/ 2023.03.13

この春、長男が小学生になります。保育園から小学校に進学すると、生活ががらりと変化します。わが家では、長女(小2)の時に生活環境を見直しました。具体的には、ランドセル収納家具と学習机の2つを新しく購入しています。

50平米に5人暮らしのわが家は、この2つにどんな家具を選んだのか?どこに置いたのか?スモールスペースに子どもと暮らす事例の1つとして紹介したいと思います。

50平米暮らし。子どもの持ち物はリビングに

50平米で暮らすわが家には子どもの個室がありません。子どもたちは、家にいる大半の時間をリビングで過ごしています。そのため、持ち物もリビングに置くことにしました。

ランドセルや学習用品など、小学生になりもりもり増えた持ち物は、2列、3段のスタッキングシェルフ(無印良品)に収納しています。内訳は次の通りです。
1段目:教科書、個人のもの
2段目:ランドセル、帽子
3段目:その他(体操着入れ、上履き入れ、タブレットケース)

ランドセル収納は学校のロッカー式と同じなので子どもも出し入れしやすそう。こちらは、縦向き、横向きのどちらでも入れることができます。

使い勝手のよい「ロッカー式」ですが、あえてデメリットを挙げると「オープン収納なので部屋がごちゃついて見える」ことでしょうか(私はかなり気になるタイプです…)。そこで、ごちゃつきやすい子ども収納は目線から外れた「死角」に置くことで、「パッと見て何となくキレイ」なリビングを目指しました。

リビング学習は学習机を用意

小学生の学習スペースもリビングにつくりました。このような「リビング学習」の場合、学習机はダイニングテーブルと兼用する家庭も多いと思いますが、わが家では子ども専用の机を2台置いています。

子どもが成長するなかで、いずれ「自分だけの居場所」を欲しがるようになるかもしれません(ならないかもしれない)。50平米の今の住まいでは「個室」を用意することは難しいですが、小学生からは少しずつ家のなかに「自分だけの居場所」をつくってあげたいと思い、あえて専用机を選びました。

学習机はパイン材折りたたみテーブル(無印良品)で、奥行は一般的な学習机よりも狭い50cmです。設置前は作業スペースが狭いと勉強しづらいかなと心配でしたが、机の上に何も置かなければ、十分なスペースが取れ、ストレスなく勉強できることが分かりました。また、机の上に何も置かなくてすむよう、こんな工夫もしています。

・デスクライトはカウンター下面に設置
・文房具は隣の本棚に置く

小学生に適した部屋で新一年生を迎えます

3月になりすっかり春の陽気ですね。閉め忘れた窓から、近所の保育園の『さよならぼくたちのほいくえん』の合唱が耳に届き、ぶわっと春の訪れを感じます。いよいよ卒園、そして小学校入学です。軌道に乗るまで親子共に大変ですが、使いやすい収納システムが朝の準備を手助けしてくれると信じています。

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ヨリさん

小3、小1、4歳の母。発達遅れのある末っ子の療育と仕事の両立が課題。共働き、3人育児の暮らしの工夫をブログ「よりみち家族」を書いていたら、1冊の本になりました。書籍「暮らしの最適化」発売中です。

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