こんにちは。ひいろあいこです。

日本初のアグリツーリズモリゾート「星野リゾート リゾナーレ那須」で開催されていた「お米の学校2021」。

全5回シリーズの最終回の第5回に家族で参加してきました。

本当に素晴らしい取り組みだなと感じたのでレポートします!

お米の学校について

リゾナーレ那須の「お米の学校」は、田んぼの原風景や米食文化を継承することを目的に開催されたプロジェクト。2021年は4月21日から10月24日までの期間で実施されました。

種まきから始まり、田植え、観察、収穫、脱穀、精米、最後は羽釜での炊飯を体験。

全5回の稲作体験を通じてお米や田んぼの魅力を知ってもらおうと言う、アグリツーリズモリゾートを提唱するリゾナーレ那須ならではの取り組みです。

第5回参加レポート

会場となるのは敷地内の田んぼ。会場にはずらっと羽釜が用意されていました。

まずはスタッフの方によるお米のお勉強会からスタート!

お米にまつわるあれこれをボードを使ってクイズ形式でお話しをしてくれました。子どもたちも興味津々!

さて、ここからが実際の体験となります。

【脱穀〜精米まで】ご飯ができるまでにはこんなに手間がかかる!

普段当たり前のように食べている白米。子どもたちはどのようにこの白米ができているのか、なかなか知る機会もないかと思います。

3つの工程を体験します。

◾︎脱穀
4回までに稲刈りをしてはぜかけをしてもらった稲を使って脱穀の作業から。

今ではもう見ることも無くなってしまったような昔ながらの脱穀機を使った脱穀体験。かなり貴重です。

足で踏んで脱穀機を回してそこに稲を入れ、お米を飛ばします。これが結構難しい!姉弟力を合わせてチャレンジしていました。

︎◾︎籾摺り(もみすり)
お次の作業は籾摺り。脱穀したお米を大きなふるいに入れて余計なものを取り除きます。

その後、籾殻を除くため、木の玉でぐるぐるお米を擦ります。

◾︎精米
最後は精米。籾摺りをして玄米になりましたが、ここから白米にしていく作業が大変!

一粒取って試しに手で殻を剥く作業をしてみましたが、一粒でも相当な時間がかかります。今回は精米機を使って精米体験をしました。

「普段食べているお米はこんなにも手がかかるものなんだよ。」
「今は機械があるけれど、昔の人はこうやって手作業でやっていたんだよ。」

子どもたちは身をもって体験することで、お米のありがたさを感じたようです。

羽釜でご飯を炊こう

お米を食べられることのありがたさを学んだら、いよいよ炊飯体験。

火を自分たちで起こすところから始め、羽釜でご飯を炊きます。

はじめ強火で、沸騰してきたら薪を抜いて弱火にします。スタッフの方が指導してくださるので、心配はいりません。

お米の炊けるいい香りがしてきたら、蒸らして完成。

羽釜の蓋を開けると、ぴかぴかに輝くご飯!!子どもたちも目を輝かせていました。

いざ!田んぼを見ながら喫食。

「こんな美味しいご飯食べたことない!」

自分たちで作業したこと、お米のありがたさを学んだこと、田んぼを眺めながらお外で食べるご飯、ともう幾重にも重なって感動の美味しさ。

子どもたちはご飯をほうばり最高の笑顔を見せてくれました。

来期にも期待!リゾナーレ那須のお米の学校

今年度は今回参加した第5回をもって終了しましたが、来期またパワーアップして開催予定だそうです。

【2021年開催概要】
◾︎参加費
・全5回参加の場合:大人16,500円・小学生8,250円
・1回参加の場合:大人3,300円・小学生1,650円
※未就学児は大人と一緒に無料で参加可能。

2022年度は4月から始動予定です。

ぜひリゾナーレ那須の公式ホームページなどでチェックしてみてくださいね!

環境問題だけでなく、お子様の食育に繋がるとても素敵な取り組みですよ。

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ひいろあいこさん

9歳と6歳、1歳の3児のママです。フルタイムで働きバタバタの毎日を送っていましたが、現在産休中。趣味は旅。今まで20カ国ほど旅してきました。育休を利用して旅行業務取扱管理者資格を取得。

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