/ 2022.02.18

2021年の春からコロナワクチンの接種が開始され、秋の終わりには接種率が8割を超えました。これによりコロナ感染は収束するかと思われましたが、新たな変異株の出現によってコロナ禍は2022年2月現在も継続しています。

さらなる対策として、コロナワクチンの3回目接種が進められています。この記事を書いている共働きおやじ研究所も、2月11日に3回目接種を受けてきました。私自身は30代半ばですが、同じタイミングで接種に来ていたのは高齢の方だけでした。

高齢者が多い理由は1回目&2回目のワクチン接種が早く開始されたためですが、私のように子育て世代でも早く摂取する方法があることが分かりました。

仕事と家庭どちらも中断できないぎゅって読者の皆様には、是非試していただきたいと思っています。この方法はコロナワクチン3回目の接種券が届いていなくても大丈夫です(実際に、私も接種券なしで接種を受けました)。

コロナワクチン3回目接種の基本ルール

原則的には、ワクチン3回目接種の手順は次のようになっています。

1.住民票のある自治体から接種券が自宅に郵送される

2.接種券に記載されている予約サイトで接種場所と日時を設定する

3.指定日時にワクチン接種を受ける

通常はワクチン接種の予約に際して接種券が必要となるため、接種券が届くのを待つことになります。

接種券が郵送されるのはコロナワクチン2回目接種から8ヶ月経過後(注1)のため、初期のワクチン接種が遅かった人はその分だけ3回目も遅れることになります。

(注1:医療従事者等の条件によっては6ヶ月もしくは7か月に短縮可能)

コロナワクチン3回目接種を早く受ける方法

原則は前の章に書いた通りですが、追加接種の前倒し措置も定められています。
(正確な情報に関しては本記事末尾に引用している厚生労働省の説明資料を参照ください。)

通常の方法より早くワクチン接種を受ける方法は大きく分けて2つあります。
・企業による職域接種
・かかりつけ医院の余剰ワクチン提供

順に説明していきます。

企業による職域接種

自分が働いている会社が職域接種会場となっている場合、社員として優先的にワクチン接種を受けることができます。比較的大きい企業に勤めている場合は、会社が職域接種を行っているか確認することがおすすめです。

ただし社員区分(正社員、派遣社員等)によって対象者および接種時期を分けている場合がありますので要注意です。また企業によっては事前に接種券を確認する取り決めとしている可能性もあり、各企業での職域接種ルールはよくご確認ください。

かかりつけ医院の余剰ワクチン提供

余剰ワクチンとは別の人の予約キャンセルによって決められた日時に使用されなくなったワクチンです。

私はこの方法で接種を受けました。3回目接種は2回目接種の6ヶ月と1週間経過後で、厚生労働省が定める最低期限の6ヶ月とほぼ同じタイミングで接種を受けることができました。

これは貴重なコロナワクチンを予約キャンセルによって無駄にしないための例外規定です。そのため接種券なしでのワクチン接種が認められています。

ただしあくまで例外規定のため、病院側も「余剰ワクチンとして接種券なしで接種した」という証明が(政府に対して)できるようにしておく必要があります。

そのような背景から、この案内が届けられるのは(いわゆる)かかりつけの患者に絞られるようです(各医療機関の判断によります)。かかりつけ医院が余剰ワクチン提供を実施しているか(答えてもらえるか)は不明ですが、問い合わせてみる価値はあるかもしれません。

コロナワクチン接種当日の注意点

私の場合は以下を持参するよう指定されていました。
・予診票(追加接種用。まだ自宅に届いていなければ、当日接種会場でもらえます)
・接種券(なければ2回目接種日が明記されている接種済み証)
・身分証明証(健康保険証)
・お薬手帳(服用している薬があれば)
(医療機関によって異なる場合があります)

そして服装も要注意です。1回目&2回目の接種時期は春から秋だったため、通常の服装で行ってもそれほど問題はありませんでした。それに対して3回目は冬から春になる見込みのため、厚着をしがちです。ワクチンは腕ではなく肩あたりに注射するため、肩まで袖をまくれるTシャツが必須です。

接種する段階になって肩出しに難儀する人が多かったためか、妻がノースリーブの服で臨んだところ、看護師から「(注射が)打ちやすくて完璧」と言われたそうです。

その他の注意事項

接種券なしでワクチン接種した場合、接種券が届き次第、接種会場に持参して医療機関で確認する必要があります。医療機関が政府に対して手続きをして初めて、接種証明ができることになります。また子持ちの共働き家庭ならではの注意事項もあります。

それはワクチン接種を週の前半にし、かつ夫婦で接種日を分散することです。副反応で体調が悪くなった際、平日であれば仕事を休んで日中に安静をとることができます。しかし週末に副反応が出てしまった場合、家事育児は休めません。

わが家は3連休初日に夫婦2人でワクチン接種するという大失態を犯してしまったため、経験をもとにお伝えします。

コロナワクチン3回目の早期接種のまとめ

・原則は2回目接種から8ヶ月経過後
・職域接種もしくはかかりつけ医院の余剰ワクチン提供で早められる場合あり
・持ち物と服装に要注意
・子持ち家庭の接種は週の前半、かつ夫婦で日時を分散すべし

一日も早く世界全体でコロナ禍が収束することを願います。

コロナワクチン3回目をできるだけ早く受けたいと思っている人が、今できることがあります

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共働きおやじ研究所さん

4歳と2歳の姉妹を持つ30代中盤の父親です。妻は2022年4月に職場復帰。祖父母サポートなし共働き家庭を続けていくために、父親育児の手法を研究しています。
研究成果を公開し、親父の地位向上を目指しています。
仕事と家庭と自己実現の三方良しが人生の目標です。

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