こんにちは、看護師ママのきりぬきです。わたしは去年の今頃”適応障害”と診断され、3カ月間くらい病気休暇をいただいた経験があります。近年、メンタルヘルスに対する偏見はずいぶん少なくなったように感じますが、それでもやはり自分が適応障害と診断されると「えっ!なんでわたしが!? 」と、正直ますますブルーな気持ちになりました。

今回は仕事に育児に日々奮闘し続けているパパママが、ある日精神的にポキっと折れてしまった時に参考になるよう、わたし自身の休暇中の過ごし方を体験談としてまとめてみたいと思います。

ストレスなんて誰にでもあるもの?

わたしの場合、初期症状として胃もたれを感じたり、悪阻のように(特に脂っこくないものでも)未消化のまま突然吐いてしまうことがちょくちょくありました。タイミングを逃すと昼休憩が定時前になったり、トイレにもなかなか行けなかったりする部署で働いていたこと、たちが悪いことで有名なスタッフと関わりながら働いていたことが、主な原因だったように思います。

「どんな職場に行っても嫌な人はいるし、楽な職場なんてない。」そう言い聞かせて働くのが普通だと思い、ストレスで胃の調子が悪いことも大して気にしていませんでした。胃薬を飲んでもあまり効かないので、ウィダーやカロリーメイトを食事の代わりにする日が増えると、徐々に体力的にきつくなり、ポカリスエットを常飲してどうにか耐えていました。

しかし、ウィダーも胃が受け付けなくなると、さすがに「あれ、わたし病気なのかな?」と自覚するようになりました。

そんな状態でも、家計の維持や子どもの保育園の指数の方が心配だったので、まともな食事がとれないまま気力だけで働いていたのですが、たちの悪いスタッフからの度の過ぎた嫌がらせが上司の目に留まったことがきっかけで心療内科を受診し、その場で”適応障害”と診断され、病気休暇を取る決め手となりました。

上司の目に留まるほどの嫌がらせをされる前から、そのたちの悪い同僚からは、職場の研修のために勉強していると「時短なのに、そういう時間はあるんだ。」と嫌な顔をされ、子の看護休暇を取ると「また穴埋めさせられるの~?社会的信頼を失うよ??」と指摘され、朝挨拶をすると「ああ、また子どもの熱で休むのかと思った。」等、ことあるごとに小言のようなことを言われていたのですが、職場の人間関係にストレスは付き物だと思いずっと我慢していました。

今振り返れば、自分の家庭に関する不満を職場で大っぴらに言われるのはハラスメントですし、休憩時間や定時が守られないのもブラックな職場環境だったなあと思います。

わたしの病気休暇中の過ごし方

病気休暇が決まった日の帰宅後、わたしは休める環境を整えるために溜まっていた家事をざっと片付けて、保育園に通い続けられることを区役所に確認しました。また、生活資金の心配もあったので、自分の加入している保険を確認しました。

その後は、張り詰めていた糸がぷつんと切れたような感じで、家族の食事の用意と洗濯、掃除以外は、これでもかというくらい寝ていました。疲れが溜まっていたのと職場から離れた安心感があり、心療内科から薬の処方はなかったのですがよく眠れました。

ただ、食事はポカリスウェットやウィダーに頼る生活が続いて胃腸の機能も低下していたため、回復するのに2カ月くらいはかかりました。子ども達にはいつも通りの食事を出していたので、自分のためだけの食事を用意する余力はなく、冷凍のうどんを柔らかく煮たり、脂っこくない具の入ったおにぎりを作り置きしてちびちび食べていました。

少し余力が出てきたら(衣替えの時期だったので)子ども服の整理整頓や名前書きをしたり、子どもと公園に出かけることも徐々に増えました。そして職場復帰後の人事配置について上司に相談したり、LINEを通じて先輩ママ友と家庭のやりくりのコツや仕事とのバランスのとり方、過酷な環境でしぶとく生き残るための心構えを教えてもらうこともありました。

仕事や子育てに対する思いは本当にその人によって違っていて、いろいろな意見を聞くことは参考になりました。

一人でぼーっと考え事ができる時間は普段なかなかないので、「今の時代、子どもを産んでも産まなくても、仕事をしてもしなくても、どんな人生にするかなんて人それぞれ自由。わたしは自分の子どもに、女も男も関係なく社会で働くことができるってことを目の前で見せたいからワーママになりたいって思ったし、周りに何て言われてもこの気持ちは揺らがないんだろうな。」と、改めて自分が働く意味について時間をかけて考えました。

そして「わたしはこれからも働きながら子育てがしたい!」と覚悟ができたことは、仕事復帰の一番の原動力となりました。

疲れを回復させるためにやること3つ

とは言うものの、限界を超えるまで頑張ってしまうのはどこのパパママでも同じだと思います。でも、本当にからだが悲鳴を上げて仕事を休むことになったら、この3つは(わたし自身の経験から)やっておいてよかったなと思ったことなので、覚書きとして残しておきますね。

1.保育園や学童の指数が変わってしまわないか、自治体に確認すること!
2.傷病手当金等の生活資金が貰えるよう手配すること!
3.本来の勤務時間は休むための時間と思って、よーく寝ること!

特に3はなかなか難しいと思いますが、溜まっていた家事より先に溜まっていた疲れを取った方が治りがよく、家事も仕事復帰の効率もよかったなとしみじみ思います。保育園に通わせながら仕事もこなすことは、時短制度があっても簡単なことではありませんよね。子どもがまだ幼い家庭なら「食べる時間も寝る時間もない。」という日もよくあると思います。

ただ、パパママの子育てと仕事に追われる生活はこれから20年くらい続きますよね(笑)。子どもが自立できるまで倒れるわけにはいきません。多忙な毎日ですが、せめて「食べる時間も寝る時間もない。」という日が毎日続くようなら、体調を崩す前に「少し休憩した方が効率いいのかも?」と立ち止まってみてください。

わたしの場合、平日夜子どもと一緒に早く寝る日を設け、休日も一緒に昼寝をするようにして睡眠時間を確保しています。また、なるべく自分の食事にも「子どもに食べさせてあげたい(食べて欲しい)!」と思うような栄養価の高いものを選ぶようにすることを心がけることで、現在は究極に体調が悪い日がなくなりました。

子育てをしながら働くことは楽ではないですが、今後はそれなりの体力と崩壊しない鋼メンタルをキープするために、”栄養価のあるもの食べてよく寝ること=ワーママを生き抜くモチベーションを崩さないこと”を大切にしていきたいと思います。

この記事を書いたブロガー

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きりぬきさん 年子姉妹ママと病院勤務ナースの二刀流☆

4歳(長女)3歳(次女)。娘達の成長をパワー源に、急性期病院での看護業務に励んでいます。将来の夢は親子で三世代女子会&恋バナやを聞かせてもらうこと♪

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