「炭酸さえ抜けなければ、1.5Lの方を買うのにー!」と、しぶしぶ500mlペットボトルの炭酸飲料を買ったことがあるのは、私だけじゃないはず。今回、ダイソーの炭酸抜け防止グッズが効果があるのか、類似品と比べながら確かめてみました。

index目次

ダイソー「炭酸を逃がしま栓」

ついに、108円で炭酸抜け防止グッズが出ました。ダジャレがインパクト絶大です!

ダイソー「炭酸を逃がしま栓」108円

使い方は簡単!

  1. ペットボトルの通常のキャップの代わりに、「炭酸を逃がしま栓」のキャップをしめる
  2. その上にパイプのようなものを立て、さらにポンプ部分をセット
  3. あとはひたすら、自転車の空気入れのように、上下に動かすだけ!

貝印「炭酸 ペットボトルキャップ」との違いは?

こちらは、スーパーで購入した貝印というメーカーの「炭酸ペットボトルキャップ」。Amazonや楽天などのネットにも売っていました。ダイソーと比べて、効果や使い勝手に違いはあるのでしょうか?

貝印「炭酸 ペットボトルキャップ(Daily Plus DH-2706)」約400円

ダイソーと貝印の商品、ここが違う

まず違いをチェックしていきましょう。使い方はほとんど同じです。

違い【その1】

冷蔵庫に保存する際 、貝印(左)はポンプを差し込んだまま。対して、ダイソー(右)はポンプを外す。これは効果に差が出るのでしょうか?

違い【その2】

見てわかる通り、キャップの形が違います。

貝印(左)は手になじむ形なので、キャップをきつく閉めやすいです。ダイソー(右)は多少手が痛い形状ですが、かといって買うのが嫌になるほどではありません。また、ポンプを手で押す部分の形も違いますが、これは使いやすさにはまったく差はありませんでした。

違い【その3】

押すときの安定感が格段と違います!ダイソーのもの(右)は、キャップからポンプまでの距離が長い。
対して貝印(左)は、ポンプ部分がペットボトル内に収まっている形状なので、キャップからポンプまでが短い。

違い【その4】

貝印(左)はダイソー(右)より、空気がしっかり入ります。なので、シュッシュと押す回数が少なく済みます。大きな違いは4つありましたが、使いやすさは明らかに貝印(左)の方が優れていました。なお、洗いやすさには差はありませんでした。

ここまで、ダイソー「炭酸を逃がしま栓」と貝印「炭酸 ペットボトルキャップ」の違いを書いてきましたが、使い勝手の差は多少ありますが、効果に明確な差はありませんでした(意外!)

ダイソー「炭酸を逃がしま栓」効果持続時間を検証

ではクライマックス!ダイソー「炭酸を逃がしま栓」を使ったらどれくらいの効果があるのか、検証します。

実験

500mlペットボトルを使い、「炭酸を逃がしま栓」を①使用時 ②不使用時の違いを、開栓後数時間おきに飲んで検証してみました。

6時間後

12時間後

18時間後

24時間後

36時間後

「炭酸を逃がしま栓」使用時は、開栓後12時間は超フレッシュ状態をキープ

1.5Lでもやってみた!

1.5Lペットボトルの方が、どんどん炭酸が抜けていく気がします。また、シュッシュする回数が50回くらいと多く、とにかく疲れる…。8時間後に飲んでみたら、何もしていないのと同じくらい、炭酸が抜けていました。50回じゃまだまだ足りないのかな?正直、このときは貝印の方が空気が入りやすくて(押す回数が少なくて済むので)便利です。

まとめ

感想

意外と「超フレッシュ状態」が思ったより短い!丸1日くらい開けたての味が続くのかな~、なんて勝手に期待していただけに、ちょっと残念です。

そして、本命の1.5Lに使うのは結構大変だということがわかりました。ただ昔ながらの都市伝説「ペットボトルをつぶして保存すると炭酸が抜けない」よりは、ずっとずっとおいしさ長持ちですよ!