2023.02.11
さつまいも菓子はおいしい!
さつまいもの生産量が全国第2位の茨城県。そんな茨城県行方市にある「らぽっぽなめがたファーマーズビレッジ」に約8年ぶり、2回目の工場見学に行ってきました!前回はオープンして割と日が浅かったので活気がありましたが、今回は…。
廃校を利用したユニークな工場見学
こちらの施設は廃校を利用しており、校門も残っています。
広い校庭には遊具も残っているので、雰囲気だけでも楽しめます。子どもたちは、この遊具で夢中で遊んでいました!
1階にはさつまいもを使ったおみやげやパンの店などがあり、入るだけなら無料です。
小さなキッズスペースにはちょっとしたおもちゃや絵本もあり、子連れにはありがたいサービスですよね。
おいも熟成蔵は休業中でした。
2階には新鮮なフルーツや野菜を使った食事が楽しめるレストランもあります。
やきいもファクトリーミュージアムは有料
工場見学をするには、「やきいもファクトリーミュージアム」のチケットを購入する必要があります。3歳以下は無料ですが、大人はそれなりにいい値段します…。JAF会員の100円割引もありました!
入場料には、答え探しをしながら楽しめる生徒手帳や焼き芋スイーツ(冷凍大学芋、スイートポテト、焼き芋)も含まれています。これ、昔は、生徒手帳の宿題が終わったらもらえたり、中庭でもらえたりと、見学コースのポイントごとにもらえたのですが、今は一括で渡されるのでちょっとワクワク感が低減していました。
※画像は3人分です。
「やきいもファクトリーミュージアム」の入り口はこちらから!
入口やソファがさつまいもの形だったり、こういう細かな工夫、かわいいですよね。
最初はここで焼き右衛門が、さつまいもの歴史などを映像で説明してくれます。かわいらしくわかりやすいので、子どもたちは2回見ていました。焼き右衛門の声優さんが意外な人なので、予想しながら声に注目してみてくださいね!
こちらでは焼き芋学級会という名のもと、さまざまな著名人が教室に集まっています。
それぞれのさつまいもに関するエピソードが展示と音声で楽しめます。教室内の展示物もすみずみまでこだわっているので、じーっくり見ていると30分はあっという間です。
続いて、「めざせ、やきいもマスター」では、さつまいもや焼き芋について楽しくわかりやすく学べます。
一番のおすすめはこちらのおならパーカッション!
カラフルな尻を叩くとおならがなり、音階の差で演奏だってできちゃいます。ただ、やっぱり経年劣化で反応は悪くなっていました(笑)。
さぁ、ここからが本格的な工場見学エリア
おいもの熟成倉庫を再現したエリアでキュアリングという保存技術について学びます。
キュアリングとは、収穫したさつまいもを一定の温度と湿度下で数日間寝かせることによって、皮の下にコルク層ができ、いたんだりすることから守ってくれるようにする処理だそうです。そういえば、来る途中でJAのキュアリングを見かけました。
そのあとまたさらに寝かせる工程もあるそうですが、これらの技術を使って年中おいしいさつまいもが楽しめるようになっているそうです。
続いて、実際に工場内の手洗いやエアシャワー体験ができます。エアシャワー体験ができる工場は、他にもありますが、現在はコロナ対策で休止しているところも多いので、私自身久しぶりのエアシャワー体験でした。
工場内の衛生管理に関する工夫も展示物で紹介されているのですが、製造エリアは撮影禁止となっていました。冷凍室の極寒体験エリアも残念ながら休止中でした…。
前回訪問したときは、サツマイモをカットする工程や充填工程が見学できたのですが、今回は生産していませんでした…。というか、「ここの工場では、もう生産してないよね…」といった状態でした。ところが、スタッフの人に確認したところ、日によっては生産しているとの回答で驚きました。(いろんな意味で…)
平日の方が生産している可能性は高いのですが、こちらの施設が現在、平日は開放していないため、製造している様子が見られたら、かなりレアとのことでした。別途、有料で手作り体験もできます。
廃校を利用しているので、音楽室や校長室があるのもおもしろいですね。
前回のワクワクドキドキの印象が強かったので、正直、今回の工場見学は、「う~ん…」といった感じでした。でも無料エリアだけでも楽しめるので、さつまいも好きな人はぜひ足を運んでみてください!
■らぽっぽなめがたファーマーズヴィレッジ
予約不要/入場無料(工場見学は有料)
※詳細はHPなどで確認ください
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nimo*さん
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元食品メーカー勤務のフリーライター。4歳と1歳の姉妹の母。趣味は食品工場見学で国内外問わず、200か所以上足を運んでいる。夫の転勤のため、17年11月より台湾高雄にて駐在生活中。そんな台湾での子育てライフをぎゅってWeb内“台湾あるある子育て絵日記”にて紹介中。