「ママ、絶対泣かないで！」と長女の念押し。でも泣いてしまった卒業式

先週金曜日は長女、小学校卒業式。コロナ禍に伴い、式を1時間で終わらせるという。

あれは6年前の長女、保育園卒園式。三人目を妊娠中ということもあり、非常に涙もろくなっていて、卒園生入場前の園長先生の話ですでに胸がいっぱいになり、ポロポロと泣いてしまったところ、園長先生に『お母さん、泣くのまだ早いですから。』と釘を刺された、何とも恥ずかしい思い出。

そんなこともあってか事前に長女からは『ママ、卒業式では絶対、絶対に泣かないでよ。』と何度も念を押された3姉妹ママ。

当日は卒業式日和のまさに快晴！入学式も快晴でしたよねと開場時間を待っている際に長女と同じクラスのお友達のお母さんに声をかけられ、そういえば小学校の一番大きな桜の木の下で記念写真を撮ったことを思い出す。

卒業式いよいよスタート

卒業生入場のアナウンスが流れ、卒業生が続々と入場。ランドセルの方が大きくて、ランドセルに背負われている感が圧倒的だった1年生だった頃の子ども達が身長も伸び、体格もあの頃よりも一回りも二回りも大きくなり、立派に入場する姿に思わず、目頭が熱くなる。

長女に『ママ、絶対泣かないでね！』と言われた言葉を思い出しグッと泣くのを我慢。

開式のことば、卒業証書授与、校長式辞、在校生である5年生からの言葉等、ここまでは何とか涙を堪えていたので、今回は泣くことはもうないだろうと思っていました。

そして、卒業生からの門出の言葉。学校でお世話になった先生や用務員さん、給食室の方に御礼の言葉が卒業生から投げかけられる。そして、最後にここまで立派に育ててくれた、お父さん、お母さんへのメッセージあたりでしょうか。保護者席からすすり泣く声が少しずつ聞こえてきて、ハンカチで目頭を押さえるお母さん。

そして、眼鏡を外して涙を拭くお父さんの姿が目に入り、そうだよね、子ども達の立派な姿を目の当たりにし、感謝の言葉まで述べられたら、泣いてしまうよね、泣いてもいいよね…。

気がつけば3姉妹ママは目から涙がポロポロと止まらず、マスク越しに流れた涙が頬を伝わり、涙でマスクも顔もビショビショでした。泣いてしまい、長女には申し訳ないですが、ここまで立派に成長してくれて、ありがとう！そして、卒業本当におめでとう！