子育てを通して自制心を鍛えています

こんにちは!nijikoです。

子育てをしていると私自身の「自制心」がどれだけ弱いかが分かります。子どもが成長していくにつれて私の都合通りにはいかない日も多くなっていき、子どもにはアレコレ言ってしまうのに、自分自身の言動はどうなの?と思うようになりました。

自分の言動に反省する日が増えていきました。

そして今は子育てを通して私の自制心を鍛えています。「言わないように気を付けている言葉」は、自制心を鍛える一環です。

最初はつい口に出てしまいそうになっていましたが、慣れてくると頭の中に言葉が浮かんだ瞬間に「言わない!」とセーブできるようになりました。

今回はとくに言わないように気を付けている言葉3選と、その理由や代わりに伝えている言葉を書きました。

1.うるさい

まずは「うるさい」です。

子ども自身が「ママ!ママ!」と話しかけてくる時、泣いている時や遊んでいる時。テレビやオモチャの音が大きい時など、「うるさいなぁ」「静かにしてほしいなぁ」と思う時がよくあります。

そんな時、「うるさい」や「静かにして」と言わないようにしています。その代わりに「声(音)が大きいよ」「もう少し小さくできる?」と言います。理由は「うるさい」「静かにして」とだけ言っても、子どもはどうすればいいか分からないからです。

声の場合なら「これくらいの大きさにできる?」と実際の大きさで伝えます。音量ならリモコンやボタンで音を小さくする方法を教えます。

解決方法まで伝えて子どもに実践してもらうことで、自分でコントロールできるようになりました。

そしてもう一つの理由が、大人でも「うるさい」って言われるのは嫌な気分になりますよね?自分が言われたら嫌なので、子どもにも言わないようにしています。

2.きらい

次は「きらい」です。

実は子どもが生まれる前まで、私は「きらい」を平気で使っていました。好き嫌いをハッキリさせるために使っていました。でも、子どもが生まれて「きらい」って言葉は伝わり方によってとても強くて重い印象を与えてしまうし、平気で使う言葉ではないと気づきました。

子どもが生まれてから、ほとんどの場合「すき」の方を先に覚えると思います。親を含めて周りから「だいすき」「あいしてる」「かわいいね」など、たくさんの肯定する言葉を言われると思います。

最初は肯定的な言葉にあふれているはずですが、子育てをしている私たちから徐々に「あ、これがきらいなんだね」と、「きらい」を教えられます。食べ物やオモチャなど、子どもが嫌がっている様子を見て「きらい」という言葉を無意識で多用してしまいます。

私も娘が赤ちゃんの頃は「きらい」を使っていましたが、話し始めて言葉を理解するようになってからは「きらい」の代わりに「すきじゃない」を使うようにしました。

理由は、完全に否定してしまう「きらい」ではなく、「すきじゃない」を使うことで子どもの周りであふれていた肯定的な言葉たちを活かすことにしました。「これはすきじゃないのね」などと言い換えて使っています。

また、食べ物に関しては「にがて」と言ったりもします。きらいな食べ物を食べた時には「これ、にがて・・・」と渋い顔をして言っています。

「いや」は子ども自身の感情を表す言葉なので、「これはいや(したくない)」などで使うことは多々あります。「きらい」は何かの対象があってそれに対する言葉なので、使わないように気を付けたいと思ったのです。

とはいえ、娘も「きらい」と言う時もありますが、同じ意味でも別の言い方があることを理解して、使い分けてくれるといいなと思っています。

3.気持ち悪い

次に「気持ち悪い」です。

これは虫などを見た時にできるだけ言わないように気を付けています。4歳から虫にとても興味がわいた娘は、蝶・ダンゴムシ・バッタ・セミ・テントウムシなど、身近にいる虫たちが大好きになりました。

私はどちらかと言えば虫は平気な方ですが、それでもちょっと見慣れない虫や家に出ると困るあの茶色い虫などは、見ると反射的に「気持ち悪い」と思ってしまいます。

子どもはもともとは何も思っていないはずですが、親や周りの反応を見て「気持ち悪い」という擦り込みをされてしまいます。それは子どもの視野や興味を狭めてしまうことになりますし、できるだけ先入観を与えたり擦り込みをしないように気を付けています。

娘が私に虫を見せてきたり一緒に見つけた時には、私が「気持ち悪い」と思ってしまっても、もちろん「気持ち悪い」とは言いません。代わりに見たままの感想を言います。

たとえば毛虫なら「トゲトゲしてるね」「動き方がおもしろいね」など。カマキリなら「かっこいいね」「顔の形が三角だね」など。見たままの色や形や質感などを言うだけで、娘の興味を否定することなく会話ができて喜んでくれます。

その甲斐あってか、娘は虫を怖がることも少なく虫にやさしく、今年の夏はたくさんの虫と出会って楽しんでいました。

言葉は大切なツール

3つの言葉をピックアップしましたがいかがでしたか?今回は言葉だけをピックアップしましたが、他にも「悪口」「他の子と比べる」など気を付けている言動もたくさんあります。

今回は私の個人的に気を付けたいと思っている言葉でしたが、よくある代表的なNGワード「早く!」「待って!」などはつい言ってしまうので、まだまだ反省する日々です。

言葉は生きていくうえでとても大切で、自分を表現するうえでとても重要なツールだと思います。それに、私自身が言葉でたくさん失敗もしてきました。

言葉って難しいけれど、いろんな表現方法ができることは面白いですし、使いこなせたら楽しいと思います。今は私が考える「言わないように気を付けている言葉」ですが、大きくなれば娘自身が自由に使いこなしてくれたらいいなと思っています。

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
nijikoさん

雑貨が大好きな37歳|フリーランス|関西在住|夫(優しさ200%)と5歳娘(可愛さ200%)の3人家族|ストレスフリーに生きてます|

nijikoさんの記事一覧 v-right