2021.06.05 / 2021.06.07
発達外来。赤ちゃんのうちから?と思われるかもしれません。実は息子は出産時のトラブルから、障害が残るかもねと言われていたこともあり、お世話になっていました(NICU→GCU出身者です)。
無事に1歳6カ月で卒業できましたが、それまでは息子にとって何ができるか?を考える毎日でした。いろいろ実践してきたことを紹介します。
体を鍛える
2500gちょっとで生まれた息子はのんびり屋でした。寝返りができたのは7カ月半の頃。首が据わったのは2カ月半、腰が据わったのは4カ月だったのですが、体の使い方がどうもへたくそだったようで、なかなか動き出すことができませんでした。
4カ月の頃からさまざまな幼児教室の体験に行き、息子に合う場所は?と考えていました。が、すでに仕事に復帰していたこともあり、平日に幼児教室に連れていくことは不可。土曜日も時間帯と年齢層が合わず断念しました。
では家でできることは?ということで、いろいろな育児書や幼児教室の考え方をまとめた結果、『体幹大事』となりました。
バランス感覚は0歳児で完成する、という話も聞きました(真偽はさておき)。そこでわが家で取り組んだのは以下です。
【ねんね期~おすわり、寝返り期】
・座布団に子を寝かせて、座布団を左右に滑らせて体が揺れて止まるという一連の運き
・バランスボールで抱っこして一緒にゆらゆらする
・ジャンパルーで、自分で跳ばせる
【ハイハイ期】
・手押し車で腕立て伏せをする(腕立て伏せの状態で後ろから足を持つ状態らしいです)
・バランスボールで膝に座らせて一緒に弾む
・みっちり2カ月ハイハイのみさせる、立つ練習はさせない
【たっち期】
・バランスボールで親の腿の上に立たせて弾む
【ずっとやっていた】
・おんぶ(足がぶらぶらするのがバランス感覚を養うのに良いとか)
果たして効果は?もちろん個体差もあると思いますが、息子には効果があったと思います。寝返りをしてからほぼズリバイせずにハイハイしていました。
手押し車のおかげか腕の力が強く、またジャンパルーのおかげで足で床を蹴る力が備わっていたように思います。
ハイハイもみっちりやらせたおかげで体幹が鍛えられたのか、たっち期やあんよ期にバランスを崩して後ろに倒れることがありませんでした。歩き始めたのは11カ月で、1カ月後には走っていました。
1歳6カ月で上にジャンプを始め、現在1歳9カ月ですが前にジャンプをしています。これは保育園の先生にかなり驚かれました。赤ちゃん特有の柔らかさはあまりなく、むっちりガッチリしています(笑)。
読み聞かせ
定番の読み聞かせですが6カ月から始めました。「3歳までに10000冊」にチャレンジしようと思ったことがきっかけです。毎日10-15冊程度、時折休みながら続けています。
静かな環境で、と言われていますが、わが家はバランスボールの上でゆらゆらしながらやっています。目から入る情報、耳から入る情報、揺れる感覚、全身で絵本を感じてもらえればいいなという気持ちからです。
まだまだ簡単な絵本ばかりですので、もう少し大きくなって、物語性のある絵本に切り替えるときは様子を見ながら方法を変えていきます。
そして絵本は1冊だけではなく、複数出しています。動物の絵本であれば、写真のものと絵のものを用意し、「ゴリラはどれ?こっちの絵本だとどこにいる?」というように、写真でも絵でも認識できるように訓練しています。
車の絵本であれば、同じ車をおもちゃのトミカの中から選んで持ってこさせたりもしています。点と点を線で繋ぐようにする誘導を心がけています。
また、動物園はしょっちゅう連れていき、絵や写真だけではなく、特徴を自分自身で理解させています。
複合的にアプローチしたことで、絵本にカンガルーが出てくるとぴょんぴょんと跳ぶ動作をしますし、ゴリラは胸を叩く動作をします。
話し始めは遅かったので発達外来で様子見を言われていましたが、物の理解は進んでいるという判断をしていただいています。ちなみに息子は1歳9カ月現在、単語のみです。二語文?なにそれ?という世界線にいます。
指先の運動
こちらは幼児教室で言われていたのですが、常に何かを持たせて刺激を与えると脳の発達によいとのことでした。なので、息子は大抵何かを持たされていた人生です。
お手軽なところではマスキングテープをその辺に貼りまくりカリカリ剥がさせることはよくやらせていました。絵本も自分でめくらせていますし、ペラペラの紙の冊子も自由にめくらせています。
広告をびりびり破らせたり、大きめのボールをつかませたり、スプーンで水をすくってお皿にこぼさないようにうつす、なんてこともやらせています。
そこまで力を入れていなかったですが、ホース落としやチェーン落としはすぐそばに置いて、いつでもできるようにしていました。
そのおかげかはわかりませんが、現在は食事の介助をしなくてもよく、一人でご飯を食べています。
スプーンやフォークを使えるようになったのも早かったように思います。トミカのレールを自分で好きに組み立てたり、レゴで好きな形を作ったりと、保育園では2-3歳児と一緒に遊んでいるようです。
最後に
今のところこれと言った症状も見られず、元気に育っている息子です。
寝返りをするまでは発達外来でワンワン泣きながら先生に相談し困らせてしまうこともありました。なんであれ、その時に最善と思えることをやっていくしかないのかなと思っています。
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さとうまいさん
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夫(愛称:ダッダ、犬っぽい)と息子(1歳児、愛称:バブ、子熊っぽい、重度喘息持ち)と暮らす欧米かぶれのアラフォー(猫っぽい)。選択一人っ子です。
産後2ヶ月からフルタイム勤務復帰、平日ワンオペ。
息子をいい男に育てるための壮大な研究&実験中。