吸水ショーツが生理中の子連れ外出にも大活躍！エコ＆快適さに感動

ずっと気になっていた吸水ショーツ（パンツ）デビュー♪

今回は数カ月前から個人的にお気に入りのスタメンになった吸水ショーツ（または吸水パンツ）について、使う前と後に感じた個人的な感想をまとめてみました。吸水ショーツに興味はあるけれど、試したことがない！という人に少しでも参考にしていただけたらうれしいです♪

実は、吸水ショーツを使ってみたいというきっかけの一つにエコ問題があります。イギリスに在住していた当時、エコ問題に徐々に関心を持ち、子どもが生まれてからは無理せずできる小さなことだけですが積極的に取り組んでいます。

中でも、使い捨て生理用品は海洋プラスチックゴミ問題の上位に入っているという事実を知ってからは、便利だけど少しでも何か改善することはできないかなと思っていました。

そんな時に興味を持ったのが月経カップと吸水ショーツ。月経カップは漏れそうだったり衛生面など色々心配だと思う部分が多くハードルがかなり高く感じたのですが、吸水ショーツだったら試してみたいと思ったのが始まりでした。

婦人科系トラブルで慢性的に悩んできた出血量

学生のころから婦人科系のトラブルがあり、子宮筋腫、内膜症、不正出血、経血過多などが常に悩みです。漢方を試したり、食事改善や岩盤浴に通ってみたり、ピルを試したり色々しましたが、根本的な解決はせず未だに悩みの種。

特に困るのが生理のたびに出血量が物凄いこと！かぶれたり不快感が強かったり、頻繁に生理用品を変えにいかなければならなかったり、夜用の最大ナプキンと最大吸収量のタンポン併用でも寝ている間にショーツに漏れてしまったり。

それでも毎月やってくるこの期間中を少しでも快適に過ごしたいと切に願っていました。吸水ショーツは、そんな自分の問題を解決してくれる素晴らしいアイテムで今では本当に手放せない存在になっています。予想外だったのは育児中の生活と親和性がとても高いこと！でも実は使い始めるまでに数年購入を悩んでいました。

大手の参入で吸水パンツを導入するまでのハードルも解決！

そもそも数年も悩まずに、まず買って試せば良いのにという気持ちも自分の中にもありました。しかし、当時は購入できる場所も販売元のウェブサイトからのみなど限られていたのと、口コミや身近に使っている人がいない状態で試すには少し高価に感じたし、そもそも自分の経血量が吸収しきれないのでは？とも思っていました。

それから数年、ユニクロから比較的購入しやすい価格で販売された時に購入を再度考えましたが、最大吸水量が自分のケースでは全然足りないと感じたので泣く泣く断念。

でも、たまたま雑誌の特集で見た吸水パンツの比較でなんとイオンで大容量の吸水パンツが販売したことを知り、ユニクロとイオンなら購入しやすいし、ハードルに感じた価格もバッチリ許容範囲！これはもう買うしかない！と思い即決しました。

販売場所も価格も購入しやすい大手の商品で給水量別に購入して比較

いざ調べてみると吸水ショーツといってもそれぞれ給水量の種類とショーツの形状も異なる物があると発覚。

形は主にヒップハングとウェストまですっぽり隠すタイプが販売されていたので、生理中おなかを冷やしたくないし最大の悩みの漏れのことを考えてウェストまでタイプにしました。

私の場合はイオンの最大の50ccタイプが一番魅力的だったのでそちらをまず購入することは決定したのですが、ユニクロでは15〜20cc用のパンツと、30〜40cc用の2種類を購入することにしました。

というのも、少ない容量のタイプは生理の始まりかけや終わりかけのタイミングにナプキンをするほどではない時に使用したいと思ったのと、最大の着用可能時間を考えると30〜40ccを一日の間で何回か交換する方が乾きやすそうだなと考えたためです。

子連れ外出との親和性が最高！生理中の子どもとの個室はパニックだったけど見事に解決！

いざ使用開始して気付いたのは、子連れでの外出との親和性が素晴らしいということでした。子連れで外出をしたときに生理だと毎回荷物が増える問題や、ナプキンなど変えるときに普段より時間がかかって子どもが退屈したり鍵を開けようとしたり、汚物自体にも子どもが興味本意で触らないように集中しないといけませんでした。

普段、家族で外出するときは夫と手分けして子どもたちをそれぞれ連れてお手洗いに連れて行くことが多い我が家。たまたま子どもがお手洗いにすぐ行きたいと言った時に女性用しか近くになく子どもたちと3人でぎゅうぎゅうで個室に入ったのですが、その日は自分も生理中で子どもの前で交換しないといけないことに。

血を見たら驚くかも、トラウマになったりしないかななど色々考えましたが、長女はなぜオムツのような物をしているのか、血が出て痛くないかなど聞いてくるくらいでじっとしてくれていたので安心したのですが、その隙に好奇心旺盛な次女が汚物を触ろうとしたり、タンポンの袋を開けた時に思い切り取ろうとしてきたので慌てて

床に落としてしまって、それがその日最後のタンポンで大ショック！このままでは帰りまでにナプキンだけでは漏れてしまうかもという恐怖に怯えながら過ごしました。

けれど、吸水パンツは裏地が黒で血が全く目立ちません。そして時間内であれば漏れていなければ交換せずそのまま履いて大丈夫なので、目の前で交換する必要もなければ荷物も増えないのです。購入するときはそんなこと全く想像もしていなかったので、なんてうれしい副産物！

長時間変えられない外出時などの問題はこう解決！

生理用品を持たずに外出できることは魅力の一つですが、同じ吸水ショーツの連続使用時間はおおよそ6時間までだったり9時間までだったりの物が多いです。それ以上は衛生の問題で着用できないので変える必要があります。

では、外出時に履き替えないといけないのでは？一体汚れたパンツをどう持ち帰れば良いの？と思っていましたが、吸水ショーツのうれしいところは生理用品と併用可能なところ♪

例えば朝はナプキンを装着して外出し、そのナプキンを変えるタイミングで外して吸水ショーツ単体にする使い方であれば、余計な荷物も持たず、汚れ物を持ち帰る必要もないのです。

それは就寝時にもいえることなので、寝る前までナプキンを付けておいて、ベッドに行く直前に吸水ショーツのみにすれば朝まで基本安心です♪

ただし、夜中にお手洗いに行って一度脱いでから再度着用すると当たり前ですがヒヤっと冷たい感覚はあります。それが嫌な場合はそのタイミングまではナプキンを使用していると良いかもしれません。

洗ってみたら簡単過ぎて驚き！それよりも乾燥に時間がかかる

洗い方も最初は手洗いだけなのかもと想像していましたが、実際は予洗いだけしないといけませんが洗濯機も併用OK！すぐに洗えない場合も、水につけて一旦流しておいておくと血が残らず時間が経っても綺麗に落ちます。予洗いもとても簡単で、プレ洗剤をつけて30度以下の水ですすいでからネットに入れて洗濯機で洗うだけ。

裏地の黒さで血の色が見えないので、お水につけると一気に真っ赤に水が染まって少し驚きます。でもそれを流せばすぐに透明な水になるので予洗いの時間は本当にわずかで拍子抜けするほど。

個人的には家族に洗っているところや汚れ物を見られたくない気持ちが強かったのですが、裏地の黒さと、水ですすぐだけですぐに血が落ちることがわかってからは抵抗がなくなりました。

想像していなかったのは50ccタイプの乾きの遅さ！脱水後に浴室乾燥機で乾かしても全然湿ったままで乾かず、試行錯誤。最終的に行き着いたのが脱水後にタオルで水気をさらにとり、裏返しにして浴室乾燥機で干すスタイル。

これで大体乾くようになったので今では翌日も問題なく使用できるようになりました。

文句なしの快適さに継続決定！買い増したスタメンの数は？

数カ月使用してからはすっかり吸水ショーツの魅力にハマり、追加で購入することに決定！

お試しで最初に購入した3枚を通して、自分に必要な枚数と容量を追加購入しましたが、1枚1500円前後なので最初の出費は予想より少し多め。それでも1年は買い替えなくて良いことと、快適に過ごせる時間、そしてエコへの観点からも含めて、魅力的な商品だなと思ったので全く迷うことなく必要経費として考え購入しました。

また、災害時にも便利だなと感じたので今後はキッズサイズも含めて防災用にストックもしたいと思います。コロナ禍や震災の時はナプキンが店頭で購入できなくなったこともあったので、家に吸水ショーツがあれば凄く心強いです。

まだまだこれから新しい魅力や、買い替え時に何か気付くことがあるかもしれませんが、それらも含めて楽しみながら快適な生理期間を過ごしてみたいと思います。