
2022.06.10 / 2022.06.14
“上の子かわいくない症候群”、ご存知の方も、悩みのタネになっている方もきっとたくさんいると思います。このネーミングがまず良くないんですよね!決して上の子がかわいくないわけではないんです。
ただ、下が生まれるとどうしても私も余裕がなくなり、『ただただ年上だから』という理由でいろいろなことが許せなくなってしまいました。
『どうしてそんなにボロボロこぼすの!?』『もうお話しできるのに、なんでギャーギャー泣くの!?』
弟が生まれてかれこれ1年半、兄に対するそんなドス黒い感情の渦の中で悩んでいました。上の子の愛情不足を補う方法としてよく知られているのが“上の子と母親で二人だけの時間を持つ”ということらしく、下の子が1歳になり、だいぶ保育園を病欠することも減ってきたので取り入れてみました。
そうしたら、意外と私にとっても良い効果がたくさんあったので共有させてもらいますね。
上の子のしたいことを何でもかなえてあげる
弟を保育園に送り届けて、上の子とのデート開始!
「さて、何しようか!?」と上の子に尋ねると「公園行って、自転車の練習もして、電車乗って、お子様ランチ食べたい!」と盛り沢山な内容。
『え〜…。もう少し絞れない?』と言いたいところですがここはグッと抑えて、全部聞いてあげるのがポイントだそうです。そこでまず自転車を持って公園へ。自転車を5、6分漕いだところで「違う遊びした〜い」と言い出した彼。
「じゃあ遊具で遊ぼっか!」
そこから、複合遊具の鎖のぼり→てっぺんにあるハンドルを回す→滑り台を滑る…という無限ループ。弟を抱っこしていない分、身軽な私は思いっきり上の子と遊んであげられました。キャーキャー言いながらすごく楽しそうなわが子。
それだけで、来た甲斐があったなぁと思いました。
電車に乗ってとなりの駅へ
次は二つ目の目のご所望、電車に乗るため駅へ。手を繋いで歩いて行ったのですが、何だか不思議な感覚に襲われた私。
『あれ、いつの間にこんな上手に歩けるようになった…?』『繋いだおてて、まだこんなに小さかったんだ…!』
車道に出ることなく、向かいから自転車が来たらちゃんと脇によけながら、突然座り込んだりすることなく歩く。いつからできるようになったんだっけ?この子だけを見てあげる時間ってほとんどなかったけど、その間にもちゃんと成長していたんだ。
それでもまだまだ小さな4歳児の手。できないことも、泣いちゃうこともたくさんあって当然なのかもしれない。そんな風に、歩きながらいろんなことを感じていた私だったのでした。
バナナジュースとお子様ランチを堪能
となり駅にある駅ビルで大好きなバナナジュースを飲んで(一杯300円以上するのでいつもは買ってあげられません)、100均で弟へのおみやげを買って、最後にお子様ランチ♪
「どのレストランにしようか?」
「ここはおもちゃが付いてるねぇ!でもおもちゃは100均で買ったからな〜」
「こっちのお子様ランチはアイスが付いてるって!」
「えーっ!アイス〜!?(キラキラ)」
そんな風に迷う会話もとっても楽しい♪下の子がいるとどうしても『食べられそうな物があるお店』というのが基準になってきますが、今日は上の子のわがままをめいっぱい聞いてあげられます。
弟がいるときには絶対候補に上がらない、純喫茶風のドトールに入りミートソースのお子様ランチを堪能♪保育園ではやっていること、大好きなお友達Hくんの話、弟も今頃給食食べてるかな?などなど、彼から次々に飛び出す話題を二人でたくさん話しました。
上の子の今を再認識できた
楽しい時間はあっという間。弟をお迎えに行く時間です。上の子にとって貴重な『ママを独り占めできる時間』なのはもちろんのこと、私にとっても『上の子だけをじっくり見つめる時間』は必要だったんだな〜と思えました。
普段私は、この子の『できていないこと』ばかりに目が行っていたんだと反省し、また4歳3カ月という現時点の貴重な瞬間をしっかり見ることができた気がします。
“上の子かわいくない症候群”、まだまだ脱却できたわけではないとは思うのですが、こうしてたまに上の子とデートすることで、少しでもバランスを取りながら向き合っていくつもりです。
月イチで取り入れていく予定!次は何をしようかな?
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ハナ*リイカさん 海好きが興じてお魚屋さん歴10年、男子二人の母。
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3歳(男)、1歳(男)。時短勤務で水産担当をしています。お魚のことならおまかせあれ!趣味はショッピング。自分の贅沢をしたいのに、気付けば子供服か絵本コーナーばかり見ている溺愛母です。「今日も就寝まで生きて辿り着いた!100点満点!」を地で行くドタバタ・サバイバルな日常です。