こんにちわ、看護師ママのきりぬきです。

先月は自律神経の働きについて簡単に説明させていただいたので、今月からは具体的にどのように自律神経を整えていけばいいのか、実体験を交えながら紹介していきたいと思います。

朝スッキリ起きられない原因

常にON状態のママの自律神経を整えるために最も重要なのは睡眠です。疲れている自覚があるのなら、尚更早めに休息を取りたいところです。

しかし、いざ寝ようと思っても保育園のお迎え~寝かしつけまでに数えきれない家事をこなさなければなりません。

帰宅後、超特急で夕食を作り子どもに食べさせ、食後の片付け、歯磨き、入浴、保育園の持ち物や連絡帳の準備をテキパキ済ませ、寝かしつけを終えてもまだ干せていない洗濯物の山。散らかったままのおもちゃ。目の前にすると思わずため息が出てしまいますよね。

多少パパと分担したとしても、平日夜にゆとりを持ってリラックスしながら過ごしているママは少数派だと思います。

このように、子どもが寝た後も布団に入る直前までON状態で活動していると、入眠後も浅くしか眠れず、OFF状態がほとんどないまま朝を迎えることになります。

ぐっすり眠れていない日が続くと、誰でも朝からぐったりしてしまうと思いませんか。「寝ても寝ても疲れが取れない。」というママは、寝ている間も神経が高ぶっている可能性大です。

ママのための入眠儀式

子どもに絵本を読んであげたり、今日の出来事を話したり、寝かしつけの際に入眠儀式(眠りへのスイッチ)を行っているママは多いと思います。

でも、ママはいつも子どもにする側で、自分は疲れ果てて倒れるように寝てしまっていませんか。わたしも職場復帰したての頃は、寝落ちして気づけば朝だった!ということがよくありました。

そこで、寝る前にわたし自身が試してみて「これをした翌朝は目覚めがよかったな。」と実感したものを3つ紹介します。

1)夕食に子どもが苦手な物を極力入れない
せっかく作ったのに残されるとイライラする原因になるので、苦手な物は入れるとしても一口分程度に。多少の好き嫌いは大人でもありますし、極端な偏食を毎日続けなければそれで十分です。

2)平日夜は寝る前までパパに子どもの遊び相手をしてもらう
子どもがそれぞれ自由に遊んでしまうと部屋が散らかり放題になってしまうので、「今日は粘土で遊ぼう。」等、テレビや以外で遊びのお題を考え、それに集中してもらいます。遊びの誘導やケンカの仲介、片付けもパパが担当。その間にママは家事を済ませられるので、時間に追われてイライラすることが減りました。

3)腰と首を蒸気の温熱シートで温めて寝る
寝る前に貼るだけでOK。腰と首は副交感神経の根っこの部分なので、血流を良くすると身体をOFFに切り替えやすくなりますよ。ホットタオルやレンジで温めるジェル等でも良いのですが、貼ったまま動けるので個人的には温熱シートがおすすめです。

帰宅後~就寝前のイライラは最小限に!

ママが平日夜やらなければならないことは、どのご家庭でも大差ないと思います。大切なのは、ママが子どものグズりや時間に追われることで、ON状態に拍車をかけないこと。自分が何にイライラしやすいのか、書き出してみるのも効果的です。わざわざリラックスタイムを作って睡眠時間を削るは必要はありません。

ちなみに、我が家の場合はパパとの家事育児の分担にかなり不満があり、せめて子どもの遊び相手くらいはやって欲しいというママの願いで今のスタイルに落ち着きました。ママ友の話を聞いていても、パパだとママの希望通りに洗濯も掃除もできていないことって多い気がします。きっと、どこか感覚がズレているのでしょう(苦笑)

仕事も家事も育児もこなして疲れて当然なのですから、どうせ寝るなら自律神経をOFFに切り替えてぐっすり眠り、自分自身を労わってあげられるママでいて下さいね。

※適度な睡眠時間は7時間前後が目安です。

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きりぬきさん 年子姉妹ママと病院勤務ナースの二刀流☆

4歳(長女)3歳(次女)。娘達の成長をパワー源に、急性期病院での看護業務に励んでいます。将来の夢は親子で三世代女子会&恋バナやを聞かせてもらうこと♪

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