2022.04.01
ずいぶん前から気になっていた【月経カップ】使ってみました
女性特有の表現をしており、少々リアルな表現があるかもしれませんので、男性の方・苦手な方はお引き取りいただけたら、と思います(グロテスクな掲載はありません)。
使い始めたきっかけ
生理パンツってものすごく蒸れませんか?そもそも漏れにくいように防水素材だったりして、THE 化学繊維!といった感じの素材のものが多い印象。そこまで肌が弱い方ではないので、化学繊維のショーツだからと荒れたりはしませんが、あの不快感がとにかく苦手です。
そもそも生理の日は気持ちも快晴!とはいかずどんよりしがちなのに、加えてこの不快感。PMSはそこそこ、生理痛も全くもってひどい方ではありませんが鈍痛もあり、人並みだと自覚していますが、あの不快感はいつまで経っても慣れません。
時短で働いているのでトイレに行く時間も惜しい!さらには外回りのアポイントなどでバタバタ!トイレにこまめに行く時間もないので普段からタンポンや夜用ナプキンを多用していました。
そんな中、目にした月経カップ。えー?!8時間替えなくていいの?ナプキンおさらば?めちゃくちゃいいじゃーーーーん!
ちなみに、トイレに行くも仕事中だと手ぶらで行くことも多く、用を足そうとしてから「あー忘れた」となることも多いわたし。ナプキン替えるの面倒!これは使わない手はない!となりました(笑)。
月経カップのメリットは?
1. 交換の手間が少ない!
2.漏れ・かぶれない!
3.ニオわない!
4.エコ!
5.行動の制限がない!
これらが挙げられるかなと思います。個人的な感想になりますが説明していきます♪
1.交換の手間が少ない!
個人的には1が全てです。本当に快適です。多い日に何度もトイレに行かなくて済みます。時短でお仕事している人は共通感情だと思いますが、本当トイレに行く時間ももったいないですよね。
最長8時間なので(タンポンもそれくらいですよね)時短勤務のわたしなら最悪替えなくてもいけそうです。
2.漏れ・かぶれない!
経血が外に出ることなく体内でカップに吸収されるので、カップがオーバーフローしない限り漏れません。量は結構多い方だと思いますが、2日目でも漏れはしませんでした(カップたぷたぷにはなっていました)。
3.ニオわない!
経血が空気に触れないため、ニオイません。これは気にする人も多いと思うのでとてもメリットだと思います。生理中の不快感の軽減にもつながりますよね。
4.エコ!
繰り返し使えるので、経済的で、ゴミも出ないので地球にも優しいです。洗う手間は確かにデメリットですが、ナプキンって快適で薄いものは結構お値段がしますよね。ケチって安いものを不快感と共に使い続けるよりは、こちらの方が快適かなーと思います。
個人的には夜用は大きいものでないと不安なのですが、カップを使うようになり全く気にならなくなりました。物自体は医療用シリコン100%使用で耐久性もあり、最長5年間使えるとのこと。
5.行動の制限がない!
膣内挿入型なので、プールや温泉も大丈夫!
…と記載ありましたが個人的にはそれでもなんとなく今でも抵抗はあるのですが、タンポンより行動制限はありません。
タンポンだと温泉とかだと水を吸ってる感じがするし、何しろトイレで用を足すときに不潔感があり、結局長く替えなくてもいいのにトイレの度に替えるハメに…。旅行を諦めたり、ピルを飲んでずらしたりしなくてもいいのも魅力的でした。
いざ開封!
前置きが長くなりましたが、さっそく購入してみたものを開けてみました。ちょうど2個目半額キャンペーンをやっていたのもあり、2つ買ってみました。一応買う前は慎重に調べるタイプ。
●大きさや
●形状
●ステム(タンポンで言うと紐の部分。出すときに引っ張る部分のこと)の大きさ
これらを熟考し、【ベルリーカップ】と言うものを購入してみました。
大きさ
いろんな生理カップを調べましたが、大きさを選ぶ際には【経産婦か、そうじゃないか】が1つの目安になっていました。わたしは2人の子どもを産み落とした経産婦なので一番大きなサイズのものに。ベルリーカップでいくとLというサイズです。
レビューでは終わりかけように小さいサイズも購入した人が多かったですが、どうせ吸収してくれるなら大は小を兼ねる、と言うことで2つともLに。後日届いて開けてみてびっくり。
「でか!!!!!!!!!」
レビューにもちらほら書いてあったので想定はしてたのですが、本当にこれ入れるの?!本当に?!と言った感じ。
容量(カップの大きさ)
これはどこもあまり変わらないなぁと言う印象でした。大きければそれだけ容量も多い、と言う違いでした。
ステムの大きさ
ステム= 出すときに引っ張る部分のこと
タンポンで言うと紐の部分です。これがリング型や、わたしが購入したベルリーカップのような棒状のものか。取り出しやすさは断然リング型だと思います。
結果、棒状のタイプで目立たず違和感もなく(個人的には)正解だったのですが、レビューを見ると2つ目の購入や、慣れてる方がこちらにする傾向にありました。
ちなみに、生理中でないと入れづらいので(タンポンも経血量が少ないときに入れると痛みや違和感を感じやすいですよね)お試しで入れてみるのはおすすめしません。
いざ装着!手順は?
1.煮沸消毒する
鍋やボウルで熱湯に入れ煮沸消毒します。わたしはレビューを書くと貰えるシリコンカップに、よく洗ったカップをいれ、水を入れ、電子レンジで500w 5分。これで冷めたら装着okです。
わたしは面倒なので触れるくらいの熱さでもつっこみます(言い方)。全然抵抗なく、気にならなかったのですが、実家に帰ったときに電子レンジ消毒をしたら「え?!そんなもの電子レンジに入れないでよ!!」と母に叱られました。…たしかに…。
食品としっかり分けたい人は抵抗あると思います。実家では、哺乳瓶を電子レンジで煮沸消毒できるケースでやることにしました(子どもたちは断乳しているので)。
個人的には洗ってるし、いいのに←
といったところです。
2.いざ!装着!
和式で座る体制になり(う○こ座りというやつですね。)折りたたんだ(写真参照)タンポンを入れる位置と同じ位置に差し込みます。これが結構コツがいります。レビュー通り折りたたんでも結構大きい。こんなの入るか?!と最初の数回は苦戦しました。
トイレで変な体勢でカップを突っ込んでる姿は誰にも見せられる姿ではなく、変な汗もかいてきました。コツがいります。こればっかりは試してもらうしかないのですが、慣れてしまえばタンポンのように簡単にスルっと入ります。
個人的な感覚ではありますが、カップの大きさに慣れた、ではなく、入れる場所の問題かな、と思います。向きや、場所を間違わなければ、生理中であればスルッとタンポンのように入ります。
ここが乗り越えられたら快適生理カップ生活が待っているのでぜひ頑張ってほしいと思います。
どうやって取るの?
ここがステムの差だと思います。また、経産婦との差なのかもしれません。わたしは今でこそ(2回目の生理を経て)入れるのも、出すのも、スムーズに簡単にできていますが、ぶっちゃけ取り出すのもコツがいりました。
コツだけでなく慣れも必要です。取り出す際に持ち手になるステムには、リング状と棒状(今回買ったベルリーカップはこちら)のものがあります。リング状のものだと、取り出す際にここに指を引っ掛けて、ぐっと引き出せば取れるのでこちらの方が安心感はあるはずです。指が通るくらいのリングがついているので若干の違和感は残るそう。
一方で棒状のレビューを見ていると、リング状ステムから乗り換えた方が多く、目立たない、の声が多かったです。
実際使ってみると、タンポンの紐がタラーンとなるのとは大違いで、棒状ステムはショーツ側に全く出てこないので、プール、お風呂(温泉)も目立たないです。目立ちにくい、ではなく目立たないです。1mmも出ていないんです。完全に入ってる感じ。想像以上に奥に入っています。
タンポンの紐が切れてしまったイメージ。(タンポン使ったことのある方は結構奥だなーという感覚であってます。)ですが、逆に棒状のものは中に入り込んでるので、いきんでステムを降りてこさせないといけません。これは経産婦でないとなかなか感覚が難しいのではないかなーと言う印象でした。
入れる際は経産婦だろうがなんだろうが入ると思います。膣の大きさなどは関係ないと思います。前述の通り「場所」かなぁと。感覚ですが。
丸めて入れるのでタンポン使うのと同じです。出すのは確かに経産婦関係あるかなーと言った印象でした。わたし自身、いざ出産するまで「いきむ」感覚が全く分からず、「いきむいきむ、ってよく言うけどどう言う感じなんだろう…」と思っていたほどで、出産するまで経験したことない感覚でした。
まあ要は大の方をするときみたいにフーーーーン!!!とすれば降りてくるのですが、それが初めては難しかったです。正確には大をするときのそれともちょっと違いますよね?(ね、経産婦さん。)これは慣れるしかないかなーという感じです。不安な方はぜひリング型を!
初回取り出すときはなかなか棒が見つからず、「何やってんだろ、自分…」とう○こ座りで半べそでしたし、説明書にも【万が一取り出せなくなった場合は速やかに産婦人科に…】と書いてあったことから恐怖感を助長しており、本当に初回は焦りました(笑)もう感覚が掴めているので大丈夫です。
「いきむ」感覚がわかれば、和式でスタイルでしゃがまなくても、洋式トイレで座ったままでも取り出せると思います。入れるのも出すのもわたしは洋式トイレでやってます。
月経カップを使用して初めての生理の時は3〜4回苦戦しましたが、2度目の生理の時にはもう快適極まりない感覚で取り出し出来ました(入れるのも)。
取り出す時の注意点 取り替えるのは?
いろいろ注意点やらコツやらありますがリアルな体験レポートなのでご容赦ください。中に入っているときはカップは空気が入っていない状態で、折りたたんで入れますが中に入ると自動で折りたたみが取れて隙間がなくなります。
が、それゆえ取り出すとき、ゆっくりそっと取り出さないとぶわぁっとなります(語彙力)。床に垂直に下ろさないと、カップの中の経血がトイレ内に飛び散ってしまうのでゆっくり、慎重にやってください。わたしは取り替えなくてもいい8時間を逆算して、取り出すときがお風呂になるようにうまく調整しています。
コンビニのトイレなど個室内に手洗いがあるタイプのトイレも多いのでそういうところなら、手も洗えてさらに快適だと思います。今は育休中なのでなんとかなってますが、仕事復帰(もうすぐ)したら、最悪会社のトイレで1度は替えないと、と思うとどうしたもんかな、とは思っています。
時短なので家出る直前に入れていけば持ちそうな気はしているのですが、残業などを考慮すると一抹の不安は残ります。
今のところは、カップを2つもっているので、経血を流した使用済みカップを、付属のシリコンカップで持ち帰り(密閉できます)、新しいものを装着する、という感じかなーと思っています。
月経カップのデメリットは洗ったりすることだと思うので、その辺りも使いながらいい案があればぜひ共有したいと思います♪
全力で推せる!!!!もっと早く出合いたかった!
とにかく快適です。個人的にはもう戻れません。母や妹には話しましたが、「えー洗うのめんどいじゃん。捨てるほうがいいわ」と一蹴されました(笑)。なので個人差はあるかと思いますが、わたしは本当に快適でもう手放せません。
ナプキンももう夜用は必要無いです。在庫処分に追われているほど。今流行りの吸収ショーツも併用すればもはやナプキンも要らないと思います。なんとなく昼少量用のナプキンは併用していますが、サニタリーショーツはもう処分しようかなと思います。
ベッドへの経血漏れも心配なくなり、快適極まりないのでぜひおすすめしたいです♪
数十年は付き合っていかなければいけない生理期間、少しでも快適に過ごせますように!
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