この春入園した人必見！知っておくと安心できること

子どももママも不安でいっぱいな初入園

みなさんこんにちは。この春保育園に入所したご家庭は慣らし保育真っ只中ではないでしょうか？

親子の分離は初めて...そんなご家庭も多いと思います。きっと不安や心配なこともちらほらあったりしていませんか？

安心してこれからの保育園生活を送っていけるように、14年間保育士をしてきた経験を生かして少しお話させてくださいね★

泣いているのは〇〇な証拠

お友だちもたくさんいて楽しいはずのイメージだったはずの保育園。なのに我が子はいっつも泣いている。
朝のお迎えの時も帰りのお迎えの時も泣いている姿しか見ていない。

不安になりますよね。まさか1日中泣いていたんじゃ...？そんなことも頭によぎる気持ちよく分かります。
でも安心してくださいね、お子様が1日中泣いていることはほとんどありません。
保育士さんはあらゆる手段や引き出しを使って、どうにか子どもたち一人一人の気持ちが紛れるように工夫されています。
お外へ連れ出してみて外の空気を吸ってリフレッシュしながら、興味のある遊びを一緒に探したり、時には園内を散歩、人形を使って優しく問いかけてみたり。

『ママ、ママ』と泣いている子どもを見て、大切に大切に家庭で愛情たっぷり育ててもらった証拠だなといつも思うんです。
(決して泣かない子が愛情に薄れているとかそういう話ではないですよ)

子ども達も不安な中、新しい環境に慣れていくために様々なものや人に関わっていく姿がとてもよく見られます。我が子が泣いている姿を見ると胸が締め付けられる思いになりますが、どうか自信を持って送り出してあげてくださいね。そして保育士さんを信じて託してください★

一箱使い切ることも？！

お迎えに行くといつも鼻水が出っ放し。周りの子を見ると同じような子がチラホラ...先生鼻水拭いてくれてないの？そんな相談をされたことがありました。心配になりますよね、風邪が悪化したり周りへの感染リスクも考えてしまいます。

基本的にまだ鼻がうまくかめない子どもはほぼ一日中鼻水が垂れています笑、花粉や泣くことが多いこの季節は特に多いんです。しかし安心してくださいね、多分保育士さん一日中子どもの鼻を追いかけて、ずっと拭いています。外遊び中も室内遊び中も外を駆け回る時も食事の時も...

でも、どこからこんなに出てくるの？！ととめどなく溢れ出る鼻水を常に出ていない状況を保つことは実際には難しいんです(ごめんなさい！)気付いた時には必ず拭くようにしている保育士さんがほとんどですが、もし気になる場合は口頭でお願いという形で話してくれると嬉しいです★

見えるところにもしゴミ箱があったら今度見てみて下さい、ティッシュのゴミが溢れかえっていますよ笑笑(保育士のエプロンのポッケの中も...★)

飲まず食わず

まだ保育園に慣れていない頃は、食事や水分も拒否されることがあります。泣いて泣いてママのことで頭がいっぱいのお子様は断固としてママが出したものしか口に入れません！という熱い感情が垣間見えます笑

コップにしたりマグにしてみたり、食事中スプーンに麦茶を入れてみたり。飲ませようとするのではなくそっと子どものそばに置いておいてみたり...(保育士にバレないようこっそり飲んでいることも！)

食事は摂らないんだけど、調理の先生に出してもらった赤ちゃんせんべいを出してみたらパリッと１口２口と食べてくれたり...(感動)麦茶を飲まないならスープの汁を少しでも多めに飲めるよう工夫したりとあらゆる手段を使って試行錯誤しています。

子ども一人ひとりに合った寄り添い方を見出しながら保育士さんも頑張っているので、どうしても何も口に入れない状況が続いてしまうと慣らし保育中でしたら少し早めのお迎えをお願いされたり、保育時間をなかなか伸ばせない状況になったりするかもしれません。

そんな悩む日々もそんなに長くは続かないので気長にお子様のペースに一緒に寄り添っていただけると嬉しいです★

まとめ

4月の保育室は騒々しく『お！今日も元気だねー！』と思わず言ってしまいますが、１ヶ月もするとすっかり保育園の生活に慣れて、保育園を『楽しい』『先生は優しい』『ママは必ずお迎えに来る』と安心感を持つようになっていきます。

保護者の方が安心してお子様を預け仕事に専念できるよう、保育士さんも一生懸命日々子どもたちと信頼関係を築こうと頑張っているので、家庭と保育園で連携してお子様が早く保育園に慣れていけるよう手を取り合えるといいですね。

不安なことや心配なことは遠慮なく先生に話してみて下さい。その時はなるべく口頭で、文字から感情は読み取りづらいので言葉と言葉での気持ちの良いやり取りをお勧めします★