もうすぐ6月も終わり。夏の休暇旅行まであと1カ月…とうママもいるのでは?子どもと一緒の旅行は楽しみな反面、心配事もチラホラ。そこで、All About旅行ガイドの古屋江美子さんに「夏の子連れ旅行」成功テクについて教えてもらいました。

教えてくれたのは

古屋江美子さん(All About「旅行」ガイド)

ライター。旅行やグルメを中心にWebや雑誌など様々な媒体で活躍。これまでに訪れた国は約40カ国。出産後は育児ジャンルにも活動の場を広げ、出身地である山梨県の「やまなし大使」としても様々な情報を発信中。>All About

安く済ませたい! お得な予約法は?

やっぱり、LCCはお得?

航空券は早く買うほどお得。JALの「先特割引」やANAの「旅割」といった早期割引運賃があります。LCCも選択肢のひとつですが、繁忙期ほど運賃が高くなるので、あまり差がないことも。

また、LCCは国内旅行でも2歳児から大人と同料金がかかることにも注意が必要です。ホテルだけを予約するなら、「最低価格保証」を掲げる公式サイトからの予約がお得。公式サイトからの予約特典を設けている宿もあります。

注目は自由度が高い「ダイナミックパッケージ」

飛行機とホテルを一緒にとるなら「ダイナミックパッケージ」がおすすめ。フライト時間や宿泊先を自由に組み合わせられるので、パッケージツアーより自由度が高く、小さな子連れでもムリのないスケジュールが立てられます。

料金は出発日やフライト時間によって変動しますが、飛行機と宿を別に予約するよりお得。「トラベルコ」のようなダイナミックパッケージの比較サービスを使えば、複数サイトの商品を比べるのも簡単です。

キャンセル待ちは、21日前くらいが狙い目

可能であれば、お盆前後のピークをずらすと、予約もとりやすく、旅費もおさえられます。キャンセル待ちを狙う場合、国内旅行のツアーは20日前からキャンセル料が発生するものが多いので、21日前くらいが狙い目。

ホテル単体の場合、3日前からキャンセル料がかかるところが多いので、3~4日前に再度チェックしてみるととれることもあります。

子連れ旅行で気を付けたいことは?

子連れ旅行は、余裕をもったスケジュールにするのがポイント。子どもが小さいうちは、プールや温泉などの施設や体験プログラムの充実したホテルや旅館を選び、滞在型のスタイルにしてもいいでしょう。

滞在型の旅はお昼寝の時間も確保しやすく、子どもの負担も少なくてすみます。子ども用のアメニティやベビーベッドの貸し出しなど、ファミリーにうれしいサービスが充実している宿も多いので、そのあたりもチェックしておくと安心です。

赤ちゃん・幼児連れの持ち物チェックリストをまとめましたので、参考にしてみてください。

持ち物チェックリスト

<お泊り・おでかけグッズ>

<夏の旅行にあるといいもの>

準備を万端にしておけば、旅はより快適になります。家族で楽しい夏の思い出をたくさんつくりたいですね。