めったに出来ないことですが、長女と二人きりでお出かけします。

我が家は小2の娘と年少の息子がいます。息子は超甘えん坊なので常に私にベッタリです。普段は家族全員でお出かけすることが多いですが、私はほとんど息子の世話で大忙しです。なので年に何回か娘と二人でお出かけをしています。

「わからない」ことは予想の上で、現代アートを観に行きました。

これまで、博物館や展覧会などの中から、子供にも比較的分かりやすい内容のものを選んで行っていました。

ですが今回は娘も少し大きくなってきて新しい刺激を受けてみたらどうだろう?という気持ちと、私自身が最近疲れていたので(笑)、頭空っぽにして何かを感じたいという思いから、現代アートを観に行くことにしました。

六本木ヒルズ53階、森美術館へ。

森美術館は入り口までの道のりからしてワクワク感があり、不思議と展示に没頭できるので昔から好きですが、子どもと来るのは初めてでした。

今回は「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」という、現代アートを広い領域で感じるために8つの教科で紹介する企画展に行きました。

現代アートは「わからない」ことが沢山!でもそれがおもしろい!

西洋絵画など、普通の展覧会の場合、子どもに何か尋ねられても大体教えてあげられると思います。わからなくても、解説を読めば大体はわかります。が、現代アートは解説までもアートのこともあり、読むことで一層謎が深まることも。

でもそれがいいんです。「なんだろうね?」「〇〇みたいだね?」「なんだかキレイ」「ふしぎだね〜」「???」ってフワフワした頭になってみると、子どもと同じ目線に近づけたような気もします。

うちの娘は割と変わったものが好きなので、見た目や演出が不気味なものも興味津々のようでした。

広々とした展示スペース。撮影可能な作品も。

作家名・作品名:宮島達男《Innumerable Life/Buddha CCIƆƆ-01》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際」ライセンスの下で許諾されています。

作品の間隔はゆったりしていて、空いていればもう一度見たくなった作品まで戻るなど会場内を自由に歩けます。

インスタレーションの作品なんかは、時間ごとに作品が変化することもあるので、「あっ、変わってる!」と発見して何度も見るのもまた楽しいです。

撮影可能な作品もあり、家に帰ってから写真を見て「これ結局何だろうね」って振り返ったりしています。
(撮影に関する注意事項を必ずご確認ください)

わからないことに触れる意味。

一見何を表現しているのかわからない。想像できるものもあれば、解説を読んでもさっぱりわからないものもある。でも自分が思いもしなかったことを考えて、表現した人がいる。

娘には「こういうことを考えている人がいるんだ〜って想像するのが、アートの面白いところの一つ」と教えました。

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C.Kさん

父、母、娘(小3)、息子(保育園年長)の4人家族です。デザイナーの母は手作り大好き!おもちゃや洋服など子どものグッズなど、楽しみながら作っています。元々インドア派だったけど現在はアクティブ派!スポーツやお出かけ情報も発信できたらいいなと思ってます。

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