
2023.03.24
100年以上、愛されつづけている「カルピス」。私も自分自身が子どもだった頃、そして今、自分の子どもたちが愛飲している様子を見て、ロングセラーを実感しています。
今回は、そんなカルピスの工場見学が楽しめる群馬県館林市にある「カルピスみらいのミュージアム」に行ってきました!
土日の予約は人気ですぐに満席となってしまいますが、キャンセルする人もいるため、こまめに予約サイトをチェックしていました。そして、ついに家族4人で行ける土曜日の予約をゲットすることができました!
この日は関東の積雪が話題となった翌日だったので駐車場にもまだ雪が残っており、入口のボードにも雪だるまのイラストが描かれていました。
受付を済ますと、見学開始まで、こちらのロビー&売店で時間を過ごします。
無料のコインロッカーや車いすの貸し出し、トイレ内の子ども椅子、オムツ替えシートなど完備されており、幅広い年代の方が来場しやすくなっていますね。
酵母をイメージしたソファ(?)やガイドスタッフのカルピス模様の衣装、巨大なカルピスボトルが目をひきます。
このボトルの側面に2か所覗き穴があり、中では映像が流れています。
昔使われていた機械の展示もあり、間近で見ることができます。
ギフトショップには、可愛いカルピスグッズやギフト限定商品なども売られています。
見学開始はこちらの「はじまりのへや」から始まります。
カルピスの生みの親である三島海運さんのエピソードをファンタジーアニメで紹介してくれます。どこかで見たことあるアニメの雰囲気だなと思ったら、ハイジを描いた方でした!
その後、こちらの展示物にそって、カルピスの歴史について紹介してくれます。
カルピスの水玉は、発売日である7月7日が七夕であることから、天の川や銀河をイメージして、作られたそうです。自体とともに変化していく容器やパッケージも面白いです!一通り説明を受けたあとは、自由見学の時間もあります。
そして、すごく面白いなと思ったのが、こちらの製造工程を映し出すプロジェクションマッピング。
カルピスができるまでの様子がわかりやすく、ユニークに紹介されており、目が釘付けでした!
「発酵のへや」では、映像だけでなく、香りとともにまるで発酵タンクに入ったような体験ができました。
続いては、いよいよ製造工程見学!
途中、廊下から貯酸乳タンクや歴代広告を見ながら、進んでいきます。貯酸乳タンクは、高さ15メートルあり、タンク1本にカルピス原液が35万本分入っているそうです!
簡単な映像のあと、曇りガラスの曇りが外れて、製造ライン公開!!(こちらは撮影禁止)…なのですが、この日は年に一度の長期メンテナンスのため、製造はしていませんでした。代わりに、なかなか見ることのできない細かく分解された機械が目の前に広がっていました。
因みに普段は24時間体制なので、土日祝と関係なく、同じ確率で製造している様子を見ることができるそうです。ただ、1つの機械で何種類も製品を作るので、切り替えのタイミングだと動いていないこともあるそうです。
タイミングよるカルピスを生産している時であれば、次々と流れてくるカルピスやラベルを付ける様子、箱詰めしていく様子などを見ることができます。そんな様子が見れなかったのは、とてつもなく悔しいですが、ロボットのための導線が黒テープで引かれていたり、頭上注意の目のマークが貼られていたりといった部分に注目して楽しみました。
2020年4月にできた比較的新しい工場なので、とてもきれいでした!いろいろと気になったことは、質問すると答えてくれました。
最後に4択クイズを4問楽しんだあとに、ドローンで映した製造ラインの映像を楽しむことができました。普段は見えにくい場所もドローンならではの迫力とスピード感、こまやかな動きでとても新鮮でした!
最後は、「カルピスラボ」で、自分で作ったカルピスの試飲が楽しめます。
一人一つ「カルピスプチ」と希釈用のコップ、水が用意されていました。
3歳の次女はサポートしながら、6歳の長女は自分で作って楽しく美味しくいただきました!
お土産用にペットボトルのカルピスウォーターとオリジナル絵葉書ももらえました♪
小さな子どもには、折り紙で作ったミニカルピスもありました!
ここまでで約90分の工場見学は終了。とても楽しい時間でした!今回は、製造ラインが稼働していなかったので、またリベンジに行きたいと思います!
■カルピスみらいのミュージアム
要予約/入場無料
※詳細は、HPなどでご確認ください。
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nimo*さん
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元食品メーカー勤務のフリーライター。4歳と1歳の姉妹の母。趣味は食品工場見学で国内外問わず、200か所以上足を運んでいる。夫の転勤のため、17年11月より台湾高雄にて駐在生活中。そんな台湾での子育てライフをぎゅってWeb内“台湾あるある子育て絵日記”にて紹介中。