麹で作る甘酒は“飲む点滴”と言われるほど栄養価が高いそうです。そんな甘酒がお家にある炊飯器でほったらかしでできるんです!しかもそのまま飲むだけでなくスイーツなどにアレンジ自在!砂糖代わりにお料理にも使えますよ。

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まずは甘酒を作ってみましょう

材料
もち米
2合
うるち米
2合
米こうじ
450g

上記が炊飯器で作りやすい量です。今回4合のお米を半分もち米、半分うるち米にしていますが、全量もち米や全量うるち米でも作ます。もち米だけだとすごく甘く、うるち米だけで作るとあっさりした仕上がりになります。

私は半量発芽玄米で作るのがお気に入りです。栄養価が一層高くなりそう!と欲張っているのです(笑)

作り方
所要時間9~11時間
STEP1
お米類をとぎ、5合分の水で普通に炊飯する。
STEP2
炊き上がったらボールなどに移し、全体的に温度が70℃くらいになるよう冷ます。
  
STEP3
冷めたら2に米こうじを入れてよくかき混ぜ、炊飯器にもどして炊飯器の「保温」状態でときどき混ぜながら8~10時間ほどおいて出来上がりです。

麹(こうじ)の活動を活発にする50~60℃の温度を保つには炊飯器のふたはせずに、布巾をかぶせておくといいですよ。

麹を混ぜたところ(写真は発芽玄米を使用しています)
9時間ほどたったところ。完成!

甘酒アレンジ1 かき氷に

できがった甘酒を牛乳や豆乳でのばし、かき氷のシロップ代わりに使うのもおすすめです。トッピングはフルーツなどでも美味しいけれど甘納豆で和風にするのが我が家で人気の食べ方です。

甘酒アレンジ2 甘酒バナナスムージーに

冷凍保存していた甘酒とバナナ、または輪切りにして冷凍しておいたバナナと甘酒を牛乳や豆乳と一緒にミキサーやブレンダーで混ぜ合わせると飲みやすいスムージーに。

甘酒アレンジ3 ゼリーに

牛乳や豆乳で好みの薄さにした200ccの温めた甘酒に5gのゼラチンを混ぜて溶かし、冷蔵庫で冷やし固めます。ゼラチンによって使う前に少量の水でふやかす必要がある場合も。ゼラチンの使い方を確認してくださいね。

甘酒アレンジ4 ジャム代わりに

甘酒を食パンに塗ってトーストしたり、ヨーグルトと合わせたりしても美味しいですよ。

甘酒として飲むときも、トーストに塗るときも、私はジンジャーパウダーとシナモンを振っていただきます。甘酒とショウガの組合せは間違いなし!シナモンも意外と合うのでぜひ試してみてください。

もともと甘酒は夏の季語。昔の人は暑くて体調崩しがちな夏こそ甘酒を生活に取り入れていたんですね!最近になって注目を集める麹の甘酒が炊飯器でほったらかしでできちゃうなんて!と、知ってから季節を問わずときどき仕込んでいます。

ただ、長時間炊飯器を占領してしまい、その間炊飯ができないので、計画的に仕込むことがポイントと言えるかもしれません。