2022.08.21 / 2022.08.22
中学時代に宗田先生に会いに行きました!
『ぼくらの七日間戦争』は私が小学校くらいの時に大流行しました。宮沢りえさん主演で映画化もされました。みなさんご覧になったことはありますか?先日5年生の娘が私の本棚からこの本をみつけて読んでいました。この本は私にとって思い出深い本なのです。それは中学時代へと遡ります。
中学時代、私の学年は少し荒れていました。荒れてると言っても女子校だったので窓が割れるようなことや、陰湿ないじめみたいなことではなく、変な校則や先生への反発心!? この支配から卒業したいような風潮?とにかく、色々なことに反発したいエネルギーがたまっていました。
そんな私たちの気持ちにしっくりとぴったりと心に響いたのが『ぼくらの七日間戦争』。そして誰かが、「『ぼくらの七日間戦争』のように、学校のどこかに立てこもろう!」と言い出したのです。今考えると、なにか面白そうなことに飢えていたのかもしれません。さらに「宗田先生に相談しにいこう!」と声が上がりました。
宗田先生の住所知っているよ!
同級生の一人が宗田先生にファンレターを書いており、ご本人からお返事をもらっていました。そこに書いてあったのが先生のご自宅の住所と電話番号。さっそく数名で先生に電話を掛けました。
「宗田先生!ご相談したいことがあるので会っていただけないでしょうか。私たち先生に会いにご自宅に行きます!」
すると先生は
「君たちどこに住んでいるの?え?東京?東京からくるの?それは大変すぎるから僕が東京に仕事で行くときに会ってあげる。」と約束してくださいました。
そう、先生が住んでいたのは愛知県だったのです。住所に愛知県とは書いておらず、豊田市(豊橋市だったかも)から書いてあり、てっきり東京かと思っていたのです。
東京駅で会えました!
そして約束当日。緊張しながら宗田先生の元へ。私たちのとりとめもなく、大問題でもないような若者の悩みを真剣にきいてくださいました。結論は出るわけもなく、でも、先生に話したことで落ち着いた私たち。最後は本にサインをしていただきました。
宗田先生はせっかくの出会いだから君たちのことを今度本に少し登場させるよ、言ってくださいました!!こんなすごい話があるなんて!!私たちのことはセブンシスターズとして登場させてくださいました。人物は全然違いますが、ミッションスクールという所は私たちを意識してくださっているのかも?とてもうれしい思い出です。
今回は私の古ーい思い出話をしてしまいましたが、そんな思い出の本を黙々と読んでいる娘にほっこりした夏休みなのでした。
『ぼくらの七日間戦争』は色あせない!!
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あんmamaさん
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