/ 2021.12.27

最近、次女が2歳になり、周囲から「いつ幼稚園に入るの?」と聞かれることが増えてきました(台湾では、2歳から幼稚園に入れます)。長女のときには、すでにこの時期には入園していたし、何ならその前から託児所のようなところにも週に二度お願いしていました。

でも、なぜか、次女は「まだいいかなぁ」と私がさみしく思う気持ちが強く、特に預けることなく過ごしてきました。ですが、私も仕事を増やしていきたい気持ちもあり、まずは一時保育を利用してみることにしました。

長女の幼稚園でも慣らし保育という形で短時間から始めることはできるのですが、勉強要素が強く、次女にはもう少し違う場所がいいかなと政府の一時保育をいろいろと調べてみました。

児童館での一時保育

結局、以前利用したことがある友人の勧めもあり、児童館での一時保育を予約することにしました。専用フォームに必要事項を入力し、確認電話及びメールにて申し込み完了です。空きがあれば、前日の17時までに申し込めるのは、とても便利です。託児の理由や労働証明書のようなものは必要ありません。

ただ、一時保育の児童館はどこもわが家からは距離があり、近くても自転車やバスで30分近くかかるため、長女の幼稚園バスを見送り、すぐに出発する流れになります。

さっそく9時~11時で予約をした当日、タイミングが悪く、遅寝早起きだった次女。預けるときには少し眠そうで、泣いてしまうかな…と心配しながら、自転車で向かいました。出勤時間と重なり、大量のバイクに気を付けながら、なんとか到着。

その場で先生とあいさつ、書類記入、持ち物確認を行いました。出てきたのは、首の後ろにタトゥー&カラコンをした先生で「大丈夫かな…」と若干不安になりましたが、あたたかい雰囲気の先生で、少しだけ日本語も話せることが分かり、ひとまず安心。

初めて母親と離れる次女の反応は…?とドキドキしていた私とは反対に、バイバイと普通にお別れし、すたすたと入って遊んでいる次女。長女のときとはまったく異なる反応に、姉妹の個性の違いを実感した瞬間でした。

スタバで待機

家に戻る時間もないので、その日は近くのスタバで待機することにしました。私自身もソワソワするかなと思ったけれど、意外とそんなに気にならず、やることに集中して過ごすことができました。ただ、スタバに行くと、高確率でおなかが痛くなる私。今回も例外なく、お腹が痛くなりました…。

迎えに行くと…

時間になり、迎えに行くと、楽しそうに遊んでいました。私の姿を見ると「こっちにおいで~」という感じで近づいてきたものの「なんで置いていったのよ~」という雰囲気はゼロ。「あぁ、長女にこの次女のたくましさを分けてあげたい」と強く思いました(笑)。

先生からの報告によると、まったく泣かず、ぐずらず、2時間過ごしたとのこと。リスに餌をあげたり、散歩したり、日本の歌を聞いたりと、楽しく過ごせたようです。本人も「楽しかった~」と言っていました。

先生はわからない日本語があると、調べたりしながらコミュニケーションをとってくれたことや、この日の子どもが次女ともう一人のみでゆとりもあったのかなとも思います。ちなみに食事を持参して食べさせてもらうことも、160円で用意してもらうことも可能です。

費用は?

今回、わが家は2時間、食事なしで320元(約1280円)でした。次女は、自転車で帰る途中に眠り、布団に移してからもぐっすりでした。ちなみに翌週もう一度、2時間の託児をお願いしたのですが、同様に預けるときも託児中も泣かず、楽しそうでした。

最初に、先生のタトゥーとカラコンについて触れましたが、実は台湾ではそんなに珍しいことではないんです。幼稚園の先生も、服装や髪型はとても自由です。最初は、「ちょっとスカート短くない?」「そんな長い髪結ばないで不便じゃない?」と驚きましたが、今は「こういうものなのね…」と慣れました(笑)。

タトゥーに関しても、先生に限らず、ファッション感覚でやっている人が多いのですが、どうしても「タトゥー=怖い」イメージを持ちがちな日本人からすると、いまだに見た目と中身のギャップには驚いてしまいます。

何はともわれ、次女の一時保育デビューが、うまくいって一安心。必要に応じて、一時保育を利用しながら、入園のタイミングを考えていきたいと思います。

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この記事を書いたブロガー

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nimo*さん

元食品メーカー勤務のフリーライター。4歳と1歳の姉妹の母。趣味は食品工場見学で国内外問わず、200か所以上足を運んでいる。夫の転勤のため、17年11月より台湾高雄にて駐在生活中。そんな台湾での子育てライフをぎゅってWeb内“台湾あるある子育て絵日記”にて紹介中。

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