2021.06.09
草花も昆虫も豊富で気候も良い季節になり、わが家の7歳&2歳兄弟も、外遊びや生き物・植物に出会う機会が格段に増えてきました。
そこで、去年フライングタイガーで買った「虫かご(伸縮)」が今、大活躍しています。220円というプチプラに惹かれてなんとなく買ったのですが、お値段以上の働きっぷりで、今や公園遊びには必ずお供させるほど。
そこで、いろいろな場面で使ってみてこれ良い!と思ったポイント5つと注意点を紹介します。
1. 観察しやすい
小さなケースの中に閉じ込めるので、至近距離で観察しやすくなります。
2枚付いている蓋は虫眼鏡になっているので、中の物が大きく、より細部まで見えます。
ケース外(上)とケース内(下)の写真を見比べると…
すごく大きくクリアに見える、というほどではないですが、上下左右いろんな角度から、近くで大きく見え、図鑑と見比べたり、動きを観察したり楽しめます。
女王アリのお尻のあたりの毛のようなフサフサ、昆虫たちの細かな手足の動きや、ミミズの先端部分の動きなど、私も初めて見て面白かったです。
植物の細部を見るのも面白いです。蓋を外して虫眼鏡部分だけ使っても良いし、中に入れれば風で揺れたり動いたりしない分じっくり見れます。
2. 持ち運びしやすい
ケースは、少しずつ大きさの違う3つのカップが重なっていて伸縮します。縮めるとよりコンパクトになり、持ち運びしやすいです。
もし機会があれば使おう程度の気軽さで荷物に加えやすいので、公園遊び中に偶然大きな蟻見つけた!のような時もすぐ使えて観察の機会を逃しません。
3. 観察距離を変えられる
また、入れた物と蓋の虫眼鏡の距離を伸縮で変えられるので、縮めて近付けて見ることも、広げて広範囲を見ることもできます。
4. 大きさが測れる
底に、インチとセンチメートルの目盛りがついているので、じっとしてくれればしっかり、動いていてもなんとなくの大きさが分かります。
自然界や普通の虫かごの中で大きさを測れる機会、なかなか無いですよね。
図鑑で調べた時に伝えても「ふーん」程度にスルーされますが、目の前で実物と目盛りを見比べて自分で測る実体験からなら、多少は印象に残るはず。
小2の長男はちょうど最近算数で、cmやmm、モノサシで長さを測るあたりを習っているので、復習にもなりそうです。
5. キャッチアンドリリースしやすい
長男は、バッタやダンゴムシを百均の小さな虫かごに大量に集めて、「飼いたい!」と持ち帰ってもろくに世話をしないことがあります…。
逃してあげようよ、を受け入れる気持ちになるまでに、数匹死なせてしまうことも。
この小さなケースにはたくさん入れられないので、まず同じ虫を意図なく大量に採らなくなります。一度に入れるのは多くても2-3匹。
入れて観察した後は、さすがにこの中では飼えないし、次に観察したい虫も入らないので、ゴネずにすぐ逃がせています。
注意点: 稀に出てくる(!)
3連カップがズレた隙間から小さなアリ、蓋に開いている小さな空気穴?からミミズが出てきたことがあります。
穴からいつの間にかニュルニュル出て手に触れそうだった時は、ゾッとして思わず落としてしまいました。
伸縮時にでき得る隙間や、小さな/細い生き物を入れるときは気をつけましょう。
昆虫すごいぜ!
自然界の動植物には独特の魅力があるようで、関心がむいたときの息子たちの食いつきは抜群です。
動きや造形を改めて観察すると、大人でも「へぇ〜!」となることもしばしば。
目の前で本物を見る実体験は大きいようで、その後映像や写真を見せると更に食いつき、私より詳しいほど。
生態も子どもを惹き付ける力も「昆虫すごいぜ!」を実感中のわが家、しばらく昆虫ブームが続きそうです。
weekly ranking
この記事を書いたブロガー
ブロガー一覧-
てんこさん
-
「てんてんこ」→短く「てんこ」に変更しました。家事も育児も「手軽で最適」な解決法を探して楽しくがモットー。面倒くさがり&概ね合理主義&調査工夫は得意なアラフォーママです。年少と情緒支援級の小3兄弟、転勤族の夫がいます。主にTwitterにいます。2022年11月Kindle出版しAmazon1位&ベストセラー獲得