梅雨の季節。湿度が上がり、ジメジメしてきましたね。そんな中、育児に家事に仕事に…お疲れ様です。ところで、この季節、「おむつのニオイ」気になりませんか?普段の掃除で活躍するアレで、おむつのいや~なニオイを軽減する方法を紹介します。
index目次
おむつのニオイ問題
子どもが生まれて、おむつを使う生活で思うこと。それは…
おむつって、こんなに臭うの!?
湿度・温度が高くなるにつれて、そのニオイはますます威力を発揮してきます。おむつ専用のゴミ箱にしても、臭うときは臭う。消臭効果の高いおむつ用ビニール袋を毎回使うには、価格が気になる。そこで、家庭でも掃除に使っている、アレでニオイ軽減策を試してみました。
ずばり、重曹です!
そうです、消臭効果のある重曹を入れることで、ニオイを抑える作戦です。
ニオイ軽減策の方法
- ウンチの場合は、できるだけトイレに流し、ウンチがついていたところに、直接重曹を振りかける
- おむつを丸めて、ビニール袋へ。そして、そのビニール袋にも重曹を入れ、しっかり口を縛る
- ウンチの場合は、さらにビニール袋に入れて二重にし、しっかり口を縛る
- ゴミ箱に、あらかじめ大きいビニール袋(ゴミ袋)をかけておき、その中へ捨てる。さらに、その上から重曹を振りかける
ポイントとわが家の工夫
【1】重曹の量
各工程で、小さじ1から大さじ1くらい。正直、適当でOKです。かけすぎても問題ありません。
【2】重曹を入れる容器
口の大きな入れ物に入れて置くと、振りかけるときに量を調整しやすいです。
この容器は、フタを開けるとピタッと止まるので、重曹を出す際にとっても便利です。口が大きいので、詰め替えも楽ちん。また、容器が透明なので、一目で残量が確認できます。容器の中に、計量スプーンなどを入れておけば、アクションもスムーズですよ。
【3】ゴミ箱はフタつき
わが家はおむつ用ゴミ箱を購入せず、フタつきのゴミ箱を使用しています。昔から、「臭いものにはフタをしろ」なんて言われますが、本当にその通り。フタがあるのとないのとでは大違いです。ゴミ箱の中にも重曹を忍ばせておくと、さらにニオイが軽減されます。
【4】重曹を置いておく場所
動線を考慮して、ゴミ箱の横とトイレに、それぞれ置いておくと良いでしょう。
ニオイ軽減のしくみ
ウンチのニオイの元は「酸性臭」。重曹は「炭酸水素ナトリウム」という「弱アルカリ性」。つまり、酸性にアルカリ性を加えることで、中和されて消臭される、という訳です。
ところで、おしっこのニオイの元は「アルカリ臭」。そうなんです、実はおしっこ臭には、重曹はあまり効果がありません。おしっこの臭いが気になる人は、「クエン酸」を使ってみてください。これも、重曹と同様、気になるところに振りかけるだけ。
やってみた感想
臭気測定をしたわけではないので、完全に個人の感想になってしまいますが、
消臭効果は…あります!
完全にニオイが消えるわけではありませんが、この方法で一番効果を実感したのは、梅雨から夏にかけてのこの季節。湿度や温度が高くなると、どうしてもニオイが強くなってしまいますが、この消臭対策を実施してから、
何でもっと早くからやらなかったんだろう…
と思うほど(笑)。しかも、安価&手軽にできる消臭対策としては、申し分ないと思います。掃除でも使う、重曹やクエン酸を上手く活用して、おむつのいや~なニオイ軽減!
簡単なので、すぐ取り組めるのがうれしいところ。おむつのニオイが気になっている人は、この季節からトライしてみてくださいね。