「早く寝かせたいのになかなか…」「どうしたらスムーズに寝てくれるの?」と、子どもの寝かし付けでストレスを感じているママは多いよう。寝かし付けの理想と現実と、読者ママの寝かし付けに関するお悩みへのアドバイスを紹介します。
お話を聞いたのは
- 清水悦子さん( NPO法人赤ちゃんの眠り研究所代表理事 )
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女児を出産後、壮絶な夜泣きとその改善体験をきっかけに保育士資格を取得。2010年から夜泣き専門保育士として夜泣きのサポート活動を始める。2014年任意団体「赤ちゃんの眠り研究所」を設立し、2016年にNPO法人化。著書に「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」(かんき出版)などがある。
寝かし付けにストレスを感じている人は約7割!
寝かし付けにストレスを感じていますか?
「ぎゅって」読者へのアンケート調査によると、約7割のママが子どもの寝かし付けに何らかのストレスを感じている結果となりました。
子どもの就寝時間、理想と現実は?
20時台に寝かしたいと考えるママが多い反面、実際に寝てくれるのは21時台という現実が浮き彫りに。全体的に見ると、理想と現実にだいたい1時間のギャップがあり、今より早く寝かせたいと考えているママが多いようです。
一緒に寝落ち、寝ないと怒っちゃう…ママたちのお悩みにアドバイス!
case.1寝かし付け中に絶対寝落ちしてしまうので、家事を全て終わらせてから寝かそうと思うとどうしても遅くなってしまいます。(東京都/34歳)
子どもは寝る時間が遅くなると、遅く寝ることに慣れてより寝なくなります。家事より寝かし付けを優先してほしいですね。家事は朝にして、一緒に寝落ちするなど覚悟を決めてしまうと、ママの気持ちも楽になるのでは。
case.2寝られなくて、結局布団の中で長い時間ゴロゴロしています。もっと遅い時間に就寝してもいいのでしょうか?(千葉県/33歳)
子どもにとっては、ゴロゴロする時間が寝付くまでのプロセス。遅い時間に布団に入っても、結局ゴロゴロして寝る時間が遅くなるだけです。仕方ないと割り切って付き合ってあげてください。
case.3寝ないとつい怒鳴って叱りつけてしまいます。寝る前なのに子どもを悲しい気持ちにさせてしまったと毎回反省しますが、なかなか優しくできません…。(埼玉県/35歳)
怒鳴っても子どもは早く寝てくれません。むしろ安眠には逆効果かも。怒る前にその場を離れ、心を落ち着けましょう。「お布団にゴロンして目をつむっていられるならママも隣にいるね」と約束するのもいいでしょう。
case.4大泣きしたり暴れたりしないとなかなか寝ません。 あまりにも寝ぐずりが激しいので、こちらもイライラしてしまいます。(神奈川県/36歳)
寝ぐずりしないと寝られない子、寝る準備ができていないのに寝かされてぐずる子の、2通りが考えられます。寝る1時間前から照明を抑えてゆったりと過ごさせましょう。
この続きはフリーマガジン「ぎゅって」10月号で
ぎゅって10月号では、読者ママの寝かし付け時短テクニックや、寝かし付けの具体的なポイントを紹介しています。誌面でチェックしてみてね。