寝かしつけが大変なのはいつまででしょうか?私の場合、抱っこで寝かせていた赤ちゃん期が過ぎ、添い寝で寝るようになった1歳頃に「わぁ!寝かしつけがラクになった!」と感動したことを覚えています。けれどもすぐに、寝かしつけが本当に大変な時期は「赤ちゃん期」じゃなかったと思い知りました。

幼児が寝ない!もう全然寝ない!!

長女(8歳)と長男(6歳)は、どちらも4歳頃からお昼寝をしたがらなくなりました。この頃から、家庭で過ごす休日は昼寝なしで遊び続け、9時頃就寝する生活ペースへと徐々に変わりました。

ですが、保育園ではお昼寝時間がしっかり設けられています。そのため、昼寝で回復した子どもたちは夜9時を過ぎても超元気。真っ暗闇のなか1時間でも2時間でも寝ない、寝ない。あくまでわが家の場合ですが、4〜6歳頃が一番寝かしつけに時間がかかったように感じます。

寝る時間を10時、10時半と後ろ倒しにしても、寝かしつけにかかる時間はさほど変わらず。ひたすら布団のなかで子どもが寝つくまで静かにしている日々が続いて、イライラがつのりました。

寝かしつけにイライラする理由

寝かしつけがイライラする理由を考えると、次の2つが思い当たりました。

・思い通りに物事が進まない
・自分の時間がとれない

具体的には、寝かしつけのため中断した家事が終わらないことで、「思い通りに物事が進まない」と焦り、子供が寝た後に読もうと思っていた本が読めないことで「自分の時間が取れない」と感じていました。

究極の寝かしつけの工夫は?

そこで、自分自身の生活習慣を次のように変えることにしました。

・寝かしつけの後の家事はやらない
・寝たふりしながら耳読を楽しむ

家事ができずイライラするなら、そもそも寝かしつけ前に家事を終わらせようと、家事を徹底的に効率化。食洗機やドラム式乾燥機を使い、9時までに家事が終わる生活スケジュールに見直しました。

また、寝かしつけ中は自分の好きなことをする時間なのだと考え方も変えました。寝たふりしながらできる趣味として、ワイヤレスイヤホンでオーディオブックやYouTubeを聞き始めます。「耳読」を楽しむうち、あっと言う間に時間が経ち、寝かしつけのイライラがぐんと減っていることに気がつきました。

究極の寝かしつけの工夫は、子供をいかに寝かせるよりも、どうすれば自分がイライラせずに過ごせるか、その方法を探すことかもしれません。

小学校就学目前、寝かしつけの卒業が見えてきた

子どもが通う保育園では、年長の1月からお昼寝がなくなります。寝るまで平均1時間かかっていた長男(6歳)でしたが、お昼寝がなくなり9時台に就寝するようになりました。最近では、私が寝落ちする前に子どもたちが3人とも寝てしまい、うれしいことに寝かしつけ後に自分の時間が持てる日も増えてきました。

わが家の寝かしつけはそろそろ卒業…と思いたいところですが、まもなく4歳の末っ子がそのうち寝なくなるのでは?と少しだけ戦々恐々しています。でもまぁ、次の寝かしつけに手こずる前に、束の間の寝かしつけからの開放を楽しみたいなと思います。

ひと山越えてまたひと山。わが家の寝かしつけはもうしばらく続きそうです

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
ヨリさん

小3、小1、4歳の母。発達遅れのある末っ子の療育と仕事の両立が課題。共働き、3人育児の暮らしの工夫をブログ「よりみち家族」を書いていたら、1冊の本になりました。書籍「暮らしの最適化」発売中です。

ヨリさんの記事一覧 v-right