/ 2023.03.13

育休中にパラレルキャリアでぎゅってブロガー/ワーキングマザーの会運営をしている2児の母、うかたそです。子どもができると、ついつい自分の「好き」を後回しにせざるをえないことってありませんか?

とくに生後まもない乳飲み子がいると授乳の間隔をあけられないため、単身での外出ができなかったりして、ライブやスノボや絶叫系のレジャーを諦めたり…ということもあると思います。(実際私がそうでした)

でも産後1年以上経ってくるとだんだん自分の時間ができてきて、何かに熱中できる気持ちが回復してきますよね。そんな話を以前ぎゅってでも書いたとおり、私には「推し」がいて、それは歌手のaikoだったのですが(ママだって推し活!久しぶりにファン活動を再開した話)、最近「あれ?これも私の推し活じゃない?」と気づいてしまったことがありました。

…何を隠そう、プリキュアです。

初めは自分が楽をするためだった

私自身がもともとプリキュア好きだった、というわけではありません。どちらかというと、セーラームーン世代です。プリキュアのことはよく分かっていませんでした。

ただ、育児の情報収集のためにTwitterでフォローしている先輩ママたちが「プリキュア・プリキュア」言っていたので、

・プリキュアはニチアサ(日曜日の朝)のアニメ
・年中〜小学校低学年の女子がハマる
・毎年キャラクターが変わって新しいシリーズになる
・オールスターズの映画をやっている

くらいの浅い知識はありました。

そんなある日のこと、娘がちょうど3歳になったばかりのころに、「トロピカル〜ジュ!プリキュア」が始まり、たまたま初回放送がリアルタイムで見れました。「こういうの好きかなぁ」と試しにそのままテレビをつけて見せてみたのが、わが家とプリキュアの関係の始まりです。もし好きで見続けてくれたら、日曜日はこの時間帯、家事が捗るかなぁ…という下心もありました。

しかしながら、その時の娘にはぴんとこなかったようで、あまり興味がなさそうにしていたので、毎週録画をして見たりといったことはしませんでした。

ところが転機が来ます。娘が3歳半の頃、ちょうど「トロピカル〜ジュ!プリキュア」の物語が佳境に入った頃、なんとなく毎週日曜日の朝に見るようになりました。映画も見たいと言ったので見にいったところ、ここで思いがけず母がどハマりしました。

変身シーンのかわいさといったら!

「トロピカル〜ジュ!プリキュア」にはプリキュア戦士が5人いるのですが、映画の中ではその5人の変身シーンがひとりひとり丁寧に描写されていました。一緒に映画を見た夫は、「ひとりひとりの変身シーンを見るのがしんどかった」と言っていたのですが、私は真性のオタクなため、この変身シーンにどハマりしました。

なんといってもかわいい!少女の頃の夢が詰まっている!!とにかくときめく!!!

見たことない人は東映さんのプリキュア公式YouTubeチャンネルをみてください。(「トロピカル~ジュ!プリキュア」キュアサマー へんしんシーン

映画のパンフレットは買いませんでしたが、たまたま寄った本屋さんで見かけたファンブックは即買いするくらい、プリキュアのかわいさの虜になっていました。

満を持しての「全プリキュア展」

そんな感じで娘とプリキュアの…もとい、私とプリキュアの付き合いが2年経ったところで、2月1日から池袋で「全プリキュア展」が始まりました。どんなイベントか全く全容が分からない状態でチケットを予約し、勇み足で見てまいりました!

結論として、子連れじゃなくてひとりで行きたかったなぁ…でも、感無量!というのが感想です。

「全プリキュア展」の中身を紹介します!

公式サイトでも紹介されていますが、うかたそと娘が行ってみてメインに眺めたところを中心に紹介します。

まず入口に記念パネルが設置してあり、順番に写真撮影をするので行列必須でした。入場までちょっと待ちます。でも中に入っていけば分散されていて、開催して最初の日曜日でもそこまで混雑は感じませんでした。

入口パネルの前に人形を仕込み、撮影するガチ勢の大きなお友達も…。なるほど、その手があったか。

展示スペースのスタート地点に、どこまでがOKでどうすると著作権に触れるのか、説明がありました。SNSにあげたいって人けっこういると思うので、今の時代、こういう説明書きはとても親切だと思いました。(私もぎゅってブロガーとしてOKラインが分かってありがたい)

入ってすぐのところに、歴代のプリキュア年表。へ〜、昔は一年の間に2回映画をやったりもしていたのね、など新たな発見が。夫もけっこう真面目に見ていました。

歴代のプリキュア主人公たち。変身したときの髪色は、黄色かピンクの2択かって感じなんですね。知らなかった。そういう意味では、今作の「ひろがるスカイ!プリキュア」は、主人公が水色の髪色なので、プリキュア史初なのでは?…と思って調べたら、すでに話題になっていたようです。

新プリキュア主人公はシリーズ初の“青キュア”でトレンド入り! さらにラビリンの声優がプリキュアに変身!?

今作「ひろがるスカイ!プリキュア」のプリキュアふたり。

各プリキュアのイラスト展示。このあたりは人だかりになっていてじっくり見るのが難しそうだったので、わが子世代の「トロプリ」と「デパプリ」のみ流し見。子連れじゃなく単身だったら時間を気にせずじっくり見れたのになぁ〜。

各プリキュアの映像や設定などが展示されているコーナー。うちは「トロプリ」からなので、最後2世代をちょろっと見るくらいで満足しました。

歴代の悪役たちの展示コーナー。キュアフィナーレも最初は怪盗ジェントルーとして、敵方でしたねぇ。この悪役たちもみなエピソードがあって、それぞれキャラとして愛おしいなぁと愛着が湧いています。

歴代のプリキュアの変身シーンが延々と流れる映像のコーナー。ここで娘と私は20分くらい捕まりました(笑)。スクリーンが大きいので熱気がすごくて、冬なのにとにかく暑かったです。映像もチカチカしていて、視覚から入る情報の多さと熱気とに、大人の私でもちょっと酔いました。

体調不良を訴えるお子さんも出てくるのではないか?とちょっと心配になるようなコーナーだったので、もし行く人はこのエリアではお子さんの様子に気を配ってあげてください。

ちゃんとキッズエリアを分けてくれており、スタッフさんたちの心遣いに感謝です。娘もほかの子どもたちと一緒に座ってじっくり見ていました。大人は後ろで立ち見です。

ラストを飾るのは、製作者の思いが展示されたコーナー。初代プリキュアは、「女の子らしさ」からの解放がテーマだったなんて、知らなかったです。フェミニズムという観点でも、プリキュアは子どもに見せたいと思えるアニメだなぁ。

お土産。娘がお世話になった「トロプリ」と「デパプリ」でなかったのが残念だけど、初代が入ってたのはラッキーかも。

行ってみての感想は…

とにかく行けてよかったです。タイトルにも書きましたが、子どもと「好き」が一緒だと、推し活が本当に捗りますね!これはありがたいことです。その一方で、子ども連れだとやはりじっくりゆっくり見ることができない…!平日にひっそりと単身で行ってもよかったかなぁ、と思ったりもしました。

ですが娘も楽しそうにしていたし、親子で「好き」を堪能できて、これはこれでいい経験だったなと思います。娘がプリキュアを卒業してしまったら、こうやって一緒に推し活をすることもできなくなりますしね。

そして改めてプリキュアの歴史の長さをひしひしと感じました。「高校生くらいの女の子とお母さん」という組み合わせや「大学生同士の女の子」の組み合わせの入場客がけっこういたのが印象的で…!

プリキュアを卒業しても、こうしてこの展示会に足を運んで懐かしみたいと思えるくらい、プリキュアは愛されているんだなぁということが目に見えて分かって、なんだかとても温かかったです。この脈々と続くプリキュアの歴史の中に、娘も参加させてもらえていることが嬉しいなぁ。

次のプリキュア関係の大きなイベントは、夏のサンシャイン池袋でのイベント!今年の夏も、娘と参戦したいと思います。娘、いつまで一緒に「推し活」をしてくれるかな。

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
うかたそさん 育休を最大限に充実させる方法×手帳を使ったセルフコーチング研究中

フルタイム会社員。夫・5歳娘・1歳息子と都内で4人暮らし(2023年末)。好きなもの・ことは、旅行/手帳/語学のスキル磨き。「母になっても自分らしく生きる」「やりたいことを諦めない」がモットー。2022年11月に出産し、2024年3月までの育休の記録。

うかたそさんの記事一覧 v-right