/ 2024.08.11

「途中下車」とは?

もうすぐお盆期間となりますね。このお盆の長期休み中に、帰省や旅行で新幹線を利用する人もいるのではないでしょうか。

ところで、新幹線に乗るときに必要な切符で途中下車できることをご存知でしょうか?もう少し詳しくお話しすると、新幹線に乗る際に必要な切符は「特急券」と「乗車券」になります。この「乗車券」の方を使って、目的の駅に行くまでの間に、途中下車することができるのです。

「途中下車」とは目的の駅の手前で降りて、また同じ駅から乗ることとJR東日本は定義しています。(注:必ずしも特急券は必要ないです)ただしこの「途中下車」、必ずしもどの乗車券でもできるわけではないようで、条件があるそうです。

片道101km以上必要!?

すべての「乗車券」で途中下車ができるわけではなく、基本的には片道101km以上の乗車券なら途中下車できると思っておいてもらえれば良いようです。またこの場合、乗車券に「下車前途無効」の表記がないようです。

いくつか例外もあります

その他にもいくつか例外があるようで、以下体験談を交えてお伝えしていきますね。

今年のゴールデンウイークに友人がわが家の住んでいる横浜市に遊びにきてくれました。帰る際に「東京駅→白石蔵王駅※」の特急券と「横浜市内→白石蔵王駅」の乗車券を購入しました。
※白石蔵王駅は宮城県にあります

こちらが「東京駅→白石蔵王駅」の特急券。

こちらが「横浜市内→白石蔵王駅」の乗車券。

横浜市内の市内とは、どこから測ってかの正確な場所は分かりませんが、横浜市内で1番降車駅から近い場所から測ったとしても、白石蔵王駅まではゆうに101km超えています。余談ですが、有効期限も5月5日から5月7日までと3日間あるようでした。

実は友人と一緒に、帰宅途中の「東京駅」で途中下車して、以前ブログで書いた東京駅前の「ヤンマーお米ミュージアム」に行くことを企んでいたので、この方法を見つけて実行しようと思ったのです。

通常通りに横浜市内の最寄駅から東京駅までの乗車券を買って、東京駅で一旦降りて観光。その後、東京駅で新幹線の特急券と乗車券を改めて購入するのは面倒だし、料金もお得では?と思ったからです。

以下、乗車券の料金
↓↓↓
横浜市内→白石蔵王 5,720円
東京駅→白石蔵王駅 5,500円

差額は220円です。横浜市内の最寄駅から東京駅まで料金は220円以上かかるので、やはりお得でした!

途中下車できる駅とできない駅がある?

実際に「特急券」と「乗車券」を購入しましたが、東京駅で自動改札機に乗車券を入れたら返ってこないのでは?とかなり不安だったので、購入後、JR東日本の駅員に切符を見せて確認してもらいました。

駅員「どこで途中下車しますか?」
友人「東京駅です」
駅員「それなら途中下車できるので、乗車券だけ入れて、出てきた切符を受け取ってください」

東京駅なら途中下車できるけれど、できない駅もあるような言い方だったので、あとで調べてみることにしました。

「表面表示の都区市内各駅下車前途無効」とは?

気になるのは乗車券に記載されているこの内容「表面表示の都区市内各駅下車前途無効」。これは発着駅内の都区市内では途中下車できないという意味のようです。

友人の切符は出発駅が横浜市内だったため、横浜市内の駅では途中下車できないという意味だったようです。

途中下車制度を利用して、快適に旅行してみませんか?

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ママとこどものおくすりやさん

◆薬剤師ママ
◆私 主人7歳と4歳の娘 の4人家族
◆横浜市在住
調剤薬局併設のドラッグストアに勤務し、地域医療に貢献中!薬剤師の資格を活かした医療ネタや娘との日々の生活、クレイフラワーの習い事について書いていきたいと思います♪

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