冬の服装、何着せる?

こんにちは!現役保育士のあかねです。冬も本格的になってきましたね。保育園での洋服について悩むことはありませんか?私も毎年保護者の方から服装についての質問を受けることがあります。

朝は冷え込むし外は寒い、厚着させないと風邪引いてしまうのでは無いかと心配になりますよね。しかし寒いからといって厚着させすぎてしまうと逆に風邪を引くことになりかねません。その理由と保育園には適していない冬の服装についてお伝えしていきます。

冬は薄く重ねるが基本

結論、保育室は暖かいです。子どもが快適に過ごせるように、保育士は日々その日の気温や天気に合わせて室温調節を行っています。園によっては床暖房が設備されていることもあるので、大人よりも床に近い子どもはさらに暖かいはずです(暖かくて猫のようにゴロゴロしている子も多くかわいい光景なんです...)。

よって、特にまだ小さい乳児期の子どもは体温調節がまだ未熟なため、厚着をさせ過ぎると熱がこもりやすくなります。暑くなったことで汗をかき、その状態で戸外活動に出掛けると外気により汗で体が冷えてしまい、風邪を引いてしまう可能性があるのでそれでは本末転倒ですよね。

さらに、厚着+室温で子どもの体温は簡単に38度の熱をも叩き出してしまいます。服を1枚脱がせて水分を取れば平熱に戻ることもあるので、子どもの体温調節がいかに未熟か分かりますよね(もちろん厚着が原因でなく単純に本当のお熱のこともあります)。

保育園で着る服は肌着は半袖。上の服は長袖のTシャツか薄手のトレーナーで十分です。戸外へ出る時に上着を着て寒くないように調節しています。

NGな服装4選

1.長袖の肌着
毎年必ずお子様を心配しているゆえに、長袖の肌着をお着替えにセットしてくださる保護者の方もいますが、上記の理由から半袖で大丈夫です!

2.ヒートテック
こちらはNGというわけではありませんが、園によっては禁止しているところもあります。体温調節が未熟な子どもは、寒い時は体を温めようと頑張ります。ヒートテックを着ると頑張らなくても暖かくなってしまうので、体が頑張らなくなるそうです。

3.裏起毛
裏起毛暖かいですよねー!分かります。私も仕事着は裏起毛のパンツです(笑)。しかし子どもとなると、綿生地に比べて通気性も悪いので熱がこもりやすく体温が上がりやすいです。大人にはちょうど良いですが、室内だと子どもにとっては熱い極まりないのが裏起毛です。

4.厚手のダウン
もこもこダウン暖かいですよね。私もこの冬マイナス20度にも耐えられるというダウンコートを購入しました笑(ここは日本)

さっき上着で調節って言ったじゃん!と思いましたよね。それでは、もこもこダウンを着ている状態で首を下に向け地面を見てみてください(想像でOK)。見えづらいと思いませんか?

それが小さな子どもなら、なおさら危険なんです。子どもは大人の想像をはるかに超える動きをしますよね。段差はもちろん、少し高いところを歩きたがったり、階段の昇り降りに滑り台...足元の確認がしづらく、もこもこして動きづらいのでもこもこダウンは避けた方がいいかと思います。

オススメはみんな持ってる!ユニクロのウルトラライトダウン。

まとめ

いかがでしたでしょうか。親としては子どもが寒いのではないかと心配で、どうしても厚着させたくなってしまいますよね。しかし自分で体温調節や、衣服の調整ができるようになるまでは保育園では大人が暖かいと思う服装より1〜2段階くらい薄着でも大丈夫ですよ。

保育士している私でも、寒すぎる日はヒートテック着せて行かせたくなります。そんな思いをよそに、外で遊ぶわが子をお迎えに行くと上着も来ていない!「だって暑いんだもーん!」ですって。やれやれ。

※園によって決まりがある場合があるので、不明点は保育園の先生に確認してみてくださいね

最後までご覧いただきありがとうございました★Instagramではおうちで活用できる安くて可愛い製作発信中です♪私のプロフィールからぜひ遊びに来てくださいね。

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あかねさん 保育士歴14年/安くて可愛い製作が得意な二児のママ

おうちや保育園で使える、一際目をひく季節の製作をInstagramにて発信中♪普段は保育士としてフルタイムで働きながら二人のヤンチャ兄弟の育児に奮闘しています。保育園と子育ての架け橋となるような発信をしていきたいです。プライベートはしっかり家族で楽しみたい♪アウトドアやキャンプ、海や川など自然に触れることが大好きです。

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