/ 2022.11.16

今回は食品工場ではなく…

工場見学の中でも、食品工場が大好きな私。今回は食品“以外”の見学に参加し、面白かったのでぜひ紹介したいと思います。

食品トレーの「エフピコ」

食品トレー・容器の製造・販売を行っている「エフピコ」では、全国にあるリサイクル工場や選別センターで工場見学を行っています。私の地元である岐阜県にも中部リサイクル工場があり、さっそく予約をして、母と私、娘2人の4人で見学に行ってきました。

工場見学のその前に…

予約した時間が昼過ぎだったので、工場までの道のりにある気になっていたラーメン店に寄ってみました。

素材にこだわった人気ラーメン店なのですが、さらに平日なら、大盛もライス付きも両方プラスしても無料という太っ腹な一面も。スープまで飲み干しても罪悪感のない、優しいおいしさでした。こんな風に工場見学とともに、周辺のグルメも楽しみのひとつです。

そして、
・子連れであること
・時間に余裕をもちたいこと
から、工場近くの公園なども毎回事前リサーチし早めに向かいます。今回は、「平田公園」という長いローラー滑り台のある公園で、1時間ほど遊びました。

エフピコに到着!

余談が多くなってしまいましたが、いよいよ今回の目的地である「エフピコ中部リサイクルセンター」に到着!エフピコオリジナルキャラクターのパネルが出迎えてくれます。

コロナ対策で検温や消毒を終えたあとは、スクリーンを使って会社説明から始まります。大人用と子ども用にクリアファイルもいただけました(写真ではよく見えませんが、大人用はリリコさん。子ども用はエフピコオリジナルキャラクター)。

一見、堅い話のように思うかもしれませんが、食品トレイに関して、知的好奇心をくずぐられる情報が多く、あっという間でした。SDGsとも絡めた話題も多く、とても勉強になりました。

ただ、子どもたちは公園の疲れや眠さもあり途中からちょっと飽きてきていました…(笑)。

工場の中へ…

説明のあとは、リサイクル工場へと実際に入っていきます。工場内でも、よく説明が聞こえるようにイヤホンを付けて進みます。

途中でたくさんペットボトルの山を見つけましたが、カラフルでなんだかアート感がありました!笑

残念ながら工場の中は、撮影禁止でしたが、見やすい位置から、分かりやすい説明を楽しめます。

スーパーで回収された容器がベルトコンベア上を次々流れてくるのですが、それを従業員の方が基準に沿って、分別や置き直しをしていたり、巨大な洗濯機のような機械で容器を洗ったり、分解したり、次の資源となるもとを作ったりと、終始「そうなんだ!」「なるほど!」が止まりませんでした。

見学中、気になることがあれば、都度質問にも答えてくれます。ここは、障害者雇用率が非常に高いのですが、人と機械が協力しながら、次々とリサイクルへの道を進んでいく容器たちを見ていると、今まで自分が可燃ごみとして捨ててしまっていたことを大きく反省しました。

私たちは、今回は60分コースだったので、ここで終了でしたが、90分コースの場合は、ペットボトルのリサイクル工場も見学できるそうです。見学後は、スーパーで買い物するときもリサイクルするときも親子の意識が確実に変わりました。

今回、新たな発見や驚いたことがたくさんあったので、もっと紹介したいのですが、書ききれないのでぜひ自分の目で見て、感じてみてほしいです!(岐阜以外にも全国に見学施設があります)

施設情報

エフピコ 中部リサイクル工場

■住所:〒503-0231 岐阜県安八郡輪之内町南波字村東511-5
 JR東海道新幹線「岐阜羽島駅」より車で約15分
 名神高速道路「安八スマートIC」より車で約3分
■開催日:月~金曜日 ※要見学カレンダー確認 
■予約方法:WEBまたはFAX ※見学希望日の7日前まで予約可能
■見学時間:60分または90分
■料金:無料
■人数:10名まで
■年齢制限:なし ※マスク着用
■電話番号:0584-68-2041

※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、HP等で最新情報の確認をしてください

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nimo*さん

元食品メーカー勤務のフリーライター。4歳と1歳の姉妹の母。趣味は食品工場見学で国内外問わず、200か所以上足を運んでいる。夫の転勤のため、17年11月より台湾高雄にて駐在生活中。そんな台湾での子育てライフをぎゅってWeb内“台湾あるある子育て絵日記”にて紹介中。

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