採用イベントに参加して思いがけず自分を見つめ直した話

こんにちは。横浜在住エンジニアワーママ、ゾウです。いやーーーー年度末！！ですね！！！！仕事が全然終わりません。終わらないのに、どんどん新しいタスクが生まれる…。年度がきちんと締まるのか、甚だ疑問です。頑張っていきましょう…。

さて、先日、弊社の採用イベントに参加してきました。あまり詳細は述べませんが、キャリアについてどう考えているか？ワーママとしてどうやって仕事と家庭を両立させているか？…といったようなところをメインにお話させて頂きました。

思い返すと、私が就職活動をしていた頃には夫と既に長く付き合っていたわりに結婚や出産というライフイベントをリアルに考えていませんでした。なので、「女性としてのキャリア」「両立支援」と言われてもピンとこないな～…なんて思っていた気がします。むしろ、女性としての生き方を型にはめられているような、押しつけがましさすら感じていました。

なので、イベントにご参加頂いた方にとって、”あくまで一人の社員の体験談”、だけど”個人個人の個性、多様さを体現している”と思ってもらえるように…と気を付けながらお話しました。

こういったイベントや、キャリア関連の社内研修に参加する機会が最近増えています。今までも、自分のキャリア像について何度も考えたり夫と語り合ったりしてきましたが、アウトプットを前提とした場所で自己を捉え直すことで、新しく見えてきたこと、勇気が出なくて言語化できてこなかったことなどがあったな、と再発見しています。

このブログもそうですが、私は自分が考えてきたこと、悩んでいることについて、近い思いを持つ人と共有したい、そしてよりよい姿へ発展させたい…という気持ちがあります。それは女性に限らず、今後育休や、傷病、介護といった人生の出来事に向き合う人全てと共通して持ちうるものだと考えています。

現在の日本では、子育てのメインを担っているのは多くが女性です。書籍・ブログ・SNSといったツールで発信することで、女性同士助け合えている部分は大きいかと思いますが、いつか近い未来に、例えば育休を取得してキャリアが見えなくなった男性の背中を押すこともあるのではないかと想像します。

私は女性エンジニアでワーママで……といったような、現代社会におけるマイノリティな部分をいくつか持っています。誰しもがどこかでマイノリティな部分を持っており、そしてそのことが、必ず誰かを助けうる…ということを、互いに信じ合える社会になってほしいと願っています。

採用イベントへの参加を通じて、思いがけず自分の基礎として置いておきたいような気持ちと出合うことができました。自分に何ができるのか…と思案しながら、まずは目の前の仕事、終わらせたいと思います………。