現役薬剤師ママがオススメ！敏感な肌やベビーにも使える日焼け止め3選

こんにちは。ママとこどものおくすりやさんです。日に日に日差しが強くなってきますね。そうなると恐くなるのが、そう、紫外線による日焼けです。日焼けはシミやたるみの原因になるので恐ろしいですよね。これからの季節日焼け止めがかかせなくなってくると思います。

困ったことに私はアトピー肌で敏感なので、よく見かける日焼け止めでは肌が赤くなってしまいます。特に産前産後はホルモンバランスの乱れのせいか肌がより敏感になり、いつも使っていた日焼け止めが使えなくなり悲しくなりました。

そんな恐ろしく肌の弱い私が、探しに探して見つけた敏感な人のための日焼け止めがあるので紹介したいと思います。

「SPF」と「PA」って何？？

日焼け止めの紹介の前に少し日焼け止めに表示されている「SPF」と「PA」の話をさせていただきたいと思います。

「SPF」とは、短時間で肌に赤みや炎症を起こし、シミやそばかすにつながりやすくなるUVB（紫外線B波）を防ぐ効果指数のことです。UVBは波長が短いので肌の内部までは届きにくいですが、表面に炎症をもたらします。効果指数は数字で表され大きいほど効果が高いです。

「PA」とは一時的な黒化を引き起こし、長時間かけて肌の弾力を失わせるUVA（紫外線A波）を防ぐ効果を表す目安です。UVA波は波長が長いため肌の奥部まで届き、しわやたるみの原因になりやすいです。効果指数は+で表され、+の数が多いほど効果が高いです。

その１、ママ＆キッズ　ＵＶライトレーベル（ナチュラルサイエンス）

さて、ここから日焼け止めの紹介をさせていただきたいと思います。まず、こちらは妊婦さん向けの雑誌などでよく見かける有名なママ＆キッズシリーズの日焼け止めです。

日焼け止めの成分が直接肌に触れないようにひとつひとつ小さなカプセルに包んであるためい肌に優しいのだそうです。

乳液のようなトロっとした優しい使用感で伸びもよく、１プッシュで広範囲に塗ることができました。また、落とす際にクレンジング不要だそうです！

第一子を妊娠した際に体質が変わり、今まで使用していた日焼け止めが合わなくなったのでこちらを愛用していました。

商品は90mlボトルと200mlポンプタイプのものがあり、私は携帯用には90mlボトル、家に置いておくように200mlポンプと両方持っていました。

子どもにも自分にも使うとなるとたくさんの量が必要なので、200mlポンプはたくさん入っていて出しやすく、容量が大きい分価格もお得なので持っていて正解でした。

こちらの商品の購入方法は販売元のナチュラルサイエンスやAmazonからのネット購入、百貨店のベビーコーナーや東急ハンズ、赤ちゃん本舗などのベビー用品店からの店頭購入と多岐にわたります。割といろんなお店に置いてある印象があります。

余談ですが、この商品は中国でも非常に人気が高いらしく、私がいつも購入している横浜高島屋に行ったときには90mlの在庫がなく、原因は中国の方が爆買いしているからとのことでした。

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使用感はこんな感じ、乳液のような使用感で非常に伸びやすかったです。
SPF23　PA++　です。
UVライトレーベル90ml
UVライトレーベル200ml

その２、ドゥーエ　日焼け止め（ノンケミカル）（資生堂）

第一子の妊娠、出産後は先ほどご紹介したママ＆キッズのUVライトレーベルを愛用していた私ですが、第二子妊娠発覚時からこの日焼け止めが合わなくなってしまったのです！

そして、探しに探して次に見つけたのが資生堂から販売されているドゥーエのノンケミカルの日焼け止めでした。

このノンケミカルの意味ですが、紫外線吸収剤無添加ということです。

話は少しそれますが、日焼け止めには、紫外線吸収剤を使ったタイプと紫外線散乱剤を使ったタイプの２種類のものがあります。紫外線吸収剤よりも紫外線散乱剤を使ったタイプのほうが肌への負担が少ないので敏感な肌やベビーにはオススメです。

こちらの商品は紫外線吸収剤無添加のためか敏感肌の私でも肌荒れすることなく使うことができました。

ただ一つ難点だったことは、テクスチャーが重く、伸びが悪いため白浮きしてしまっていました。商品には顔、ボディー用となってはいますが、容量が40ｇと少な目で伸びも悪いため、体に使うには少なすぎる印象がありました。私はもっぱら顔のみに使っていました。

さらに、このドゥーエシリーズは取り扱い店舗が少なく、もっぱら皮膚科の医院の近くの薬局で取り扱っていることが多いです。そのため購入を検討する際にはネットからの購入が手軽で早いかと思われます。

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使用感はこんな感じ。肌トラブルはありませんでしたが、伸びが悪く、白浮きが目立っていました（泣）。

SPF45　PA++++です。ノンケミカルですが、SPF、PAともに高く、結構な紫外線防止効果がある印象です。
ドゥーエ　日焼け止め（ノンケミカル）

その３、ドゥーエ　ベビーUVプロテクトミルク（資生堂）

ドゥーエ　日焼け止め（ノンケミカル）をしばらく使っていましたが、やはり白浮きがどうしても気になり、他にいいものはないかな～と探していたところ、見つけました！同じドゥーエシリーズのベビーUVプロテクトミルク！

こちらの商品は生後１カ月から使えるため、紫外線吸収剤無添加のノンケミカル商品で、SPF、PAともに低いです。しかし、薄い乳液のような使用感でクリームよりも伸びが良く白浮きしないので今では子どもを含めみんなで使っています。

そしてやはり、このドゥーエシリーズのUVプロテクトミルクも取り扱いの店舗が少ないので、ドゥーエ　日焼け止め（ノンケミカル）同様ネットからの購入が手軽で早いかと思われます。

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はじめは水と日焼け止めの成分が分離している感じがしますが、良く降るとしっかり混ざって均一に塗り広げることができます。
SPF20　PA++です。
ドゥーエ　ベビーＵＶプロテクトミルク

さいごに・・・

「SPF」「PA」がともに高いものを選べばいいのでは？と思いがちですが、効果が高い分肌への負担がかかりやすくなります。また、どの日焼け止めも結局はこまめに塗ることが大事なんだとか。