと豚、両方を注文してみました。
店員さんが食材を指しながら「これは入れる?」と聞いてくれました(ベトナム語が分からないので、あくまで予想)。もやしや肝などのトッピングを自分の好みに合わせて追加してもらいます。
そして渡されたのは、「1杯の」おかゆ。ベトナム語が話せないので、色々と突っ込んで聞くこともできず、とりあえずテイクアウトして帰宅しました。
これはリピートあり!
帰宅後、おかゆが入った容器を確認すると、注文した「イカ」も「豚肉」もちゃんと入っていました。
日本のおかゆと比べると、味はしっかりついていますが、トロトロで消化には良さそう。イカと豚肉の出汁が出ていて、日本人でも「おいしい!」と感じられるものでした。
こんな「THEローカル」なお店で、衛生面が全く不安でなかったかというと嘘になりますが、翌日以降も体調を崩すことなく、むしろちゃんと回復していったので、また身体がおかゆを求めているときはリピートしたいです。
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sariさん
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夫、7歳&5歳の娘と4人で海外生活中。シンガポールとベトナムでの子育てや仕事の経験をもとに、アジアの子連れ観光スポットや、現地の教育事情など、日本にいる方にもきっとタメになる情報をお伝えしていきます。