/ 2022.03.04

通っている保育園では廊下に本棚があります。自由に絵本を借りて帰ることができるので、夕方は絵本を選ぶ子ども達で賑わっていることも。うちの3歳の息子も例に漏れずその日の帰りがけ、おうちで読む本を楽しそうに選んでいました。

そんなときに起こったお友達との出来事。私はこのとき息子に間違った声かけをしました。今でも思い出すと少し胸がチクリとなる、後悔先に立たずなエピソードです。

お気に入りの絵本を選んで嬉しそうな息子

息子と共に3歳児クラスのお部屋を出て下の子の荷物をまとめている間に、息子は本棚へ行きその日借りる本を選んできました。

「これにするー!」とお気に入り絵本を胸に抱えて、嬉しそうな息子。「いいね!じゃああと2冊借りられるから、選んでいいよ」と私が言うと、うん!と楽しそうに本棚のところへ戻りました。

しばらくすると、同じく帰りがけの、お部屋から出てきた他クラスのお友達が本棚に駆け寄って行きました。

「僕もこれ借りたい!」

息子の持っている絵本を指差してそのお友達は「僕もそれ借りたい!」と言いました。保育園ではよくある光景ですよね。そのこと自体特に思うことはありません。固まる息子。あまり他のお友達(特に慣れていないお友達には)に意見をはっきりと言えない息子は、ただただその本を抱きしめて固まっていました。きっと譲りたくないのだろうということは、見て分かりました。

泣き出すお友達と固まる息子

「これは〇〇くん(うちの息子)が借りるから。△△くん(お友達)は違う絵本にしよう?」とお友達のお母さんはその子を諭していました。それでも納得できないお友達は「やだ!△△が借りたいの〜!」とついに泣き出してしまいました。一方、依然固まっている息子。いたたまれなくなった私はこのあと、息子に後悔の一言をかけてしまうことになります。

私が言ってしまった一言

「違うの借りればいいじゃん、△△くんに譲ってあげよう?」

とっさに出た私の言葉に息子は最初首を振っていましたが、渋々…といった感じで胸に抱いていた絵本をお友達に差し出しました。

「えっ悪いよ!(汗)」と遠慮していたお友達のお母さんでしたが、お友達は喜んで受け取り、お母さんも「本当にごめんね!」と言いながらお礼を言ってその絵本を借りていきました。

その場は丸く収まり、めでたしめでたしと思っていたのですが…。

児童館で見かけたお母さんの声かけ

帰宅してから、心に何かが引っかかる。絵本を差し出したときの息子の表情が目に焼き付いて離れない。息子はとっくに心を切り替えたようでしたが、私はもやがかかったような気持ちになっていました。

「あれでよかったのか…?もっと違う言葉があったんじゃないか…?」と珍しく真剣に考え込み、ずっと前に行った児童館で、ある親子がしていたやり取りを思い出してハッとしたんです。

遊んでいたおもちゃを別のお友達に取られそうになって、泣き叫ぶその子にお母さんがしていた声かけは、「今使ってるよ、ってちゃんと言おう?」この言葉でした。

大事なのは自分の気持ちを伝えること

なぜ私はこのように息子に言ってあげられなかったんだろう!と激しく後悔しました。大事なことはその場を丸く収めることなんかではなく、息子に我慢をさせることでもなく(場合によっては必要だと思いますが)、自分の気持ちをちゃんと相手に伝えられるように促すことだったのだと気付きました。

「僕が先に持ってたよ。」「これ借りたいんだよ。」

息子がお友達にそう言えた上で、それでも喧嘩になってしまったら、そこで初めて大人の出番だったんですよね。

息子よ、未熟な母でごめんね。一緒に成長していこうね。思い出すといまだに少し心をチクっとする出来事ですが、今度同じようなシーンに出くわしたら絶対こう言うんだ、と今から決めている私です。

日々反省、日々成長。子育ては親育てでもあるって本当ですね

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ハナ*リイカさん 海好きが興じてお魚屋さん歴10年、男子二人の母。

3歳(男)、1歳(男)。時短勤務で水産担当をしています。お魚のことならおまかせあれ!趣味はショッピング。自分の贅沢をしたいのに、気付けば子供服か絵本コーナーばかり見ている溺愛母です。「今日も就寝まで生きて辿り着いた!100点満点!」を地で行くドタバタ・サバイバルな日常です。

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