こんにちは。気儘に育児漫画を描いているタナベです。今回は最近読んで良かった本を紹介します

最近よく聞くSDGsやサステナブル、エシカルなどのワード。気になっている、あるいは知ってはいるけれど、ちょっとハードルが高い、知れば知るほど自分には無理だと思ってしまう人も多いのではないでしょうか?

結論を突き詰めれば、とにかく忙しい私たち親にとって「便利な物や便利な仕組み」と、「サステナブルな暮らし」というのは残念ながら相容れないことが多いと思うのです。

だからといって、何も行動しないのはちょっと違う気がする

難しく考えるのは苦手。というか、考えすぎてしまうとアレもコレも環境に良くないじゃないか、こちらを立てればあちらが立たずじゃないか、と思ってしまい、何を選んだらいいかわからない、というのが私の正直な気持ちでした。

そんな時出合ったのがこちらの本です。

『Is it really green? それって本当にエコなの?』ジョージーナ・ウィルソン=パウエル著

私たちの日常にある些細な物事について、よりエコな選択は何なのか?を検証している本で、例えば、「プラスチック製のエコバッグは本当にエコなの?」「食器を洗うときは手洗いと食器洗浄機のどちらがいい?」などといったものです。

プラスチックのエコバッグも製造時に温室効果ガス排出するので、10回以上使用しないとレジ袋を1回で使い捨てる場合に比べて環境負荷が高くなります(環境省「レジ袋チャレンジ」サイトより)。

また、食器洗浄機も製造時に温室効果ガスを排出し、廃棄後もリサイクルや生分解が難しいものの、近年の技術進歩と企業努力によって水の使用量やエネルギー使用量も改善されており、長く使うことで手洗いよりも環境負荷を減らすことにつながる…といったように、実際的ではあるけれど、自分で比較して調べるには難しいことについてどっちの選択肢がより望ましいのか?を知ることができます。

この本をきっかけに、小さな選択もよく考えるように

私がこの本から学んだのは…
1.物はできるだけ長く大切に使うこと
2.新しいものを買うより、今あるものを活用できないか考えること
3.新しいものを買うときは、より環境負荷の低いものを吟味すること
4.目指す結果が同じならより環境負荷の低い行動を選ぶこと
そして私ひとりでできる些細な内容ですが、このような考え方&行動につなげています。

物はできるだけ長く大切に使う

私が長く使うために取り入れている習慣は、古着を買ったり、長持ちする食器や道具を選んだり、その場限りのものを買わない、といったこと。

上の画像は、無印良品が行なっている「ReMUJI」という取り組みで再商品化されたシャツです。店舗で回収された服をつなぎあわせて別の服を製作して販売しているため、すべて1点もの。

普段はネットショッピングばかりでゆっくり服を試着することはあまりないのですが、この時は1点1点よく見て比べて、どれにしようかなと悩む時間はとても楽しかったです。そんなエピソードもあり、おばあちゃんになるまで着ていたいなあと思えるお気に入りの服になりました。

また、雨が降ってきたときにビニール傘を買ったり、外出先で喉が乾いてペットボトルを買ったりという行動も、傘や水筒を持ち歩くことで変えることができます。そしてこの小さな行動変容が、ビニール傘やペットボトルの過剰生産を防ぐことにつながります。

雨が降ってきたのに傘を買いたくなくてズブ濡れで帰った最高にダサイ女は私です…(マネしないでください)←するかっ

新しいものを買うより今あるものを活用できないか考える

先日、買い物した時の紙袋のひもが、実に立派な綾織のリボンだったので、何かに使えないかな?と思い、とりあえず袋から外して洗濯、アイロンをして地直し。髪が伸びてちょうどヘアアクセサリーが欲しかったことを思い出し、シュシュを作りました。簡単な作り方がネットに落ちていて、子どものお昼寝中の30分程度で作れました。

役目を終えたものたちにもうひと仕事してもらうのも〇

毎日飲むコーヒーのでがらしにも、ひと役買ってもらっています。

植物の生育を抑制する効果があるコーヒーの出涸らしを再利用。出涸らしの粉を乾燥させて、植栽に撒き、雑草と害虫予防をしました。生育を抑えるだけで、すでに生えているものを枯らすことはないので、除草した後に撒くのがオススメです。

また、コーヒー粉の活用法として有名な脱臭効果も余すことなく利用。電子レンジで乾燥させることで庫内の脱臭もできました。量にもよりますが600Wで4〜5分かければカラカラになります。

新しいものを買うときは、より環境負荷の低いものを吟味すること

先日私がした買い物です。わが家には乳児がいるので哺乳瓶や搾乳器を頻繁に洗います。しばらく我慢してはいたものの、寒くなってきて手指の乾燥が無視できなくなり、とうとうひび割れて血が出るようになってしまいました。

かくなる上はゴム手袋が必要…ということで探してみると、ゴム手袋ひとつにも様々な問題があることがわかりました。合成ゴムは原料は化石燃料だし、天然ゴムも不適切な栽培によって森林破壊が進んだり、小規模のゴム生産農家の貧困が問題になっています。

それらの改善を考慮して作られた「If You Care」というブランドのゴム手袋。FSC認証済の適切な管理のもと栽培、調達された天然ゴムを使用しています。

このブランドはパッケージも再生紙、植物性インク使用、無害な接着剤を使用するなど、かなり徹底しています。

当然ながら一般的なゴム手袋よりは高額ですが、とてもしっかりしていて丈夫なので長く使うことを考えるとそこまで高い浪費ではないと判断してポチ!

また、ふきんとして利用できるセルローススポンジも購入しました。これは300回洗濯しても大丈夫なスポンジなので、毎日洗濯機にポイするだけで清潔を保てるし、5枚入りなので単純に4年は使える!と考えると安いもの。

このように購入することで努力している企業を応援することができ、非常に満足できる買い物でした。

今はサステナブル&エシカルなものを揃えたオンラインショップ、ポップアップショップが多くあります。私の知っている限りですが下記にリンクをいくつか貼っておきますのでぜひ覗いてみてください。

目指す結果が同じならより環境負荷の低い行動を選ぶこと

何を隠そう、この本オススメですと言っておきながら実は私、買わずに図書館で借りました。読んでみないと買う価値があるかどうかわからないというのもありますが、読んで得たいのは紙ではなく情報なので、ネットで蔵書検索をして貸出可能なことを確認し、図書館まで散歩がてら歩いて行って借りました。

歩ける範囲の所はできるだけ歩き、自家用車の利用は最低限にします。乳児を抱っこしての散歩で産後ダイエットにもなります。抱っこが重くなってきたら近所を回るのに自転車をレンタルするのもいいかな〜と考えています。

私たちが子どもたちにできる一番の贈り物とは、美しい地球を残すこと

Pacific Ocean From the Space Station / NASA より画像引用

私はどんなお金や手間をかけたプレゼントよりも一番大事な贈り物ってこれなんじゃないのかな?と思います。かけがえのないたったひとつの地球を、より生きやすい環境を、未来に残すこと。

自分が自然の豊かな恵みを享受してきたように、未来を生きる人たちにもたくさん味わってもらいたい。出産をしてこどもたちと一緒に暮らすようになってからその思いは日に日に強くなってきています。

私ができるのはまず今日身近なひとつの行動を変えること、行動を起こしている人々を応援して自分の意志を表明することだと思います。また、そういう自分たちを見て、子どもたちも何か感じてくれるはずと信じています。

どんなに小さなことでも、できることからひとつずつ!

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タナベミキさん

ジュエリーデザイン、アートディレクションを生業とするウッカリ系かーちゃん。4歳、0歳姉妹と夫の4人家族、長女育休中に始めた育児漫画をインスタグラムに気儘に投稿しています。ささやかだけど忘れたくない日常を切り取っていきたいと思います。

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