2022.04.19 / 2022.04.22
これまでの流れ
約2年半ぶりの一時帰国を果たしたわが家ですが、まさかのタイミングでコロナ陽性になり、その一連の様子をブログでも紹介してきました。
検査代14万円。まさかのタイミングで3世代5名のコロナ陽性が判明…
「これはコロナ後遺症?」わが家の子どもと大人の気になる症状
結局、予定滞在の2倍の期間である、6週間の滞在後、先日、無事台湾高雄に戻ってきました。現在は、台湾での厳格な隔離生活を送っていますが、久しぶりの自宅でのんびりと過ごしています(台湾でも隔離中の支援物資をいただきました)。
三度目の正直
通常、日本でコロナ陽性になった場合、隔離解除後の検査は不要となっています(職種などにもよると思いますが)。私たちの場合は、台湾へ入国するための帰国前検査が必要でした。
そこで陽性になってしまったため、陽性判明から10日後、2回の陰性証明(24時間あける)プラス再度帰国前の陰性証明(搭乗2日以内)が必要とのことでした。ここまでの情報がわかってから、毎日電話で関係各所へ問い合わせをする日々が続きました。
航空会社には、搭乗に可能な証明書の書式や検査方法などのルールについて、何度も確認をし、毎回丁寧に回答してくれたのですが、スタッフの方も不明瞭な部分も多く、直接台湾へ問い合わせたり、あとから情報訂正の連絡を受けたりもしました。
そして、県内外病院へ対応している検査方法や証明書書式、費用、時間、予約可能かなどを問い合わせまくりました。
この電話がとっても疲れました…。
こんなに何度電話で確認し、それに合わせて都度動いていたのですが、結果的に「英語の証明書が必要」「鼻咽頭からの検査でないといけない」「PCR検査でないといけない」「2回の陰性証明プラス再度帰国前検査が必要」といった情報は確かでななく、かなり無駄な検査や労力と使いました…。
一番可哀そうだったのは2歳の次女で、台湾出国前に2回(一度、医師が綿棒を落としてしまった)、入国後に唾液が出せず1回、一度目の出国前検査で1回、濃厚接触者として1回、二度目の出国前検査で1回…と合計6回も鼻咽頭での検査を経験しました。私たちも毎回、泣き狂う次女を押さえつけるのがとても心苦しかったです…。
ちなみに検査方法は、鼻咽頭や唾液を容器に入れる方法のほか、大きな綿棒を口にくわえて唾液を収集する方法もあり、後者の唾液検査は2歳の次女でもできました。
なんとかかった検査代は最終的に379,000円
日本での検査を5回ほど行った結果、かかった費用がとんでもないことになりました…。(2カ所の病院で検査を受けたのですが、最初に検査を受けた県外の病院がとっても高かった。でもフライト日の関係や搭乗条件を誤解していたので仕方ない…)
2回目以降は、車で15分ほどの病院で受けたのですが、一番最後の検査前に医師から「さすがにかわいそうなので…」ということで、1人1万円、合計4万円の同情割”をしていただきました。
私たちは駐在なので、ありがたいことに会社が全額負担してくれたのですが、申し訳なさすぎるので少しでも安くなってよかった…という気持ちと、もっと情報精度がいろいろと高ければ、こんな出費もなくてよかったのにと複雑な心境になりました。
でも病院で割引される体験は初めてで、思わず笑ってしまいました(笑)。
最後は、情報収集に翻弄された数日でしたが、この反省を生かし、もう一度陽性判明後からやり直してみたいような、もう十分なような…。なにはともあれ、無事台湾に戻ってこられてよかったです!
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nimo*さん
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元食品メーカー勤務のフリーライター。4歳と1歳の姉妹の母。趣味は食品工場見学で国内外問わず、200か所以上足を運んでいる。夫の転勤のため、17年11月より台湾高雄にて駐在生活中。そんな台湾での子育てライフをぎゅってWeb内“台湾あるある子育て絵日記”にて紹介中。