かして!いやだ!3歳児の物の取りあいで驚きの解決策を発見

「かして!」「いやだ!」3歳児の男の子2人が、おもちゃをめぐってやりとりしていました。両者ともに引けなくなり、声はどんどん強く大きくなっていきます。

かーしてー!!!

いやだってばー!!

相手の子も、貸したくないわけではなさそうなのに、あんなに怖い声で言われたら貸しにくいよなぁ…。

そこでわたしは、こう男の子にいいました。

「かわいくお願いしてみたら?」するとどうでしょう。

「かして…?」

優しい声と、精一杯のかわいい表情でお願いしているではありませんか!

おもちゃを貸すつもりがなかった男の子もつい、「いいよ」と。あんなに頑なだったのに、あっさり貸してくれました(笑)。

それでいいんだ…!ちょっとしたことだけど、2人にとってはとても大事なことだったみたい。それにしても、どこでそんな「かわいい顔」を覚えたのかしら…?

よかったよかった。お互い心が柔らかくなれた、やさしいエピソードでした。