/ 2022.01.06

寒い冬はあったかいお風呂にゆっくりと浸かるのが至福の時間、という人も多いのではないでしょうか。私自身、仕事や子育てで普段なかなかのんびりお風呂に入ることができていなかったので年末年始こそは!と思っていました。

ところが、2021年も終わりに近づいた12月29日。わが家の給湯器に突如謎のエラーコードが表示され、完全にお湯が出なくなってしまいました...。

年末という最悪のタイミングで給湯器が故障した悲しすぎる経験から、もし給湯器が壊れたらどうすればいいのか?実際に行ったことや、故障〜復旧までの流れについて紹介したいと思います。

いざというときの参考にしていただけると嬉しいです。

エラーコード【900】

わが家の給湯器は本当に何の前触れもなく故障しました。直前まで普通にお湯でお皿を洗っていましたし、お風呂のお湯張りも問題なくできていました。

ところが突然、給湯器のリモコンに【900】という表示が点滅しはじめ、それ以降お湯がまったく出なくなってしまいました。今までこんな表示はみたことがなかったので明らかにおかしい...まさか故障?!とめちゃくちゃ焦りましたが、とはいえこの【900】が何を意味しているのかが全くわからなかったのでひとまずスマホで調べてみることにしました。

メーカーの公式サイトを確認

インターネットで「給湯器 故障」や「給湯器⠀お湯が出ない」と調べると様々なページがヒットします。ですが、検索結果の上の方にあるのは修理会社の広告記事だったりするので、各給湯器メーカーの公式サイトをチェックすることをおすすめします。

公式サイトには故障かな?と思ったときに確認するためのQ&Aページがあるので、ここでエラーコードの意味などを調べるとこができます。

わが家の給湯器のメーカーはNORITZ(ノーリツ)なので「NORITZ 給湯器 お湯が出ない」と検索エンジンで調べたら、すぐに上記のQ&Aページに辿り着けました。

公式サイトによるとエラーコード【900】は給湯機器本体の燃焼の不具合の可能性を示しているものだそうです。一旦の対処方法としては、

1.運転スイッチをいったん「切」にし、再度「入」にする

2.給湯機器の排気口・給気口が閉塞している可能性があるため、建物の外壁工事などで給湯機器が養生シート等で囲われていないか確認をする

上記のいずれかでエラーコードが表示されなくなればひとまず正常に戻ったと判断してOKなようです。わが家でもすぐに両方試してみましたが、残念ながらエラーコードは消えませんでした。

管理会社に連絡

わが家は賃貸なので、自分でメーカーや修理会社には連絡せず管理会社に連絡をすることにしました。

ただ、この日は年末かつ時間も夜8時頃だったので、通常の連絡先ではなく契約書に記載されている時間外の窓口に連絡をしました(契約書を探したり、連絡先を調べたりするのにかなりバタついたので賃貸にお住まいの方は緊急時の連絡先をスマホに登録しておくことを強くおすすめします...)。

ところがこの時間外窓口がまったく繋がらず、「ただいま電話が大変混み合っております...」という自動音声を30分以上聴き続ける羽目になりました。

ようやく電話が繋がりオペレーターに状況説明をするとひとまず給湯器本体を再起動させてみましょうということになりました。オペレーターの方によるとこれで3割くらいの家庭は回復するそうです。

しかし残念ながらわが家の給湯器はエラーコードが表示されたままで修理が必要ということになりました。

年末・コロナ・半導体不足

管理会社からメーカーに修理依頼をしてもらうことになりましたが、ここでとても恐ろしいことを伝えられました。それは、

1.年末かつコロナのこういう状況なので、依頼をしてもすぐに修理に来てくれるかは分からない(通常は翌日には対応してもらえるとのこと)
2.世界的な半導体不足のため、仮に給湯器の全取替(=新しいものを設置)が必要な場合、2月〜3月にならないと対応してもらえない

ということです。わが家は近くに銭湯などはなく、そもそもオムツの外れていない子どもがいるので即日対応してもらえないだけでもつらすぎるのに、まして2月〜3月にならないと直らないかもしれないなんて、一体どうしたらいいんだろう...と本当に途方に暮れました。

一旦はメーカーからの連絡を待つことになりましたが、いつ来るか分からない連絡を待つのは精神的な負担がとても大きく、こんなに不安な年末を過ごしたのは人生で初でした。

感謝の翌日対応

管理会社からメーカーに修理依頼をしてもらった翌日、メーカーから委託を受けた修理会社から連絡が入りました。改めて状況を説明するとおそらく全取替の必要はないだろうということで少し(本当はかなり)ほっとしました。

そして、本来はこの日も予約でいっぱいとのことでしたが、たまたまわが家の近所で予約が入っていたらしく合間をぬって来てくれることになりました。すぐに対応してもらえることになって本当に嬉しかったのと、改めてこんな年末まで稼働していただいている色々な方への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

お湯が出た!

修理会社の方によると、給湯器内部のコンピューターの設定がおかしくなっていたとのことでした。そのため、特に部品を交換したりすることもなく、設定だけ正常なものに戻してもらってあっという間に作業は終了しました。

作業が完了したことを確かめるために お湯が出てくることを確認したときは、大袈裟ではなく泣くほど嬉しかったです。

最後に

今回給湯器が故障したことで蛇口をひねればお湯が出るのは当たり前じゃない、ということを改めて実感しました。また、一部とはいえライフラインが機能しなくなることがこんなにも不安なことなんだと痛感しました。

皆さんも普段から点検や緊急時の連絡先の確認を行うことでいざと言うときの不安を少しでも減らせるようにぜひ日頃から意識してみてください。

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RICOさん 思い立ったら即行動系ママ

2歳(女)。適度に手を抜いて、ストレス指数低めの子育てLIFEを目指しています。コーヒーとスイーツが大好き。
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