自分で考える力を培うナンバーボンド

シンガポール発のナンバーボンドという算数の教育法&勉強法。今、欧米のプライベートスクール等で指示を得て取り入れられています。

イラストで描いた凧の中のように3つのグループに分けてそこに数字を埋めていく方法がポピュラーです。

ナンバーボンドは暗記だけをせず、しっかり自分で考える力を培える方法。

例えば「3+7=10」のように教えるのではなく、「10にするには3と何をプラスすれば良い?それじゃあ他にはどんな組み合わせがあるかな?4とだったら?」のような聞き方をします。

すると、子供は自然と組み合わせを考えて、10にするにはこんなに沢山の組み合わせがある!と気付くのです。

そして、その過程も間違いを指摘するわけではなく質問に考えて貰って教えて行く流れなので、楽しんで取り組めます♪

間違いを指摘するのでは無く、子供が自分で考えることが大切

ひたすら暗記する方法もメリット・デメリットがあると思います。

しかし、暗算だとどうしてもそれ以上の発展や新しく何かを考えて組み合わせるということが難しくなります。

学年が上がり、どんどん暗記だけでは難しいことも増えるし、暗記したこと自体を忘れてしまうと途端に自信を失ったり、必要以上に難しく感じたりして苦手意識が育ってしまうこともあります。

ただ、覚えておきたいのが、暗記式でもナンバーボンド式でも、大切なのは子供自身が楽しいと感じるベースを作ってあげることです。

楽しいことはどんどん自主的にやりたいと思いますよね。大人も必要以上に怒られたら萎縮してしまうと思いますが、子供も同じ。

間違った答えを書いても、「何でそう思ったのかな?」と聞いてあげればもしかしたら伝え方がわからなかっただけで、正解を出している可能性もあります。

本当に間違えていたとしても、トレーニングを続けているうちに基礎的な考え方が自然と培われていくはずなので、焦らず親子で謎解きを楽しむ感覚で挑戦してみましょう♪

ナンバーボンドは遊び感覚でトレーニング出来るから子供も飽きずに続けやすい

ナンバーボンドは数は「5」を作る数字の組み合わせから始めることが多く、その後に「10」を作る数字の組み合わせを考える練習をします。

ただ数字だけ書いてあると子供が飽きてしまったり、楽しいと思えなくなるので、可愛いイラストと一緒に空欄のシートに練習すると子供のテンションも上がるので、今回はワークシートを自作してみました。

スマホのスクリーンショットに保存したりして外出先で子供に挑戦してもらうも良し、飽きてしまったら落書きするなり、終わったら落書きするなりお好きにご使用下さい♪

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マダムカルピ子さん 海外式育児をプラスして親子で楽しく!2歳差姉妹ママ

4歳(女)、2歳(女)。日本人夫婦のバイリンガル育児漫画や日々の息抜きになるようなイラストをインスタに投稿しています♪欧米式育児を中心に日本とその他海外の良いなと思うところを取り入れ2歳差姉妹の育児に挑戦中。妊娠中に小学校で指導出来る児童英語非常勤講師資格を取得して子供達にも試しています。

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