2022.04.06 / 2022.04.08
こんにちは、看護師ママのきりぬきです。新年度になり、新しい環境でのお仕事や保育園ライフをスタートした人も多いかと思いますが、そろそろ慣れてきた頃でしょうか。
わたしは昨年度から保育園ライフを姉妹同時にスタートさせたのですが、4月は慣らし保育で職場に時短勤務をお願いし、さらに子どもが疲れて熱を出して何度もお休みさせてもらい、周りのスタッフには本当に負担をかけていただろうなと思います。
正直肩身が狭く、子どもが連続して病気になるとストレス過多で自律神経のバランスが崩れ、頭痛と吐き気が止まらない日や眠れない日がザラにありました。
しかし、何度かそんな不安定な時期を経験する中で、周りの目ばかり気にしなくてもいい!と思える考え方を身に付けることができ、今では体調不良も少なくなりました。
「なんで職場でも家庭でも上手くいかないんだろう」とモヤモヤが溜まっている人は、ぜひ参考にしてみてください。心が整うと自律神経が正常な状態に戻り、体の調子も整ってくることが多いですよ。
ワーママは仕事が中途半端と思われがち!?
保育園に通うためには、ほとんどの人が慣らし保育を経験されるかと思います。しかし、職場で周囲の理解を得るのは(共働き世帯がこんなに増えているにも関わらず)特に年配のスタッフや上司に関しては難しいようです。
わたしが経験した慣らし保育中の悲しい体験談をお話しします。わたしが時短勤務をお願いしている期間中に、偶然看護師の技術を確かめるテストを受けなければならない日がありました。
テストは勤務時間外に受けなければならなかったので、テスト当日の朝は早めに起きて夕食の作りおきやお風呂の準備等全て済ませ、保育園のお迎えは夫に依頼することにしました。
勤務終了後、テストを受ける準備をしていると一人の年配スタッフがわざわざわたしの真正面に来て、怒鳴り散らすように「へー、時短勤務させてもらってるのにテスト受ける時間はあるんだ!信じられない!!」と言い放ち、その場を去ってしまったことがありました。
特に就業規則の違反をしているわけでもないのに、時短勤務をすると一部のスタッフからはそのような目で見られていたのでしょうね。
早く仕事を終えて家に帰っても、大半のワーママのTODOリストといえば夕食作り、歯磨き、お風呂、洗濯、掃除、明日の連絡帳の記入や持ち物の準備、寝かしつけながら寝落ち…といった感じで、決して楽をしているわけではありません。
職場で与えられた仕事も家庭で役割も、決められた範囲内できちんとこなしているはずなのに、このような皮肉を言われてしまうと違反ではなくても時短勤務が悪いことのように感じてしまいます。
ワーママの家事と育児は手抜き!?
産後からずっと、わが家では家事も育児も保育園の準備も、ほとんど全てママのワンオペの連続でした。
保育園で使う服の名前書きも裾上げ、毎日の着替えセット作りも、家事を全て済ませてから子どもが寝ている間に作業をしていたのですが、パパは手伝う気はなく「そういうなのは母親がやった方がいいよ。」と言って、自室でお酒を飲みながら映画鑑賞や読書をしていました。
そして実母が見かねて買い足してくれた子ども服を見ると「変なの。それ、どこのいくらの服?」と、まるで他人事のように笑いながら話していました。
また、ママが定時に帰れず帰宅後に慌ただしい日が続いたので、子どもでも食べられるメニューのミールキットを使った料理を出していた時期もありました。子どもは気に入ってくれたようなのですが、パパは「いつものご飯じゃない…なんか食べたらおなか壊しそう。」と気に入らない様子で仕方なく食べていました。
今まで保育園の入園パンフレットを開いたこともなく、手料理を子どもに振る舞ってくれたこともないパパには、ママが一生懸命やりくりしているようには見えなかったのでしょう。
しかし、仕事から帰宅してから限られた時間で手作りのメニューを何品も用意したり、保育園の準備をするのにも時間と体力の限界があります。できる範囲で家族のために用意した服や料理を、ママが手抜きや楽をするために用意したものと捉えられてしまうのは、とても悲しいことですね。
家庭でも職場でも認められない努力
どんなに工夫を凝らして家事・育児・仕事をこなしても、手抜きや楽をしていると決めつけられてしまうと、ママの自己肯定感や自尊心も低くなりがちです。努力が認めてもらえないことって本当に辛いですよね。
しかし、共働き世帯がほとんどのご時世でも、子育てと就労の両立に関する周囲の理解は(パパも含め)まだまだ期待できそうにありません。
ママの心構えを変えて自己肯定感を高める
では、ママが仕事を続けながら楽しく保育園ライフを送るためには、どのように自分の気持ちを切り替えればよいのでしょう。特に周囲の理解を得るのが難しい時には、自分の気持ちを切り替えるしかありません。
わたしの場合はキツめの一言を言われたときは、「誰のために働いているのか」「誰に食べて欲しくて食事を作っているのか」「誰のために家中を清潔にしているのか」と自分に問うようにしています。
すると、「あ、別に自分の子ども以外の誰かのために頑張ってるんじゃなかったわ(笑)」と、自然と図太く考えられるようになってくるのです。この技が身につくと、自分にとって本当に大切な人や必要な物の区別がつき始めるので、人間関係に対するこだわりも薄れて気持ちが楽になると思います。
周りが何と否定してきても、一番守りたいものがわが子であることは、母親として絶対ブレるはずがありません。むしろわが子のために頑張るママってカッコよくないですか?
色々なやり方があると思いますが、周囲の目が気になってマイナスな方向に考えてしまいそうになったときは、子どものために行動できているということをママ自身がきちんと認めてあげてくださいね。
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きりぬきさん 年子姉妹ママと病院勤務ナースの二刀流☆
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4歳(長女)3歳(次女)。娘達の成長をパワー源に、急性期病院での看護業務に励んでいます。将来の夢は親子で三世代女子会&恋バナやを聞かせてもらうこと♪