「よもぎ蒸し」を知っていますか?韓国では、アカスリやコルギと同じくらい有名な、美容メニューのひとつです。日本でも最近では、よもぎ蒸し専用サロンも増えてきましたね。そんな気になる、よもぎ蒸しを体験してきました!

よもぎ蒸しとは?

「よもぎ蒸し」は、実は韓国では600年前から伝わる伝統的な民間療法で、産後によもぎ蒸しをすると「産後の肥立ちが良い」ということで、各家庭で行われていたそうです。

日本でも「よもぎ」は古来から薬草として、傷の治療や飲み薬にも使われていて、「よもぎは体に良い」と知識として刷り込まれているような気がします。

よもぎ蒸しの方法は?

よもぎ蒸しは、厚手のマントで体をすっぽり隠し、座面に穴の開いた専用の椅子に座ります。よもぎの葉を鍋で煮立たせ、その蒸気を女性の陰部に直接当てることで、体全体が温まり、蒸し風呂やサウナに入っているような状態に。

よもぎの天然の薬草成分が、会陰から体の内部の皮膚に吸収することで、「冷え性や不妊、生理痛などの婦人科系の疾患に効果があるのでは」と言われています。

鍋で煮立ったよもぎの葉
座面に穴の開いた専用の椅子

期待できる効能

※効能には個人差があります。また、サロンによって効能が異なるので、直接サロンにご確認ください

よもぎ蒸しに初挑戦!

生理不順でいつも薬が手放せないくらい生理痛がきつい私ですが、「そんな状況を少しでも改善したい!」と思い、よもぎ蒸しを初体験してみました。まず、よもぎ蒸し用のガウンを着るため、真っ裸になるのですが、その時点でドキドキ(照)。

手元には水分補給用の水。よもぎ蒸し中は、汗がダラダラ出てくるそうなので、水分は飲めるだけ飲んで、体中のありとあらゆる老廃物をデトックスしておきたいところ。そして、いよいよスタート!自分の好きな雑誌を読みながら、のんびりと自分の時間を楽しみます。

この日は小雨が降っていてとても寒い日だったので、よもぎ蒸しの蒸気が下半身にあたって、じんわりと体が温められていくことがわかります。冷えていた足先も、だんだんとポカポカしてきて、じわじわと汗をかいてきました。ほんのり漂う、よもぎの香りもいい匂い。

途中で椅子の上であぐらをかいてみたり、体育座りをしてみたり、自分の気持ちのよい体勢にいろいろ変えてみました。

開始30分くらい経ったでしょうか。この頃から、汗なのかよもぎの蒸気なのか、ポタポタと何かが体から、したたり落ちていきます…。

つま先から頭のてっぺんまで、体全体がまんべんなく温まっているからなのか、ほっぺもピンク色に染まり、まるでお風呂上がりのよう。

でも、体の表面だけでなく、膣(ちつ)から入った蒸気のおかげで、お腹の中から熱い感覚があります。お風呂上がりに似ているけども、体の深部が温まっているような、なんとも言えない不思議な感覚がありました。

よもぎ蒸しの感想

よもぎ蒸しの効果は、人によってさまざまだとは思いますが、私の場合はこの1週間後にやってきた生理痛が、びっくりするくらい軽かったのです!生理不順はいつも通りでしたが、生理痛が緩和されていました。これはやっぱりよもぎ蒸し効果でしょうか!?

サロンのスタッフが言うには、2回目以降は緊張もなくなって、開始10分くらいで汗がダラダラに出るようになるそうです。普段は、こんなに汗をかくこともないので、すごくスッキリ!

体の中から老廃物がたくさん出ていったと思うと、体が軽くなり、心なしか肌にもツヤが出てきたような…。すぐに「また、よもぎ蒸しをやりたい~!」と思いました。

まとめ

よもぎ蒸し体験は、皆さんにもぜひ試してみてほしいです!よもぎ蒸しは、サロンによって異なりますが、大体60分3000円~で体験できます。まだ肌寒い時期なので、身体をポカポカ温めるだけでも気持ちいいですよ。