7歳&2歳の歳の差兄弟育てています、てんてんこです。今わが家は絶賛昆虫大ブームで、虫かご5個分飼育し、毎日関わっています。

去年も記事にしたセミの羽化観察も連日やっていたら…去年やいつもと違う状況、変わらない点などに気付いたので紹介します。知ってると観察に少し役立つかも?

幼虫が見つかる時間

去年は18時台に幼虫を連れ帰れていましたが、今年7月末、18時台にはほとんど見つからず、19時過ぎて薄暗くなってから行くとたくさん幼虫が見つけられました。

これは、去年の観察が8/10頃だったので日の入り時間の違いなのかも?懐中電灯が必要なほど暗くなった直後くらいに、幼虫が移動していて見つけやすい印象です。

羽化開始は1時間後くらい

連れ帰ってすぐは枝を上り下りして羽化場所を探していて、枝の先でじっとし始めて1時間くらいすると羽化が始まるようでした。

この間に、シャワーなど観察場を離れる夜タスクを済ませておくと後が楽でした。

羽化開始〜約30分間は必見

そこから約30分で、体が全部出て羽が広がるくらいまでの大変貌があるので、見逃さないよう頻繁に見に行きました。

よく見るアブラゼミとの違い

去年も含め今まで観察したのは全てアブラゼミでしたが、この日は初めて違うセミでした。

まず幼虫を見て、いつもより少し小ぶりな気がしていたのですが、羽化して出てきたときに「なんだか青いぞ!? 」と違いを意識し始めました。

羽化したてのアブラゼミは、体が薄茶色で羽が薄い黄緑色な印象ですが、この子は体が薄い黄緑色で羽は黄緑より透明で青い部分も多く感じました。

羽の模様も、アブラゼミは細かくて、この子の方がすっきりシンプルな感じでした。

羽化開始後2時間半ほど経ち色付いてきた頃も、羽は透明で体は緑がかっています。

アブラゼミはこちら

別日に観察した、羽化開始から約30分後のアブラゼミはこちらです。去年の記事にアブラゼミの羽化中の写真を複数載せているので、よかったら見比べてみてください。

ミンミンゼミでした!

羽化開始から約5時間半後の姿がこちら。たぶんミンミンゼミだったようです。体が青緑で綺麗〜!

抜け殻比較

いつもと違うセミが何ゼミなのか調べていたら、抜け殻の違いも載っていたので実物と見比べました。

アブラゼミは背中からお尻のあたりの縞々に濃い色が入っていて、触覚がミンミンゼミより大きく太めです。大きさは同じくらいとありましたが、今回のは幼虫で感じたとおりミンミンゼミがやや小ぶりでした。

オスとメスの違い

セミの性別は、抜け殻の丸を付けた部分で区別がつくそうです。上に縦の線が入っているのがメスなので、たぶん左がメスで右がオスです。

観察は面白い!

これは何ゼミだろう?の解決したい疑問や、実物が目の前にあると、図鑑で見るだけより遥かに興味津々で観察や比較していました。

正直夜することが増えるのは面倒でもあったのですが、どう変化していくの?違いは何?など知りたくなり、私が一番熱心に観察していたくらい面白かったです。

昆虫の世界、注目してみると面白いですよ

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てんこさん

「てんてんこ」→短く「てんこ」に変更しました。家事も育児も「手軽で最適」な解決法を探して楽しくがモットー。面倒くさがり&概ね合理主義&調査工夫は得意なアラフォーママです。年少と情緒支援級の小3兄弟、転勤族の夫がいます。主にTwitterにいます。2022年11月Kindle出版しAmazon1位&ベストセラー獲得

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