こんにちは、みゆみゆこです。猛暑が続いていますが、みなさん体調崩されてないでしょうか。さて、今回はわが家の息子、小学2年生の毎晩のおねしょについてお話しようかと思います。

小学校入学後もほぼ毎晩続くおねしょ…

1歳になってすぐに保育園に入園した息子。園でのトイトレのおかげもあり、2歳までに昼間は大きい方も小さい方もトイレでしっかりできるようになりました。夜のオムツも2歳の夏で取れそうやなぁと思ってたんです。

でも5歳になってもなかなか取れず。園の先生にも相談しましたが、小学校入るまで続いてる子もけっこういるので焦らなくて大丈夫ですよ、とのこと。まぁ、小学生までには取れるかなと考えていました。

「夜尿症」って病気なの?

そんなときにかかりつけの小児科で見たのがこれです。「なになに、5歳以降もおねしょが続くと夜尿症って病気...!???」

風邪で受診したとき(当時5歳)に先生に相談してみましたが、「小学校入ってからも続いて気になるようでしたらまた受診してください」と言われました。調べてみると夜尿症だったら受診したからといって、すぐに治るものではなさそう。

小学校に入学してコロナでのバタバタが少し落ちついた頃、私が下の子を妊娠中だったこともありパパと一緒に初めて夜尿症で受診してみました。

まずは問診と尿検査

5歳以降で月1回以上のおねしょが3カ月続く場合は、夜尿症と診断されるようです。

初診では、それらを診断するためにどのぐらいの頻度でおねしょがあるのかといった問診や、他の病気が隠れていないかを調べるために尿検査もしました。尿検査は異常なし。

息子はほぼ毎日おねしょがあったので夜尿症と診断。そもそも夜尿症は成長とともに自然に治癒するものだそうです。でも高学年になると修学旅行など泊まりでの行事もあるし、それまでにはなんとか治したいと思い治療を開始しました。

1)生活改善

まずは、生活改善からスタート。”おねしょ日誌”を頂き日々の生活の記録を取り、次回受診時に先生にチェックしてもらいました。

1.早寝、早起きをし、規則正しい生活をする(夕食後、就寝までの時間を2時間以上はあけるようにする)
2.水分の摂り方(夕食後は水分を控える)
3.塩分を控える
4.便秘に気を付ける
5.寝る前にトイレにいく
など。

早寝早起きはできていたので、夕食の時間を少し早めてみました。食後2時間後ぐらいに食べた物がおしっこになるとのことで、食後は2時間以上あけて必ずトイレに行ってから就寝!というルーティーンに。

生活改善をおこなってから、おねしょをしない日も出てきましたが、週6日ぐらいでおねしょがありました。オムツをして就寝させてはいましたが、オムツがずれていたり、尿量が多い日には布団が濡れていることも。

朝の忙しい時間に布団の洗濯はなかなかハード…つい怒ってしまうこともありました。

おねしょ日誌には
・夜間の尿量(オムツを量る)
・朝起きてすぐの尿量
・日中がまんした尿量
・排便の有無
・夕食の時間や就寝時間
などを毎日記録します。おしっこは100均で買ってきた計量カップで量ることにしました。

2)薬物療法

夜尿症には、夜間の尿量が多い多尿型、膀胱が小さくて尿をたくさん溜めておけない膀胱型、そのどちらもある混合型と3つのタイプがあるようです。

生活改善を行い、おねしょ日誌を記録して息子は膀胱が小さくたくさん尿を溜められない”膀胱型”と診断されました。日中がまんして溜められる尿量が同じ年の子どもが溜められる量より少ないとのこと。確かに昼間トイレが近いです。遊びに集中しすぎてギリギリまで我慢して漏らしてしまう…なんて事も数回ありました。

膀胱も体の成長とともに大きくなり、ゆくゆくは朝まで尿を溜められるようになるみたいです。治療は次のステップへ。生活改善後も効果が見られない場合は薬物療法かアラーム療法に切り替えて治療を進めるようで、わが家は薬物療法での治療へ。

健康な子どもに薬を飲ませてまで治療しないといけないのかなぁと葛藤もありましたが、副作用もあまり見られないと聞き始めてみることに。

ミニリンメルトという尿を膀胱に溜めておく薬を寝る前に服用します。水なしで舌の下に入れて溶かして飲みこみます。最初は飲み方が難しくなかなかうまくいきませんでしたが、数日で1人で飲めるようになりました。

3)アラーム療法

わが家が選択しなかった「アラーム療法」。まず、先生にもあまりすすめられませんでした。理由は挫折する家族が多いから。

アラーム療法は専用の機械を購入し、パンツにセンサーをセット、尿を感知するとアラームが鳴り本人に夜尿を気づかせて夜間溜めておける尿量を増やしていくという治療です。

アラームの音は大きく一緒に寝ている家族も起きてしまうので家族の協力が不可欠。まだ赤ちゃんの娘もいたので、こちらの治療は難しいと考えました。

でも、ネットで調べてみるとアラーム療法に切り替えて数週間で改善が見られもっと早く始めておけばよかった~なんて口コミもあったりするので気になってはいます。

治療開始から1年

息子も2年生になり、治療開始からあっという間に1年たちました。

改善は見られるかというと、最近は悪化?しているような。原因は分かってはいるんです。2年生になって友達もたくさん増え、夕方公園へ遊びに行く日も増えました。

夏ですし、水筒持っていきます。夕方にどうしても水分をたくさん摂ってしまう…夕食の時間を早めてみても友達と遊ぶのが楽しくてなかなかご飯の時間に帰ってこない…うぅ…なかなか難しいです。

怒らない、焦らない、起こさない

夜尿症の3原則です!!!

体の成長の問題です。怒っても治りません。治療には数年かかるので気長にいきましょうと先生にも言われました。焦っても仕方ありません。また、アラーム療法とは別に親が夜間に無理矢理起こしてトイレに行かせることも睡眠のリズムが狂ってしまうのであまりよくないのだとか。

分かってはいるけれど…

3原則も理解しているつもりですが、治療が長引くにつれ、予定帝王切開で早く産んでしまったからかなぁとか、育て方が悪かった?とか色々不安になってしまうときもあります。

同じ悩みを抱えている人がこの記事を読んでくれていて、わが家だけじゃないんだと思ってくれたらいいかなぁと。いつか治ります!!!子どもの力を信じて気長に寄り添ってあげましょう。

アラーム療法、悩みます…。今後の治療の経過についても、また書きたいなと思ってます♪

大きくなったら治る!家族で気長にいきましょ~

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みゆみゆこさん

大阪在住、小2息子と0歳娘の7歳差兄妹の母。パン大好き、最近はあんこにもハマってます。

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