実りの秋です。秋の味覚がおいしいのはもちろん、スポーツや芸術鑑賞、読書、アウトドアなど…心身の充実にもいい季節ですね。今回はハロウィーンにちなんで、かぼちゃを丸ごと食べられる、グラタンのレシピをお届けします。
ハロウィーンの食卓に
今年もハロウィーンの季節がやってきましたね!日本では「仮装して、お菓子をもらうパーティー」のようになっていますが、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊を払う西洋の行事。11月1日の万聖節(All Hallows)の前夜「All Hallows’Eve」を短縮して、「ハロウィーン」と呼ばれるようになったそうです。
そんなハロウィーンにちなんだ料理を…ということで、今回はかぼちゃを贅沢に使った「かぼちゃグラタンレシピ」をお届けいたします。ほくほくで、皮までおいしいグラタンです。
かぼちゃグラタンレシピ
- 材料2~4人分
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- かぼちゃ
- 1/2カット
- ベーコン(短冊切りにする)
- 40g
- タマネギ(スライスする)
- 1/2個
- パプリカ(1cm角にカット)
- 1/2個
- 小麦粉
- 大さじ1.5
- バター
- 15g
- 牛乳
- 150cc
- 塩
- 少々
- こしょう
- 少々
- コンソメ顆粒
- 小さじ1弱
- ピザ用チーズ
- 好きなだけ
※坊ちゃんカボチャが手に入れば、坊ちゃんカボチャを1つ丸ごと使っても作れます。※ベーコンの代わりに、ハムやソーセージを使ってもOK ※パプリカの代わりに、コーンやキノコ類や冷蔵庫にある野菜でもOK
- 作り方
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- STEP1
- かぼちゃを水洗いしてスプーンで種をくり抜き、カボチャが立つように底の皮の部分を少しだけカットする。水気を残したままラップに包んで、600Wの電子レンジに4分半かける
- STEP2
- ベーコン、タマネギ、パプリカに小麦粉をまぶしておく
- STEP3
- フライパンにバターを溶かし、2を炒め、しんなりしてきたら牛乳、塩、こしょう、コンソメを加え、とろみがつくまで混ぜる
- STEP4
- 1のかぼちゃに3の具材を詰めて、ピザ用チーズをのせ、250℃に予熱したオーブンで、こんがり焼き色がつくまで約10分焼く(焼き時間はオーブンの機種によって異なりますので、様子を見ながら調整してください)
「こうしなきゃ!」を捨てる
私のレシピは「きっちり」ではなく、かなり「ざっくり」したものが多いです。分量に「適量」とか「好きなだけ」をよく使ってしまいます(笑)。でも、それでいいと思うのです。味の濃さや好みは人それぞれ。ですので、食べる人の好みに合わせて、分量を変えればいいと思うのです。
例えば、今回のレシピの中の「ピザ用チーズ」の欄にも、「好きなだけ」が登場します。私はチーズたっぷり派ですが、友人はチーズ少な目派です。使う具材も自由でよいと思うのです。レシピの注釈にも入れましたが、好きな具材を好きな組み合わせで入れて作った方が絶対においしいに決まっています(「そもそもパプリカなんて家には存在しない」と、ある友人から言われました)。
「ああしなきゃ」「こうしなきゃ」と考えながら料理をするのって、肩が凝ります。料理はもっと自由でワクワクするものです。
「なんや!こんなに簡単やったんや!」「料理って意外と楽しいやん!」「自分で作るっておいしいなぁ。うれしいなぁ。」今まで気付かなかった気持ちに、気付くヒントをこれからもお届けできれば、うれしいです。