
2021.08.26
こんにちは!3兄弟ママのみなです。今回は5歳長男の話。ここ最近、感情的になることが多い長男。接し方を変えてみて、少しずつ落ち着いてきました。長男の「本音」がこぼれたエピソードを紹介します。
感情が大爆発!
最近の長男、自分の思った通りにならないと感情が爆発してしまい、暴れだすともう収集がつきません。例えば、こんな感じです。
保育園の帰り道、公園に寄りたいというので、時間を決めて遊んでいます。時間を決めないと延々と遊んでしまうため、ただでさえ慌ただしい貴重な夕方の時間を死守したいママと、遊びたい息子たちとの間で結んだ約束事です。
いつもは決めた時間になると、遊びをやめて帰路につきます。ところが最近…「公園でもっと遊びたかった!今から公園に戻る!!(もう家に帰ってきてるのに…)」。
しばらく泣き叫び、手当たりしだいにおもちゃや本を投げ、私や夫をたたいてきます。またあるときはこんな感じ。
朝の身支度の時間。自分のものは自分で用意してもらっています。いつもは自分一人でやってくれています。ところが最近…「水筒(のひも)やってよー!ママも手伝ってよ!!」。
これまたしばらく泣き叫び、大暴れ。物を投げ、私をたたく始末…長男は体が大きい方なのでたたかれると本当に痛いのです…。
またまたあるときはこんな感じ。
長男はうなぎが大好物で、うな丼にするとどんぶり3〜4杯をぺろりと平らげます。前日に少し残ったうなぎ、「弟と分けて食べてね」という声掛けに「うなぎ一人で食べたい!誰にもあげたくない!!」。
このときも泣き叫び、物を投げ、ヘビー級の張り手とげんこつで私や夫をたたいてきました。
えぇぇ…どうした、どうした?年長さんになり、近頃は手がかからなくなってきたところでした。身の回りのことはほとんど自分でできるようになり、大半の問題はきちんと対話をすれば解決できるようになってきたのに…どうした長男?
おともだちとの関係に悩んでいる?
はじめに心当たりとして浮かんだのは、保育園でのおともだち関係でした。先生に相談してみたところ「最近男の子同士の交友関係が深くなってきていて、その変化を感じているのかもしれません」とのこと。
以前もおともだちとの関係の影響が長男の態度に表れたことがあったので、「これか…?」と考えていました。でも、それだけではなかったのです。
こぼれた意外な長男の「本音」
大好物のうなぎを独り占めしたかった例の「うなぎ事件」のとき、暴れ狂う長男を落ち着かせ、夫が長男とじっくり向き合って話をしました。夫と長男との対話の中でねばり強く話を聞くことで、ぽろっと出てきた一言。
夫「どうして一人で食べたいの?」
長男「…だって一緒に遊んでくれないんだもん」
夫「誰が?」
長男「ママが」
夫「いつ?」
長男「おっぱいあげてるとき(三男に授乳してるとき)」
長男の行動は、ママが構ってくれない”さみしさ”の表れだったのです。
遅れてやってきた「赤ちゃん返り」
三男が生まれて早9カ月。生後1カ月くらいのとき、次男の赤ちゃん返りはありました(別の記事で書いてますので、ぜひ読んでみてください)。
長男は今まで赤ちゃん返りらしい素振りはまったくありませんでした。「長男としては弟が生まれるのは初めてじゃないし、ある程度年齢差があると赤ちゃん返りってないのかな?」と思っていました。
しかし、最近では三男が動き回り、なんでも口に入れてしまう、文字通り目の離せない時期。本来はママべったり、甘えたがりの長男に手間をかけて世話をする余裕がありませんでした。自分のことは一通りできる長男に、私が甘えてしまっていたのです。
ひどいと思っていた「かんしゃく」は、もっと構ってほしい!甘えたい!という長男からのサインだったのかもしれません。
もちろん、おともだちとの関係や年齢的な発達段階によるものなど、複合的な要因であるとは思います。でも、三男が生まれたことによる”さみしさ”が大きく影響していたのだと思います。
親が変わると、長男も変わった
長男から発せられていた甘えたいサインを汲み取れなかったことに気づき、反省しました。日常の行動や声掛けを意識的に変えてみました。
●長男が自分でできることでも、「これやってー」と甘えてきたらすぐ対応
●「これ見てー?」「一緒にやろー?」というお誘いにもなるべく早めに対応
●抱っこやおんぶを意識的に(30kg近いビッグボーイなのでツラい…)
大きなアクションを取ったわけではないのですが、日常の小さなことを気をつけるようにしました。すると、それからは感情の大爆発は今のところ起こっていません。不満を抱えていた長男の心はひとまず満たされたようです。
もう9カ月もたって、赤ちゃん返りなんていまさら起こると思っていなかったので意外でした。わが家の中では一番上のお兄さんとはいえ、まだ5歳。たくさん抱っこして、たくさん甘やかす時間を作りたいと思っています。
親が変われば、子も変わる。子どもを変えようとするのではなく、まず親である私自身の意識や行動を変えることが必要なのだと改めて感じた出来事でした。
5歳だもん、まだまだ甘えたいよね!
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5歳・3歳・0歳の男児を育てる育休中ママです。ドタバタな毎日ですが、季節の移ろいを感じて、心に余裕を持って生きていくことが目標。季節を楽しむハンドメイドや時短料理など、パパ・ママのくらしに”ちょっとゆとり”を与えられるような情報を発信していきます。