5歳の息子が突然「こんな世界は嫌だ！」その真意は？

わが家の５歳の息子、どちらかといえば、おならネタで窒息寸前まで笑い転げるお調子者。そんないつもヘラヘラしている息子が突然、「ママ、こんな世界は嫌だ」と何度も言うように…。

嫌なことがあったのかな。寂しい思いをさせたかな。この前叱りすぎちゃったかな。

自問自答しても、息子に聞いてみてもサッパリ理由がわかりませんでした。言葉が出るのが遅くて今でもたどたどしい、うまく言葉で伝えられない息子が伝えてくれたその意味が分からず、１カ月くらい悶々として過ごしていました。

そんなある日

「こんな世界は嫌だ」と思い出したようにポロッとこぼす息子。

過剰に反応することなく、「そっかー、嫌かー」と返していたのですが、よく聞いてみると、「こんな」ではなく、「コロナ」と言っている!?

「コロナの世界は嫌だ」

と言っていた息子。そもそも私は息子に「コロナ」の単語を口にすることなく「病気になるから」とか「ウィルスがついてるから」としか伝えておらず、まさか「コロナ」という単語を知ってるとは思いませんでした。

「こんな世界は嫌だ」と言っていなかったことにホッとすると同時に外の世界からたくさんのことを吸収して成長しているんだなぁと感じた1件でした。