言いたくないけれどつい言っちゃう「早く!」の言葉。「早く!」より効果がある、子どもが自分から行動するとっておきの方法を、読者ママに教えてもらいました。発達心理学の専門家・岡本依子さんからのアドバイスも参考にしてくださいね。

アドバイスは

岡本依子さん( 立正大学准教授 )

社会福祉学部子ども教育福祉学科で、保育者養成に携わる。専門は発達心理学。特に、親子コミュニケーションや子育て支援・地域子育てなどについて研究している。

できたら○○!

ゲーム化する

演じる!

褒める!

時間を意識させる

“その言葉、ちょっと待って!”

「鬼が出るよ」

架空の存在を意識することで誰も見ていなくても悪いことをしなくなる、という面ではいいと思います。ただ脅すように使うのはよくありません。怖い鬼より、いいことをしたときも見ていてくれるような存在を示すほうが、いいのでは?

「○○しないとママ悲しいな」

ママの気持ちを伝えることで、子どもは、ママにも感情があると気付き、共感性が高まります。とはいえ、子どもはママを喜ばせるために生きているわけではありません。そればかりを言いすぎず、ほどほどにしましょう。

※この記事は、2018年9月発行の「ぎゅって10月号」に掲載した記事を再編集したものです