/ 2021.08.30

生後5カ月の終わりにウエスト症候群(点頭てんかん)という難治性てんかんを発症したムスコ。9割の子になんらかの発達遅滞が見られると言われている病気で、入院治療でてんかん発作自体がおさまっても、発達面では心配な日々を過ごしてきました。

そんなムスコ、やっぱり就学に向けてトレーニングが必要だよねということで、保育園のほかに療育に通いはじめました。この時点で3歳後半(今4歳になりました)。まだ数カ月ですが、療育ってこういうことをやるんだと「へえ~~」と思ったので、紹介させていただきます。

療育と言っても施設によってやり方などさまざまだと思いますが、一例として参考にしてください。

療育ではボードゲームが使われている!

コロナの影響のようですが、療育の時間は基本母子分離でムスコと療法士さんだけでトレーニングを行なっています。30分~50分程度トレーニングをして、残り10分は療法士さんから今日はどんなことをやったのか報告してもらい、家でどんなトレーニングをしたほうがいいか(療育は月1~2回程度なので、アドバイスをもとに家でもできることを取り入れて訓練をするのが大切だそうです)や、生活のアドバイスなどをもらっています。

そして、その報告の中で驚いたのがトレーニングにボードゲームが使われていたこと!

「うさぎのニーノ」というドイツのボードゲームで、突然振ってきた大雨で巣穴が水浸しになった小うさぎたちを助けるゲームが使われていました。使うのは色サイコロ。出た色とおなじ色の小穴に何もなければ、その小穴を通って水浸しの巣穴からうさぎを逃してあげられるというゲームのようです。

ゲーム自体は運要素で戦略などは一切必要ない単純なもの。しかし、順番にサイコロをふることや、サイコロとおなじ色の小穴を探すといったことがトレーニングになるそうです。

以前ブログにも書きましたが、わが家はボードゲーム好きでいろいろなボードゲームが家にあります。「そうか、ボードゲームでもトレーニングになるのか」と夫婦ともどもハッとさせられ、以来ゲーム収集担当のパパはムスコに合うそうなゲームをいろいろ探しています。

トランポリンや洗濯ばさみ遊びも療育の一環として使われている!

ムスコは体幹の弱さや体の動かし方がうまくできていないということも指摘されています。そのトレーニングもどんなことをやるのだろうと思っていたら、わりとなじみがあるものばかり。

まずは、トランポリン。わが家にもトランポリンがありますが、体幹を強化するために取り入れられているようです。

また、足腰のトレーニングには階段昇降がいちばんいいとも教えてもらいました。ムスコは階段も好きなのですが、なぜか異常なほどにエスカレーターが好きで(エスカレーターを1階から3階まで3往復くらいしてから保育園に通っていた時期もあります)どちらかというとエスカレーターを選択していたので反省。

あと、保育園の1歳児、2歳児クラスでは、しばしば洗濯ばさみがおもちゃとして取り入れられていましたが、あれが指先トレーニングにいいそう。穴の空いた厚紙に洗濯ばさみをはさむトレーニングをしたようですが、つまんで狙ったところにくっつけるというのが意外と難しくいい訓練になるそうです。おうちでも洗濯ばさみで遊んでくださいねと言われました。

ニガテに合わせておうちでできる伸ばすコツを教えてもらえる

療育で専門の先生や療法士さんに見てもらうことで、子どもが何をニガテとしているかがはっきりとわかってきます。まいにち関わっていて、親としてもなんだかまわりにくらべてできていないことはわかっているけれど、具体的にどこがどうニガテなのかはよく分からなかったりするので、それをはっきりさせられるのが療育の大きなメリットだと感じました。

また、そのニガテにどう対応するべきか、どうしたら伸ばしてあげられるかも教えてもらえます。

ムスコはたくさんの情報を一気に処理するのがニガテなよう。「車ちょうだい」「りんごちょうだい」とひとつならできるけれど、「車にリンゴを乗せてちょうだい」など指示が長くなってくると「なんだっけ??」となってしまうようです。

そのため、少し複雑な指示もわかるようにするトレーニングをしていますが、視覚的に正解かどうかを本人がきちんと確認できたほうが効果があると教えてもらいました。

おうちでも、おままごとで「お皿にハンバーグとにんじんをのせてきて」などやってくださいねと言われたのですが、そのときにできればサッと絵を書いて、持ってきたものと見比べさせたほうがいいとのこと。視覚的な情報をプラスしてあげることで、合っていたのかどうかをはっきりと示してあげることができ効果が上がるそうです。

また、市販のワークなどをやるときもほかのページが目に入ると気が散ってしまうので、切り離してやらせたほうがいいとアドバイスをもらいました。

今までは、なんでできないんだろうと悩んだり、「ちゃんと見て!」と注意したりしかったりするばかりでしたが、ムスコにあったやり方を教えてもらえて親としても子どもとの関わり方がすこしラクになった気がします。

療育は特別なことをするところじゃなかった!楽しくお勉強しながら成長をサポート

療育に通い始めて数カ月。何をやるのかさっぱりわからずスタートしましたが、やっているのは特別なことではなく、いままで見たりやったりしてきた遊びの延長でした。ただ、それをムスコの発達に合わせよりきちんとした考えのもと取り入れているだけという印象です。

でも、ムスコの発達を支援する上でどんな遊びや働きかけが有効なのかを素人が判断するのは難しいので、専門の療法士さんにいろいろ教えてもらえてありがたいなと感じています。

もし、療育に興味があるけれどマイナスのイメージがある方や、うちの子に療育が本当に必要なのと悩んでいる方がいれば、「特別な訓練をするわけではないから楽しい習いごと感覚で気軽に試してみてもいいのでは」とお伝えしたいです(送り迎えの負担はありますが!)。

通う回数がそれほど多くないため劇的な改善は期待できないかもしれませんが、関わり方のアドバイスをもらえるだけでもありがたかったなと私は思っています。これで、ムスコが少しでもくらしやすくなるきっかけになれば万々歳です。

療育のちからも借りながらムスコの成長を応援します!

この記事を書いたブロガー

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猫間まみさん

2度目の育休復帰に挫折。ウエスト症候群のムスコ(3歳)の成長を見守りつつ、夢だったWEBライターに挑戦中の2児の母(自画像ネコ)。特技(?)のズボラ家事で時短しつつ、しっかり者のムスメ(7歳)と会社員のパパ(画:ひつじ)とともにゆかいにくらしています。

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