/ 2021.12.15

自治体の子ども家庭支援課からハガキが送られてきました。子ども家庭支援課からは児童手当ての支給で定期的に案内が送られてくるので、今回もその件かと思って袋とじを開けたところ、国からの臨時特別給付金の支給通知でした。

この給付金については自治体のホームページでの案内は開始されたばかり、もしくはまだ開始されていない自治体もあるようなので、受け取ったハガキから概要を説明します。

また給付金の有効な使い道について紹介します。

自治体からの案内ハガキ

臨時給付金は居住している自治体から対象者に対して支給されます。私の場合は横浜市の子ども家庭支援課から案内が来ました。

臨時特別給付金の通知内容

子育て世帯への臨時特別給付金は先行給付金として対象1人につき5万円が現金で支給され、残り5万円がクーポンといて給付されます。わが家には子どもが2人いるため、先行給付金は10万円です。年内に振り込まれる予定で、大きなクリスマスプレゼントです。

臨時特別給付金の支給概要

対象は児童手当ての支給対象となる児童で、一言でいうと高校生以下です。ただし所得制限があるため、親の年収によっては支給対象になりません。

対象は児童ですが、支給対象者は親(保護者)です。これは児童手当てと同じですね。支給金額は対象児童1人につき5万円で、児童手当てと同じ口座に振り込まれます。

高校生もしくは1歳未満の乳児がいる家庭は注意が必要です。

2003年4月2日~2006年4月1日生まれの高校生及び今年10月1日~来年3月31日生まれの新生児は支給対象ですが、申請が必要となります。

詳しくはお住まいの自治体のウェブサイトもしくは問い合わせでご確認ください。

ちなみに支給拒否もできますが、私が通知を受け取った日からわずか2日後が期限になっていました。基本的に拒否する人はいないという前提で迅速に支給手続きをしていることが感じられます。

残り5万円のクーポンでの給付概要については、受け取った案内には含まれていませんでした。

子育て世帯への臨時給付の有効な使い道

10万円というそれなりに大きい金額の給付金を受け取ることになりました。

内閣府のウェブサイトによると、臨時特別給付の目的は「子育て世帯については我が国の子供たちを力強く支援し、その未来を拓く観点から給付を行う」と書かれています。

給付金の使い道は指定されていないようです。

一方で予算としては以下が計上されています。
・新型コロナウイルス感染症対策予備費から7311億円
・補正予算(案)から1兆2162億円

合計で2兆円近い金額です。この原資はおそらく税金なので、非常に割り切った表現をすると「子育て世帯以外からの、子育て世帯への給付金」ということになると思います。

この点を踏まえて給付に感謝するとともに、有効に使っていきたいところです。

他方で、今回に似た施策として、全国民に10万円が支給された特別定額給付金が挙げられます。

こちらは経済対策が主眼に置かれていました。

「特別定額給付金という経済対策」及び「子育て世帯への臨時給付に補正予算が充てられること」を考慮すると、今回の子育て世帯への給付金も経済対策の一環と思われます。

そこで個人的には、給付金はコロナによる影響が大きい業界に対して使うのが良いのではないかと考えています。

(念のため繰り返すと、子育て世帯への臨時特別給付金の使途は規定されていません。)

そこでわが家では、今回の給付金を使って家族旅行に行くことにしました。日常生活の買い出しに給付金を充てられるのはもちろんですが、「子供たちの未来を拓く」給付金の目的に沿って、レジャーなど日常生活で経験できない体験に使ってみてはいかがでしょうか。

子育て世帯への臨時特別給付金の現金部分給付開始、自治体からの通知を要チェック

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共働きおやじ研究所さん

4歳と2歳の姉妹を持つ30代中盤の父親です。妻は2022年4月に職場復帰。祖父母サポートなし共働き家庭を続けていくために、父親育児の手法を研究しています。
研究成果を公開し、親父の地位向上を目指しています。
仕事と家庭と自己実現の三方良しが人生の目標です。

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